東京横浜 弾丸トラベル(荒川編)
投稿日 : 2009年07月19日
1
志茂4丁目、熊野神社の近くから荒川土手に上がり、北上する。
土手から見下ろすと、河川敷では少年野球チームがこぞって練習している。
だがまてよ?
今グラウンドがあるあたりは川の中じゃなかったっけ?
ここも思い出深い場所。
土手の原っぱでショウリョウバッタをつかまえて、バッタのクチから出る黒っぽい液体は醤油だと信じていた。
ショウ油を出すからショウリョウバッタ。
なめたら苦かった。
両親と自転車3台で走っていて、河川敷のゴーカートに目を奪われていたら、両親は気が付かないまま置き去りにされた。
どっちへ向かえばいいのかわからないまま途方にくれて、夕方までうろうろと彷徨った。
ようやく見たことのある景色の場所(志茂小の近く)にたどり着いてホッとした感じは今でも忘れない。
というか、その感触がクセになって、ドイツでも地図を持たずに知らない道へドライブに出かけるようになってしまった。
2
荒川土手を北上した目的地は浮間公園。
この池で、ニボシをくくりつけた凧糸をたらして、ザリガニ釣りとかした。
この池は長方形で、池を境に向こう側は板橋区。
どういうわけか向こう岸で遊んだ記憶がない。
向こう岸に建っているオランダ風の風車は昔からあったようななかったような…
ともかく、ここまで大人の足で自転車をこいでも、走り応えのある距離だった。
子供の足でよくここまで遊びに来たものだと、われながら感心する。
3
今度は南下して、JR京浜東北線の王子駅前。
ここから三ノ輪橋まで都電荒川線に乗り、わたしの本籍地となっている台東区へ向かう。
ここは昔とあまり変わっていない感じ。
駅前のマクドナルドは30年以上前からここにあった。
4
都電の荒川車庫に、古い車両が展示してあった。
わたしが東京に住んでいた頃に現役だった車両は、右の黄色いヤツだと思う。
ビューゲル式の集電装置が特徴だった。
わたしは幼稚園児のときから、ビューゲルとパンタグラフを区別できる乗り物オタクだったのだ。
お、考えてみれば初めてしゃべったドイツ語はBügelということか。
5
三ノ輪橋到着。
じつはまったく懐かしさは感じない。
なにしろ、物心つく前に北区に引越したそうで、2歳ぐらいの頃に自宅前の路地で遊ぶ姿がアルバムに残っているだけだから。
荒川7丁目の停留所は、近所に父の友人宅があって、へべれけに酔った父と乗り降りした記憶がある。
6
三ノ輪橋停留所から自転車をこいで、わたしの本籍に書かれている番地を頼りにやってきた、台東区日本堤。
んー、アルバムの古い写真はこの路地なのかな~。
ともかく、わたしはこのあたりのボロアパートで生まれたらしい。
記憶を呼び覚ます物はないかとうろついてみるが、いたるところでホームレスが寝転がっている。
7
さて、地味な写真が続いたので、ここらで世界的に有名な観光スポット。
浅草寺の雷門。
わたしの本籍地から自転車をこいで約2km。
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