岩木山のミチノクコザクラたん その1
投稿日 : 2014年07月09日
1
往路は順調に北陸道を北上し、新潟から日本海沿岸のフォールド断層(高速道路が断続している区間)へ向かう。
まさに天気予報のとおり、村上からは青空が広がって朝日がまぶしい。
国道7号に下りたところでエリーゼの屋根を開けて、朝のさわやかな空気を堪能しながら走り続ける。
11:00、山形と秋田の県境、右手に鳥海山が見えたところで小休止。
予定より30分少々早いが、ツーリングマップルに掲載されている「マサ苑」に寄る。
2
店の外壁に直接ペンキで書かれた「レモン辛しラーメン」なるものが気になる。
ラーメンにレモン?
合うのだろうか…
いつでもはがせる張り紙じゃなく、壁に直接書いちゃうぐらいだから、きっと自信作メニューに違いない。
3
注文してみると、輪切りのレモンが3枚乗って、絞り用のレモンも添えられている。
スープは天津飯の餡のとろみを薄めて、唐辛子を入れた感じでパンチが効いてる。
野菜はざくざくと大きく刻んだタマネギ、ピーマン、パプリカで、酢豚のような組み合わせ。
このほかに細かく刻んで炒めた豚バラ肉が入ってる。
酢豚だと温めた酢の発酵臭が鼻をついてちょっと苦手なんだけど、レモン汁のおかげでさわやかな酸味だ。
これはなかなか良いかも。
酢豚もレモン汁で酸味を付けたら好きになれるかな。
腹がふくれたところで北上を再開。
4
能代から内陸に入り、東北道の大鰐弘前ICでフォールドアウト。
弘前市内のホテルにチェックインしたのは15:00ごろだった。
翌朝は6:30にホテルを出発して岩木山スカイラインへと向かったら、着くのが少々早すぎた。
独走態勢で気持ちよく駆け上がるために一番乗りを目指したものの、営業時間の50分も前に入り口についてしまった。
5
岩木山スカイラインは69個の180度ターンを短い直線で繋ぎ、9.8kmで標高差800mを一気に駆け上がる。
2速ホールドで吼えるエリーゼ。
しかし、アスファルトは粗くて路肩も狭いので無理は禁物。
スキール音を立てずにザザザッとフロントが滑る。
(写真は下りで撮影)
6
8:15、8合目の駐車場にエリーゼをデポして西側斜面の登山道、嶽ルート(だけルート)を歩き始める。
7
8合目からちょっぴり登って楽々ピークハント…のつもりが甘かった。
登り始めるとクマザサと背の低いダケカンバが茂っていて景色はほとんど見えない。
足下は岩がゴロゴロとしていて不規則な歩幅を強いられる上、時々ダケカンバの枝で頭を打つので頭上にも気をつけなければならない。
久しぶりの山登りで、こんな歩きにくい道だとあっという間に体力を消耗してしまう。
8
8:50、青息吐息で9合目、雪が残る鳥ノ海火口に到着。
ここで10分ほど休憩。
視界が開けて、涼しい風も吹き渡り、少し気持ちが軽くなる。
前日にオープン走行で日焼けした腕を保護しつつ、体を冷やしすぎないように長袖を着込んで歩き出す。
その2に続く
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