自動車評論家への引退勧告

またもや久しぶりの更新になってしまった・・・（汗
年末になるといろいろ忙しくて。

さて明日１９日に「まちがいだらけの自転車えらび　２０１２年度版」が発売されるようです。今回は２０１１年度版で言い忘れたことがあったので追記の意味で書いておきましょう。
巻頭コラム　７章　自動車ジャーナリズム　「もっと車の歴史に目を向け、面白さをつたえてほしい」（徳大寺談）について。
この間違いだらけは十数年の歴史のあるシリーズなんだが、人気となった理由は他ではできないような厳しい辛辣な批評をするという点が当時画期的だったからだと思う。あれから様々な分野で「間違いだらけの～」と題された批評本が世の中に数多く出回ったという点では社会的な影響力があったのかなとも思った（過去形）。しかし時を経ていま考えると社会的な影響力は全くなかったということがよくわかる。まずこの「面白さを伝えてほしい」は一体だれにむけて言っているのか。つまり情報を発信する評論家はどの層どんな人達に向けて発言するべきなのかということである。とにかく評論家の言うことは未だに車趣味の層に向けての情報発信してしかいないのだから自動車業界を震わす提言など出来るはずもない。前にも言ったけど車趣味人間はもとより、興味もない人も”そうだったのか！”と覚醒できるような提言がほしい。
カービューやみんカラ　自動車雑誌上での発言なんて車趣味人しか見てないよ。
もっと違うフィールドにおりて興味のない人達に向けて言ってかないと。


続きは２０１２年度版を読んでから　以上。