今年(2022年)4月に東日エアトルクサービスへ行く途中で、見かけた棄てられたレア車。
まるで廃墟ジオラマのような美しい光景。外装部品も盗まれていないようだ。(これからも皆さん盗まないでください。)ディーゼル車だとしたら、石原(無責任)都知事様のディーゼル規制に殺(や)られたのかもしれない。
このサビサビの外装の感じを残して、機関・機能部のみガッツリ修理して復活させたらカッコ良さそうだ。
1981~2年の自動車ガイドブックを見ると、ガソリン仕様とディーゼル仕様があったようだ。
リアクォーターガラスがトップの方まで回り込んでいるところが特徴的。リアハッチのガラス部分に傾斜が付けられているので、バンのくせに荷室を増やそうという意思が感じられない。でもわざわざこの車を選ぶ人にはこれでよいのだろう。
ディーゼル仕様は2000ccで65hp、ガソリン仕様は1800ccで96hpなので、フローリアンとほぼ同じくらい。ディーゼル仕様がマニュアルなのは賢明な組み合わせ。
当時もめったに見かけなかったと思う。
現代の感覚だとスカイラインのイメージを下げるという経営判断になるのだろう。
しかし、まだまだ新自由主義とか自己責任とかつまらないことが幅を利かせていない時代の、無駄と遊び心を許容できる余裕のある古き良き楽しかった国民の産物。
あ~あ、まさかここまでこの国が没落するとはおもいもよらなかったよ。「何とかしろよ!」上のほうで遊んでいる連中。
Posted at 2022/08/08 01:52:52 | |
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出先で撮った車の写真 | 日記