キャリパープレート 作成

ブレーキのオシャレって様々な表現方法があると思いますが…本物のブレーキ入れるってのが一番確実なチューニングカスタムだと思いますが　めっちゃコストかかりますよね😅
なので今回は自分なりにあまりお金かけずにキャリパーの少し見栄えアップのカスタムをやってみましたので見てやって下さいm(_ _)m

自分は今回キャリパーカバーではなく　高級外車とかの純正キャリパーに付いてる「キャリパープレート 」をイメージして似たような物を作ってみました。
まずはサランラップをなるべくシワなく伸ばしながらサインペンで大きさの型取りをします。
※車庫内にて画像暗くてスミマセン(^_^;)

ざっくり型取りしたサランラップを厚さ2ミリのアクリル板に重ねて転写します。
ラインはガタガタですが　この後ラインより大きめにカットしてヤスリで形を整えていくのでこんな感じでOKです。
ちなみに　このアクリル板は耐熱温度80°と書いてありましたが自分がアイロン等で検証した結果80°どころでない耐熱性があり　街乗り軽自動車レベルのブレーキ熱で溶ける事はないと判断したので加工のしやすさも考慮してこの材料で作りました。
万一走行中に外れた時に自分のホイールや後続車に大きなダメージ入るのを避けるのも理由の一つです。

カットやざっくり削るのにルーターを使い　削るのにはペンサンダーや手作業用のヤスリやペーパーを使用しました。
フェイクボルトの為の穴は電動ドリルではなくピンバイスで開けました。
削り途中で何度か現車合わせして形を整えていき　納得なレベルまで出来たら次は塗装です。

キャリパー本体はだいぶ前に赤く塗装しましたが　画像の塗料を使ったので　今回のキャリパープレートも同じ塗料で塗装しました。
表面を1000番→サフなし→ミッチャクロン→画像塗料の流れです。

赤塗装が乾燥したら　以前も投稿した水転写デカールでSUZUKIのロゴを入れ　ピンバイスで穴あけした場所に裏側からはみ出さないようにルーターでカットしたネジを飾りのフェイクボルトとして差し込み　裏側からゼリー状瞬間接着剤で固定してます。板に接着…というよりネジごと裏側からパテ固定のイメージなのでゼリー状の瞬間接着剤です。
瞬間接着剤乾燥後に瞬着による白化がないか？チェックしてからウレタンクリアでコーティング。このウレタンは塗装保護目的は当然ですがネジの外れを表側からも防止したかったのもあり　ネジ取り付け後にネジごとウレタンクリアしてます。

今回のプレート 作成は　前に整備手帳に投稿した「ステッカーをエンブレム化」に作業内容は似てますが　大きく違うポイントを書いておきます。
ステッカーエンブレムの時は長方形にアクリル板をカットすればよかった話しなので板の整形の難易度は低いですが　今回はサランラップ型取りからラインガタガタの状態から形を整えていく作業なので整形の難易度が上がっております。
黄色ラインのアーチはZの文字あたりの板真ん中あたりから角度や長さが左右均等になるよう削り
緑色ラインは青色ラインから見て直角ではないので　ここも角度や長さを左右同じになるように削り
唯一直線の青色ラインは当然　真っ直ぐで上記ラインの「土台」的になるように削ってます。
フェイクボルトのネジ穴も当然左右同じ位置になるように穴あけです。電動ドリルではなくピンバイスで手作業で穴あけたのはこれが理由です。
時折ノギスで長さ等チェックしながら削っていき…1番誤差ある場所でも0.5ミリ以内におさめているので　手に取って肉眼直視で見ても「手作り感」はないかと思います。

キャリパー本体へは脱脂後に両面テープで固定しました。
自分はスタッドレスはアルミがスポークになるので　少しチラ見せのカスタムとしてやってみました。
子供っぽいカスタムになるべなぁ…と予想してましたが　賛否両論あるかと思いますが　自分はいい歳して「ありだな」と思ってしまっております(^_^;)