
今回も買ってませんシリーズ、YSPでのレンタルバイクになります。※当日は雨
みんカラ友達のDanny Wongさんの記事を大変参考にさせていただきました。
今回はちょっと珍しい排気量155ccのバイクになります。
この記事を書くにあたって、どんな人にオススメか?
逆にどんな人にはオススメできないか?と整理しながら悩んでいたのですが、
実に難しいです!!
何故かといいますと、
こと日本国内の免許制度においては、この155と言う排気量はとてもとても中途半端であり、
この車両の特性自体も相まって完全に独立したジャンルになっていると思われるからです。
練習目的でミニサイズを最近探していましたが、
このバイクから本当にいろいろなことを学ばせてもらった、気づかせてもらったので、感謝を込めて書きたいと思います。
結論として、めちゃくちゃ速いです、このバイク。
前回7月25日のブログでCBR250RRのインプレを書かさせていただきましたが、
公道やストレートが短いコースではライバルになり得ると言っても過言ではないと思います。
その証が、他のヤマハラインナップの中では群を抜いてポジションのきつさ!
いや、多分これ他のバイクメーカー含めてもここまでポジションがスパルタンな小排気量って現代では存在しないんじゃないかな?
ですので、腰やお尻や膝は短い時間でも私は結構痛くなってきました。
さらにとても軽いです、約140kg。
画像ではわかりにくいですが片手でも充分支えれます、取り回しも良い意味でおもちゃみたい。
走行中に1番ありがたかったのはこの白色のシフトインジケーターです。
8000回転あたりから1つずつつき始め10,000回転あたりで全点灯します、
つまり1番おいしいところたちで点灯するようになっているんですね。
とにかくこのシフトインジケーターが点灯している区間はとんでもなくパワーがもりもり、登りでも排気量を忘れる位前の車を追い越していきます。
パワーは19馬力、
CBR250RRの半分以下、かつ私が普段乗っているバイクたちのぴったり10分の1ほどです。
なのにこの速度感って、
バイクに惚れる要素の1つである『スペック』が薄れていきます。
このバイクは排気量のステップアップの1段でとどまる車種ではないでしょう。
かといって普段大型バイクを乗っているライダーがセカンドバイクとして置いておくと言うのも私はちょっと違うかな?と感じました。
まぁこれはCBR250RRでも感じたことではありますけど。
その理由は、設計、走り共に質感が高く豪華だからです。
豪華と言うのは、私の中では所有感をくすぐる要因の大きな1つなのですが、
250cc以下で豪華にすると言う事は大型バイクに寄せていると感じるんですね。
雑誌でもCBR250RRやZX-25RRが『大型バイク並みの豪華装備』とよく書かれていますね。
大型バイクが簡単には購入できない国々では、まさにこれらの車両がフラッグシップとなり得るでしょう。
でも日本においては、中古車市場では逆に大型バイクの方が安かったりもします笑
すなわち免許制度と国国の習慣文化によってそのバイクの立ち位置は全く変わってくるのものであって、
恵まれている日本において、このサイズ感はどうしても「割り切って乗る」と言うキーワードが頭をよぎってならないといいますか。
そんな中で、こんなとんでもないアスリート性能を見せつけられてしまうとこちらとしてはプチパニックになってしまうわけで笑
もちろんメーカーもそんな事は重々承知で国内販売をしているでしょうから、
ベテランライダーたちに対する挑戦意識!はとてもとても称賛されるものだと思います。
最後に、じゃあ今から買うか?と聞かれたらウーン。。。と悩みます。
それは、このバイクに乗ったことによって
自分がバイクを購入する時の大きなトリガーが『豪華さ(見栄っ張り)』であると言うことを強く自覚させてもらったから。恥
でも息子たちが免許を取ったら1台目の愛車として乗らせたいのはこれだ!とも感じました。
置いてても、疾風っててもカッコ良くキマる!そんなバイクだと思います^_^