carozzeria AVIC-MRZ03II GPSアンテナ自作

どうにもGPSの精度が悪いあいちゃんのナビ。

https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/rakunavi/avic-mrz03-2/

助けてほしい路地裏に入ると確実にあさっての方向にうろちょろしてしまいます。

ダッシュボード下にGPSアンテナが隠してあるからかなとおもいました。

なんと！
天井の内張から、未接続状態のGPSアンテナ基部が・・・。

おそらく前オーナーがルーフの鉄板に張り付けていただけだったんでしょう。よく今まで受信できていたなと。

（アースも接続していないし、ラジオプラグも引っこ抜いてあったし、前オーナーのナビ取り付けだけは許せない😂駆動系のメンテは完璧なのに）

Amazonの納期が年末年始で遅いので、下記の情報を参考に、クロスダイポールアンテナを作成します。
https://blog.kemushicomputer.com/2016/05/gps.html

ダイポールアンテナの素材は、導通するものであればなんでもOK。ここでは半田吸い取り線を利用します。

ダイポールアンテナは、エレメントの長さを受信したい波長の1/2にする必要があります。

GPSの周波数は1575MHz。
1波長の長さは約19cmなので､半波長で9.5cmです。

まず9.5cmにはんだ吸い取り線をカットし、間にアンテナ基部を入れるためにさらに半分にカットします。

ダイポールアンテナは指向性があり、アンテナに対して正面から飛んできた電波にのみ高利得を発揮します。

GPS電波は、ぐるぐると渦を巻いて飛んでくるので、垂直方向にもエレメントを立てて、水平方向の電波と共に受信します。

はんだ吸い取り線は、アンテナ基部の端子と接触するようにしてください。

- 向かって左・左上の吸い取り線は、左側の端子へ
- 向かって右・右下の吸い取り線は、右側の端子へ

受信感度は精々アンテナ２本で以前と変わりませんが、捕捉できる衛星の数が増えました。

必ずあいちゃんがぐるぐるとしてしまう路地裏にリベンジしましたが、問題なく現在位置を計測できていました。

計測精度が上がり、リルートや交差点案内のタイミングも適切になりました！