機種を決めないと電源の取り回しが決められないので、二つの候補(
日立HF-EV715、
フルノFNK-M16)の取説をダウンロードして詳細を比較した。その結果分かったことは
1)日立HF-EV715は古野電気のOEMで機能上はフルノFNK-M16の上位機種という位置づけと思われる。取説のフォーマットと内容はほとんど同じ。
2)日立は本体にスイッチが二つ、フルノは本体のスイッチは一つ。本体LEDは、日立はデザイン性あり、フルノは機能性のみ。
3)機能上の差異は、日立に「セットアップ日確認」機能と「ウエルカムメッセージ設定」機能が多いだけで、その他は差がない。
ということだった。
ETC本体は、ステアリング下のトレイに設置するから、のぞき込まないと見えないので、デザイン性は不要である。日立だけにある機能は特に必要なものではない。これらの理由でフルノを採用することにした。なお、価格はフルノが100円安い。
フルノFNK-M16の電源ケーブルは、ACC電源に接続するギボシ端子とボディアースに接続するクワ端子から成っている。ボディアースはヒューズボックスのすぐわきにあることが分かった。ACC電源は
電源取出しコネクターでシガーソケットの裏からとるか、ヒューズボックスから
ヒューズ電源でとるかを考えていたが、
デイズ(B21W,AA0) デイズルークス(B21A,BA0) 電源取りオプションカプラーなるものを見つけた。ここでもう一度考え直してみると、電源をシガーソケットの裏からとる方法は助手席側から作業することになるが、ヒューズボックスで電源を取れば、ボディアース接続、アンテナの配線、ETC車載器本体の設置のすべての作業を運転席側だけで完結できて作業が楽である。そこでシガーソケット案は没にして、オプションカプラーを挿すソケットが空いているかどうか確かめるためにステアリングホイール下のパネルを外してみた。
多くの配線が重なっていてわかりにくかったが、オプションカプラーは挿せることが判明した。ついでにヒューズボックスを開けようとしたが、蓋が固くて開かない。開けるのに何かコツがあるのかもしてないが、オプションカプラーのほうが取り扱いが簡単なので、コスト高だがこちらを採用することにした。
アンテナ設置位置について取説で確認したが、ルームミラーの日よけを避けるという記述はなかったので、
以前に考えていた位置より上(フロントガラス上端近く)にアンテナを設置する方針に変更する。

アンテナ設置条件を確認しておくと、
アンテナ地上高さ2メートル以下 → 車高1,62メートルなのでOK
フロントガラス角度(水平面基準)20度~60度 → 30度なのでOK
車の中央から左右25cm以内 → OK
フロントフィルムアンテナ、検査標章などと干渉しない → OK
ルームミラーで死角となる範囲内で運転者の視野を妨げない → OK
各種アンテナ、電子機器から10cm以上離す → ギリギリ(ドライブレコーダーとハイビームアシスト用カメラと近接)
となる。
続きは
こちら
Posted at 2021/10/30 16:11:48 | |
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