
夏タイヤは
DUNLOP LE MANS Vに一旦は落ち着いたのですが、吸音スポンジがあるとパンク修理キットが使えないことに気が付きました。デイズは応急用タイヤは積んでおらず、車載ジャッキもありません。代わりにパンク修理キットとコンプレッサーが車載されています。LE MANS Vでパンクした場合、タイヤ内部の吸音スポンジに邪魔されて、パンク修理キットの液剤がうまく流れず、エア漏れを止められない可能性があります。もしもの時の処置ができないと困るので、LE MANS Vは選考から外さざるを得なくなりました。このため、タイヤの空洞共鳴音の消音対策は諦めることにしました。
そこで、もう一度、ブリヂストン、ヨコハマタイヤ、ダンロップタイヤでECOPIAよりグレードの高い銘柄を再検討すると、ダンロップタイヤはLE MANS V以外に候補がなく、ブリヂストンは
レグノと
ポテンザ・アドレナリン、ヨコハマタイヤは
アドバン・デシベル、
ブルーアースGT、
ブルーアースRV RV03CK、
アドバン・フレバが残りました。

静粛性と乗り心地で考えるとアドバン・デシベルとなりますが、ドライ性能・ウェット性能がブルーアースRV RV03CKと同じで、プレミアムタイヤとしては物足りない感があります。静粛性と乗り心地を重視して選定すると言っても、やはり前提としてドライ性能・ウェット性能が優れていて安全に走って曲がって止まれることが最優先です。ドライ性能・ウェット性能・静粛性・乗り心地が総合的に優れているのはレグノです。ドライ性能・ウェット性能で選べばポテンザ・アドレナリンも候補になります。ポテンザ・アドレナリンについては興味深いレビューがあります(
こちら、車種は異なりますがタイヤサイズは同じです。)。ポテンザ・アドレナリンは、レグノやPX-Cより柔らかくロードノイズが全くしないというのです。PX-Cは前車のティーダが最後に履いていたタイヤ(サイズは異なる)で、このタイヤのことはよく知っています。このレビューが本当ならポテンザ・アドレナリンを選ぶべきとなります。アドバン・デシベル以外のヨコハマタイヤの各銘柄は各々特徴はあるものの、ドライ性能・ウェット性能の両方が最高の銘柄がなく決定打に欠ける印象です。
静粛性については、タイヤノイズだけでなく、エンジン音・風切り音・雨音などいろいろなノイズ音源があるので、ボディ各部のデッドニングを検討するべきなのかもしれません。タイヤに関する個所では、タイヤハウスとフロアの制振・吸音でしょうか。
Posted at 2022/02/09 11:47:52 | |
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