日産(純正) S14前期ターボABS無し用マスターバックとマスターシリンダ  

S15オーテックバージョン＆specRで、ABSレス化する定番パーツです。
2004年頃購入して取り付け、2020年に外した過去の思い出パーツです。

これとS14前期ターボABS無し用ブレーキ配管を組み合わせて、ブレーキシステム全体をS14前期ターボABS無し仕様と同じにして、ABSアクチュエータ―を外すことができます。

良いところ
・ABSアクチュエータ―を外せるので4㎏くらい軽量化できる
・S15マスターバックに付いているブレーキアシスト機能がなくなるので、ロック付近のブレーキコントロールがしやすくなる
・常にABSカット状態なので、走りに行くたびにABSキャンセルする手間が省ける
・ABSアクチュエータ―の複雑な経路を通らないせいか？ブレーキペダルタッチも良くなっていました。

悪いところ
・2017年？の法改正により、ABS全車標準装備のS15はABS外しがNGになり、車検が通らない

参考情報
http://www.maruta-goya.com/wp_blog/archives/24730
丸田小屋さんが相当頑張ってダメなんだからダメなんでしょう

確かに、保安基準の規定を見ると、昔は制動力しか見ていなかったところが、いつの間にかABSの項目ができてるので、ABS無し仕様が存在しないS15はABSを外してよい解釈が成り立ちません。
https://www.naltec.go.jp/publication/regulation/fkoifn0000000ljx-att/fkoifn0000000m94.pdf

継続車検だと、ABSを外していても警告灯の電球抜いとけば気づかれないことがほとんどと思いますが、厳密にはダメですね。
2018年の車検はウッカリABS無しで通ってしまったが、2020年の車検からはABSを戻しました。このパーツは売ってしまいました。

車検問題さえなければ、すべてのS15におススメしたい名パーツでした。車検NGなので星4です。残念