
NewLSですが、事前に想定していない仕様変更の一つが、この左端の緑色の
EV走行インジケータです。
LS600h乗りの方でしたら、賛同頂けると思いますが、ハイブリッド車なのに、タコメータが常時表示されているのは、ある意味で、運転を楽しくするツールの一つだと思います。
私の認識では、トヨタのハイブリッド車では、初めてタコメータが搭載されたのは、LS600h前期だったと思います。(間違っていたらご指摘下さい・・・)
2007年の発売当時、私は、このLS600hのタコメータ搭載には、大歓迎でした。
理由は、アイドリングストップの状態が一目瞭然で分かって楽しそう!と思ったからです。
実際、前期のオーナーになった際、EV走行時に、タコメータで0rpmにストンと落ちる様は、いい意味での違和感と、感慨深い物がありました。
同時に、アイドリングストップも一般的ではなかった時代、信号待ちでタコメータが0rpmのままで、全くエンジン音も振動も全く無いというのは、非常に新鮮な体験でしたね。
(セルシオ~LSとて、エンジン音、振動、それなりに感じますから・・・・)
下記、前期のメータですね。
ある意味では、後期では、ここに戻ってきたという感じでしょうか・・
中期になって、MBのSクラスにも影響を受けたと思いますが、主には、ナイトビューの表示部が必要だったためと思しきファイングラフィックメーターになり、実態の針の全くない全面LCD画面により、バーチャルなメータになりましたが、きっちりタコメーターは、残っていました。(このメーターのデザイン、なにげに、いまだに気に入っているのですが・・)
でも、左端に追いやられて、タコメータの存在は薄くなってはしまいましたが、きちんとエンジンの状態は分かりましたので、機能は果たしていました。
さて、NewLSですが、モードによって、完全にタコメータが表示されなくなった(と、カタログを見た際に思いました・・)のは、正直、ガッカリでした・・
写真は、なぜか?北米モデル物ですね・・・・(笑)
当然と言えばそれまでですが、他のレクサス、トヨタのハイブリッド車と同様、ハイブリッドシステムインジケータが巨大になってしまいましたね・・・・
もちろん、CTから始まった方式で有ります、走行モードをSPORTや、SPORT+に切り替えると、タコメータに切り替わりますけど・・
これも写真は北米物ですが(笑)、アンビエント光が青から赤に変わりますね・・・
さてさて、そんな中、納車前の試乗で気がついたのですが、NesLSでは、実は、このEV走行インジケータが、今までのタコメータの役割を担っていることを知って、ちょっと目から鱗でした!
要は、エンジンが止まるとEV走行インジケータの緑のランプが点灯する様に仕様が変わり、タコメータが無くても、エンジンの状態が分かるようになったわけです。
前期と中期のLS600hでは、このEV走行インジケータは、あくまでも、EVモード・ボタンを押した場合のインジケータ過ぎませんでした。
これは、中期のEVモードのボタン周りのインパネですね。
因みに、後期のEVモードのボタンは、センターコンソールに移りました。
で、後期ですが、EVモードのインジケータが、通常走行時でも、エンジンが切れてEV走行になると、点灯する様に仕様が変更されました!
当然、停車中も、これが点灯してれば、エンジンが切れていることが分かりますし、エンジンが始動すれば、このインジケータも消灯しますので、これさえ見ていれば、エンジンの状態は一目瞭然となりました!!
実に単純な仕様変更ですが、非常に有効な仕様変更だと思いまして、ちょっと感心してしまいました。
ま、ある意味では、前期からそうすれば良いのに・・と想いますが、なかなかそこまでは、気が付かなかったのでしょうか・・・
しかしながら、実は、後期でもタコメータの常時表示は可能なのです。
カスタムメニューで設定すれば、タコメータや、ハイブリッドシステムインジケータ常時表示できるんですよね~
まぁ、この辺りの仕様変更はさすが、抜かりがありませんな・・・・
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LS600h | クルマ
Posted at
2012/11/24 00:06:02