構造変更しまして、無事にGXPA16改になりました。
理由はクスコのリヤロアアーム上下を装着したためです。
ついでに乗車定員変更で1名乗車にしました。
つまり申請は緩衝装置で、事前の書類審査が通ればほぼOKです。しかし私はいわゆる改造申請はもちろん、ユーザー車検も初めてでしたので、分からないことだらけでほんと苦労しました。
まず相談から申請書類の作成、提出までで合計4回、鮫洲行ってます。5回目に結果通知書(書類審査通ると貰えるやつ)を受け取った時は感無量。
そして今日、車検行ってきました。2回やり直して、ギリ3回目に無事合格!気温40℃近くあり死ぬかと思いました。エアコン無いから車内地獄です。
さて車検の懸案事項は実はロアアームではなく、
内装剥がしたけど突起物大丈夫か、特に天井。
ロールケージ付けてるけど視界大丈夫か。
の2点でした。これらを、車両を持ち込む車検の前に、書類や写真で確認したかったので、何度も鮫洲に通ったのでした。
事前に散々調べ、審査要項も該当箇所は全て読み、ひっそりと追加され続ける告示、例外除外、あらゆる「お達し」をくまなく探し出し確認して、写真を撮り書類を作ったのですが、結局
まあ見ての判断ですね
と。。車検のその場でNGになりたく無いから事前に書類で確認して欲しかったのになあ。それで車検受けての結論は、
鉄板むき出しの天井、スルー
ロールケージOK
でした。ロールケージはダッシュ貫通だからOKなのか、事前に視界OKでしょの書類を見せていたからスルーしてくれたのか、良くわかりません。
正直なところ運だと思います、私は何か言われたら反論できる材料を揃えていましたし、天井の突起物については言われたらその場でゴムを貼り付けるつもりでしたが全スルーで拍子抜け。まぁ良かったんですが。
ではなぜ2回のやり直しがあったかと言うと。。
まずサイドスリップでコケました!アライメントは4輪、整えまくってたのですが、真っ直ぐ走る、だけでなく、トーアウト5.5度はダメだそうです。知らなかった。。A1ゲージで20分アウトにすると確かに5.5度くらいのトーアウトで、インはいいけどアウト過ぎるのはダメだそうです。
あとサイドスリップはフロントしか計測しないそうです。リヤのトーがズレてて左流れとかになってても通る模様。
光軸調整は直前にテスターさんでしてたので、再び同じテスターさんに持ち込みトー調整。再検査してOKに。しかし構造変更(改造車検)は検査レーンに2回入ります。重さや高さが変わるので、計測レーンに入り直すのです。
計測レーンではレカロシートとレールの書類を提出して刻印を確認したりもします。車検対応シートとレールであっても書類提出が義務となりました。書類はレカロコールに電話するとFAXしてもらえます。
計測レーンでは前後の軸重、高さ、幅、長さ、軸距(ホイールベース)などいわゆる車検証に記載される数値を計測するのですが、なんとその際、、カナードがアウトだとなりました。
バンパー側面も曲率半径5mm以下の突起物はNGです、それは知っていましたが、まあ大丈夫だろ、もしくは気付かずスルーだろ、と高をくくっていましたが、入念なるチェックの末、外してくださいと。Kansaiカナードは上下2段ですが下の段の先端部分がアウトだそうです。
工具持ってきて無かったので焦りましたが、握力MAXで取れました。両面テープが暑さで柔らかくなっていたので逆に助かりました。
そんなこんなで朝早くから半日がかりでした。車検証が小さくなっちゃったのが寂しいです、勝ち取ったトロフィーが小さかった、みたいな。
あと冒頭の写真の通り、車重はあまり減っていませんでした。ロールケージとブレース類がかなり重い模様です。
まとめとして。ユーザー車検、やってみれば簡単でした。構造変更ではなく単なる継続車検は次回も自分でやるつもりです。継続専用の書類(3号様式)は書く項目も少なく準備が楽ですし、また最近はというか、民営化されてからか、窓口の人も親切なので丁寧に教えてくれました。
Posted at 2023/07/27 18:34:01 | |
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