自作油圧低下警告灯&警報装置用プレッシャースイッチ交換(LEFOO LF08→LF20)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
オイルフィルターエレメント部のサンドイッチブロック(オイルブロック)とは別に、
エンジンフロントカバーのオイルポンプ吐出口付近のサービスポートから油圧を拾って、
プレッシャースイッチで油圧低下警告灯&警報ブザー回路を自作していました。
最初は二葉電機の純正互換プレッシャースイッチで、純正と同じNC接点の設定圧力30kPaのもの、
そして次にLefoo(力夫)のLF08というNC接点の物で、
設定圧力 OFF 1.5kg/㎠
ON(復帰) 0.5kg/㎠
のものをつけていました。
しかしこのLF08の1.5キロのものでは油温が100℃程度になるとアイドリングやカーブを曲がる際に回転が落ちると油圧低下の警告灯がついてしまいます。
普段からこれではオオカミ少年に様になりかねないので、もう少し微妙な設定圧力を狙ってみます。
そこで購入したのが画像一枚目の
Lefoo LF20
NC接点で設定圧力は0.5kg/㎠のものにしました。
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交換前のLF08はねじ込み部が、G1/8でしたのでアルミワッシャーとFKM-70(フッ素ゴム、バイトン)を組み合わせたガスケットを使用していました。
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画像の様に平行ねじのG1/8からテーパーねじのR1/8(1/8PT)に変換するアダプターを設け、その間にアルミワッシャーとFKM-70を組み合わせたガスケットを入れています。
(銅ワッシャーも用意していましたが)
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このガスケットは耐熱で漏れもありませんでしたが、
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今回LF20を注文して届いたものはテーパーねじでした。
おそらくNPT1/8ですので、
オートゲージの油圧センサー取り付けではお馴染みのNPT1/8→PT1/8の変換アダプターを使います。
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LF08とは違い、LF20には設定圧力の微調整も可能な様です。
先端部のプロテクターキャップを外して5mmのヘキサゴンレンチで中の調整ねじを回すとバネを押して接点の開閉時のバネの強さを調整できる様です。
今回一応0.5キロに調整済みの様だったので触りませんでしたが、
おそらく右回しで締めるとバネを押して強く、
接点が開く圧力をいくぶん高くすることができると思います。
弛めるとバネを弱くし、
警報が解除される圧力を低くすることができると思われ。
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平端子を圧着し、付属の保護用のゴムキャップもつけました。
NC接点だけなんで、
配線はどっちがどっちでもOKです。
片方をボディーアース、片方を警告灯からの配線に繋ぐだけ。
通常は接点が閉じていますのでボディーを通してアースされ警告灯点灯(警報ブザー発報)、
エンジンかけて油圧がかかるとバネに押し勝ち、接点が開くと警告灯消灯。
油圧が下がってバネに負けると接点が再び閉じ警告灯点灯です。
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LF08に比べるとボディーは大きいですが、微調整もできるし、NC、NO接点の両方を持つ(SPDT)仕様の物もあったり、環境温度120℃までOKだったり保護ゴムがついてきたり色々上級グレードっぽいですね。
LF08は65℃までだったので少し心配だったんですよね。
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念入りに漏れチェックをしながら作動テスト。
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エンジン始動前はイグニッションONでちゃんと警告灯点灯。
警報ブザーも鳴ります。
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油温を100℃以上まで上げて、Dレンジに入れたまま低いアイドリングで停車してても警告灯は光らず。
警報設定圧力は、
純正の30kPaよりも高く、
かと言って通常時は警告灯が光らない程度の、
オオカミ少年にならない程度の程よい設定になってるかなと思われます。w
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とは言え微調整が気になるんで後でゴム外して調整してみるかもです。
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念の為もう一度書いておきますが、
エンジンフロントカバー(タイミングチェーンカバー)のPT3/8サービスポートから、
PT3/8→PT1/8ブッシングで落とし、
PT1/8エアーエルボで下向きに。
そこからPT1/8→NPT1/8変換アダプター→LF20 NPT1/8
という接続です。
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簡単な回路イメージ図も念の為もう一回ぶん投げときます。
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