乗ってみて下さい。色々なネガ要素も含め、それでも良い車です。世界でも限られた人だけが乗れる、メーカーが本気で作ったレーシング（ライクな）マシン - SZ / RZ

マイカー

乗ってみて下さい。

PANERAI
アルファロメオ / SZ / RZ
SZ (1989年)
- レビュー日：2011年10月24日

おすすめ度： 5

エクステリア：5
インテリア：5
装備：5
走行性能：5

満足している点: 週末しか乗りませんが、乗る度に『良い車だなぁ～』と思います。
乗らない日は『早く乗りたいなぁ～』と感じます。
不思議な車です。
いろいろな意見があるでしょうが、既に発売から20年が過ぎ、現代の車と比較するのも意味がありません。
当然そんなに速くありませんが、この車を選ばれる方には不要な要素です。
外観を眺めて→ドアを開け→シートに座る→走り初めて直ぐに、ハンドルから地面の入力を感じ、運転している感覚に喜び、ニヤニヤと笑ってしまいます。
遮音なんか考えず、ダイレクトに入ってくるエンジン音。何故？ワンカムの古いエンジンなのに・・・と思える程の、乾いた排気音。マフラーを替えれば、これまた甲高い音に。
ハンドリングは前述の通り、ヤバイ！と思っても曲がってしまうコーナーリングマシン。

室内も何もないシンプルな構造です。
またそれが良いんですけど。カーボンパネルに、必要最小限のメーター類のみ。

他、やっぱりスタイルでしょうか？
この『変な車』。アクの強いデザインは、やっぱり『変』ですが、いつみても美しいです。

是非、ご賞味あれ。
不満な点: 不満はありませんが、ネガティブな要素を感じるままに・・・

エアコンは付いてます。勿論、付いてます（笑）
性能は付いてません。そういう車です。
暑くて窓をあけても、風が入って来ません。
驚くほどの空力ボディー!!にバンザイ。

虫の泣き声が聞こえます。ギュッギュッ、ギッギッ。
古い車ですので、関節が痛んでます。
大丈夫です。慣れます。走りには関係ありません。

何で？と思うほどのドライビングポジション。
大丈夫です。慣れます。

やたらと壊れるイメージがありますが、全然壊れません。
但し、きちんとメンテしていない固体は、リセット作業に費用を要します。
また、万が一壊れた場合、部品がない場合がありますので、しっかりと知識のあるショップは必要かと・・・。

トランクありません。シートリア部にカバンなど積めますが、丸見えなので。。。
総評: 乗ってみて下さい。
色々なネガ要素も含め、それでも良い車です。
世界でも限られた人だけが乗れる、メーカーが本気で作ったレーシング（ライクな）マシンです。