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2023年01月10日 イイね!

ポルシェ718ボクスターGTS4.0、納車後6ヶ月経過!ベースグレードとの違いは?後編

ポルシェ718ボクスターGTS4.0、納車後6ヶ月経過!ベースグレードとの違いは?後編ポルシェ718ボクスターGTS4.0(以下GTS)、2022年7月9日の納車から半年がたちました。GTS4.0をどう感じたか、5年間乗ったベースグレード(以下ベース)との違いを中心にメモしておきたいと思います。

今回は後編です。

■細かい仕様違い
知らなかったのですがGTSに乗り換えたらワイパーが雨滴感知式になってました。年次改良のためかグレード違いかは不明。最初雨が降ってもなかなかワイパーを動かしてくれなかったので???と思いましたが慣れました。
あと、僕の個体には(おそらく日本の個体だけについていた)タイヤのはみ出しをなくすためのモールがつかなくなりました。2017年の国土交通省による保安基準の改正で緩和されたことに伴うものですが、今もディーラー判断でついている個体もあるとかないとか。個人的にはないのはありがたいです。

ベースのリアフェンダーについていたモール



GTSにはついていません、スッキリしました




■つけてよかったオプション
ドアミラーは初めて電動格納式にしました。笑
軽自動車でもついているのにポルシェはオプション、前回は(手動折り畳みは)スポーツカーの流儀だ!とやせ我慢してましたが、自宅が立体駐車場であることもあり、さすがにつけてもいいかな、と。やっぱり便利!ささやかな幸せです。

アダプティブクルーズコントロールはつけてよかったです。通勤時に首都高で渋滞するケースが多く、けっこう重宝しています。ただし、加減速はあまり上手ではありません。前の車が車線変更して前が空くと、その前は渋滞なのにロケット加速をしようとすることもあり。なんでそこアクセル踏むー?

PDLS+もつけてよかったです。夜の箱根道を通るときに、ハンドルの向きに合わせて照射角が変わると、おーっ!と興奮しました。今普通の車にはけっこうついているんですけどね。。LEDになったことも含め、結構見やすいな、という感じはします。オートレベライザーも慣れると結構便利。

エアコンはずっとマニュアル。そんなに不便でないので節約してます。本当はオートがいいのですが、それに15万円出すのはちょっと悔しい、とやせ我慢してます。

■軽微な不具合
パーキングブレーキ故障ランプが一度だけ点灯し、焦りました。一回エンジンを切って再始動したら全く出なくなり、それ切りです。

バッテリー量低下警告灯も一度だけ。ドラレコを使っているものの、前日長距離乗ったばかりだけどなぁ。これも一度だけです。

ただ、前車では一度もこういった誤点灯はなかったので、ちょっと不満です。

■その他気になったこと
びっくりしたのはオイルの減り。ベースは8000kmくらいの時にオイル量が下限近くになりましたが、GTSは3000kmでオイル警告灯が点火。1L追加をしました。ポルシェのエンジンオイルは減りが速いとは聞いていましたが、かなり速い。乗り方はより丁寧になっていると思っているのですが。。

車高はベースと同じ仕様にしましたがリップスポイラーがあるためか、前よりも下面を擦りそうになるので、ちょっと気を使わないといけなくなりました。

ベース。リップスポイラーがない




GTS。リップスポイラーあり





あと、リムにかなり出っ張った部分があるので、立体駐車場の出し入れは超絶難しくなりました。ちょっとでも寄せるとホイールを擦ってしまいます。私は納車初日に2回もガリっとやってしまいました。








■以前と変わりなく良いこと
すごく細かいのですが、718に共通することとして、操作系のインターフェースや機能はけっこう良くて気に入ってます。例として、
・エアコン系とその他のスイッチの形状が違っていて、エアコンの温度調整や風量をブラインドでもちゃんと操作できる(その他のスイッチ類もいくつかのゾーンごとに異なる形状にしている)
・オートライトが優秀(というか自分好み)。跨線橋のような短い暗がりの下ではいちいち点灯しないのに、トンネルに入るとすぐ点灯する
・ナビはいまいちなものの地図の拡大縮小がダイヤル式のボタンですぐに実行できる
・オートクルーズコントロールは、専用のコラムレバーを奥に1回倒すだけでその車速でセット完了&機能開始。このあたりはベンツと同じでとても使いやすい。
・デフロスターの効きが良く、どんなシチュエーションで使っても風力を最大にして即座に曇りを取ってくれる
など、試乗レビューではまず取り上げられることのないところがいちいちよくできていると感じます。こういう細部の造り込みが長く愛せるかそうでないかに地味に効いてくると思っています。

スイッチ類は良くデザイン、配置されている(と思う)







■まとめ
全体としては、GTSに乗り換えて満足していますが、4気筒には4気筒の魅力があり、単なる序列ではなくしっかりと作り分けてそれぞれおいしさが違うというのはやっぱり、ポルシェいいなと思いました。できることなら2台持ちたい。笑


それにしても、718ボクスターに乗るたびに、着座位置のフィット感、視界の良さ、車のがっしり感、エンジンはじめ駆動部やシャシーの精密さ、車両の重量バランス、軽快感と安定感のバランス、運動性能と快適性のバランス、官能性と実用性のバランス、派手さはないけど細部まで煮詰めた造り込みなどに、やっぱりいいですなぁと感嘆することしきりです。これはどのグレードでも共通です。バランスが良いというと優等生っぽくてつまらなそうに感じますが、この絶妙なバランスこそがこの車の良さだと感じます。
免許返納まで乗り続けようと思います!


Posted at 2023/01/12 20:32:19 | コメント(2) | トラックバック(0)
2023年01月10日 イイね!

ポルシェ718ボクスターGTS4.0、納車後6ヶ月経過!ベースグレードとの違いは?前編

ポルシェ718ボクスターGTS4.0、納車後6ヶ月経過!ベースグレードとの違いは?前編ポルシェ718ボクスターGTS4.0(以下GTS)、2022年7月9日の納車から半年がたちました。GTS4.0をどう感じたか、5年間乗ったベースグレード(以下ベース)との違いを中心にメモしておきたいと思います。

■全体を通して
GTSはNA6気筒になって、おいしい部分の速度域が少し上になった感じです。日本の道路では実力を発揮できるところはほとんどないのが残念。逆に、ごくごく限られたシーンのためにこの過剰なスペックがあるというのも贅沢なことなのかもしれません。本当はくねくねの山道でも制限速度が100km/hのドイツやイギリスだったらもっと楽しいだろうな、と思うことも。もちろん、流すだけでも味は濃いです。

■エンジン
GTSに乗り換えて一番の変化はエンジン。水平対向6気筒は振動も少なく、上まできれいに回ります。特に6000回転を超えたあたりからのひと伸びは、なかなか近年味わえないものになっていると思います。GPFがついたとはいえ、音もよい。NAならではのレスポンスの鋭さも魅力です。
一方、4気筒(私のはGPFナシでした)のワイルドな音に比べると上品で、たまに4気筒に乗たくなることも。もともとスバルの水平対向4気筒も好きなもので。しかも今のスバルにはない排気干渉の音もしっかり。
6気筒NAは低回転からの加速感は「普通」で、すごさが出てくるのは2速でも100km/h前後からなので、なかなかその実力を発揮できるシーンは多くありません。一方、4気筒ターボエンジンは低回転からグイっとトルクが立ち上がり、日常使いの低速域でも刺激を味わえます。実際スペック上も重量の違いを考慮に入れると4500回転くらいまではベースの方が速いです。

非日常的な快感は6気筒、日常での刺激は4気筒でしょうか?

■乗り心地
全体にしっとりしているものの、GTSの方がベースよりも固く感じます。最初はダンパーの初期フリクションかと思いましたが、そうでもないかも。ジャーナリストのレビューを見るとGTSはベースより乗り心地良いとかそういうこともいわれてましたが、そうかなぁと。
僕が乗っていたのはベースでノーマルサイズのタイヤ(45扁平の18インチ)、それに電子制御ダンパーをつけていました。一方広報車で18インチの電子制御ダンパー付きってあったのかな?と考えると、ジャーナリストの方はベースにオプションの20インチ履いた車に乗っていたのでは?という疑念が。
とはいえ、GTSは35扁平の20インチとしてはめちゃくちゃ良い乗り心地です。腰はあるけどすごくうまくいなしてくれて、跳ねるといったことは皆無です。

■軽快感
GTSは良く言えばどっしりしているものの、オプション装備含めて80kg車重が重くなっていることもあり、ベースが持っていた軽快感はちょっと薄れました。前後重量バランスも少し後ろよりになっているのか、フル加速しながらの緩やかな高速カーブ、というようなシーンでは、若干違いを感じることもあります(フロントが少し浮くような軽さを感じる)。ただこれは高速での加速Gの違いかもしれません。

■レーシーさ(雰囲気)
ベースはスポーツモードにするとアフターファイヤのような音がバリバリするところがあったのですが、わざと足した音という感じで、個人的にはそんなに興味ありませんでした。GTSは、意外に「発生してしまう系」のメカノイズが残っていて、ちょっといいんじゃないのーという感じがあります。スポーツカーに乗っているという実感はGTSの方があるかもしれません。

■コーナリング
GTSはLSDとトルクベクタリングがついていて、車の方で曲げてくれるかんじ、ベースはオープンデフで、車の素性の良さで曲がる感じ(とはいえ少しアンダーステア気味にチューニングされています)。安心感があるのはGTSの方ですが、車の素性の良さを実感できるのはベースの方かもしれません。これは好き嫌いあるかも。あと、見た目キャンバー角はGTSのほうがかなりついているように見えます。特にリア側。

■シート
ベースは標準のスポーツシート、GTSは標準のスポーツシートプラス。GTSのシートは肩回りのホールド性が高くなっていて、けっこういい感じです。それもあってなのか座面のクッションの違いだけなのか、なぜかGTSのシートの方が長距離乗っても疲れにくいです。もともと718の座面のクッションは薄く、ロングツーリング向きとは思いませんが、それでも比較するとちょっと違うかも。

ベースのシート




GTSのシート。肩の部分の張り出しに注目




■燃費
GTSは今のところ9.8㎞/l。ベースは5年平均が11.5㎞/l。やはり15%位の差。排気量が倍なのでしかたないか。。
ちなみにPDKは、7速のみギア比が違います(GTSが0.71、ベースが0.62)。
あと、ベースはオートマモードでも良くコースティングしてましたが、GTSは気筒休止モードにはなるものの、自動ではコースティングしないように思います。


長くなったので、続きは次回にします。

Posted at 2023/01/10 21:10:45 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

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