「皆殺しの歌」　映画「アラモ」より

アラモを題材とした映画は２つある。(私の知っている範囲、実は５つあるとのこと)

１．「アラモの砦」（The Last Command）1955年　
監督　フランク・ロイド
２．「アラモ」（The Alamo）1960年
監督、主演　ジョン・ウェイン（デビー・クロケット役）

　さて、ここからがややっこしい、ことと、私の記憶の間違い（薄れ）が重なる。ご容赦ください。
以下に揚げるPVでは「皆殺しの歌」　映画「アラモ」より、となっている。
ジョン・ウェインが出ているから、映像は間違いない。しかし「皆殺しの歌」とあるが、何が「皆殺しの歌」なのか不明。

　一方、映画「リオ・ブラボー」の方でも同題名の「皆殺しの歌」がある。
私の記憶では「アラモの砦」か「アラモ」かどちらか憶えていないが、多分「アラモの砦」の方だったと思う。メキシコ軍が攻撃の前夜、何か寂しげなトランペットの曲を流した。これが「皆殺しの歌」だったと記憶していた。

　また、この曲は攻撃側の歌では無く、必死覚悟の守備隊側の歌だったと思う。
話が少し飛ぶが、四面楚歌ということばがある。あれも、アラモと同様で砦に立てこもった守備側である楚の歌を包囲している漢が、相手の戦意を削ぐ目的で、敢えて楚の歌を歌ったものが語源である。この辺の戦法は古今東西同じのようだ。
　
　私はずーっと「リオ・ブラボー」の「皆殺しの歌」が映画「アラモの砦」の「皆殺しの歌」と思っていた。どうやら、これは間違いらしい。では、「アラモの砦」の「皆殺しの歌」は何だったのか、あったのか、無かったのかを含めて、今持って不明です。
私が小学生のころ見た「アラモの砦」は、少数の守備隊が圧倒的多数の敵を相手に、勝ち目なき戦いをして最後に全滅するというのは、子供心に非常に印象的だった。西部劇で一番記憶に残る映画となっている。

以下のものはジョン・ウェインの「アラモ」の方です。映像は面白い（笑

https://www.youtube.com/watch?v=j8neBVJ6aDI

「遥かなるアラモ」（The Green Leaves of Summer）ブラザース・フォア
映画「アラモ」より　B面です（笑　A面の「アラモの歌」ってどんな歌？

https://www.youtube.com/watch?v=3O9BNofCrjI

以上