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2024年02月16日 イイね!

立体音響(続き、その2)

さらに立体音響のメカニズムの考察を進めてみます。
「耳たぶ」効果と言うのは、指向性を強める(持たせる)ことを意味します。
つまり、指向性マイクと同等の働きをするということです。
ここで、人間の耳の位置に左右それぞれ、指向性マイクを取り付けたと仮定してみましょう。
人間はどのようにして、音の位置を確認するのでしょうか。
まず、音がする方に顔を向けるでしょう。
そして、さらに少し首を振り、左右の音量差がゼロになる方角が正確な方向となります。
これで音の発生位置の方角が決定されます。
次に、距離ですが、これは左右のマイクの別々に聴こえる方向の差で決めているということです。
つまり、指向性を持ったマイクで聞いていますから、左右聴え方(方角)が異なります。
左右の聴こえ方がの差が大きい方が近い距離にあり、差が小さいほど遠いものと判断できるわけです。
二等辺三角形の頂点(音の位置)の角度が大きい、小さいに匹敵します。

さて、次に目の「両眼視差」、耳の「両耳聴差」から得られる、2つの画像または音像を脳の中でどうやって一つにしているかということを推測します。
それは、残像、残響(正確には残音)という、もともと脳の神経細胞には、急に入力信号がパタンと途絶えても、しばらく電流が流れ続ける(L、C成分を持っているのですかね)という性質があります。
例えば、映画でいえば秒16コマ(昔)の不連続な映像(静止画)が繋がって、動画に見えるのも、この性質のお陰です。
つまり、この性質を利用して、2つの画像または音像を一つのものとして認識しているということではないでしょうか。

ここでの結論(いいたいこと)
音の発生位置を確認するには、「音量差」「角度差」が大きく関与し、それだけでも十分だ、ということです。
「音の到着時間差」「位相差」がどれほど、これに影響を与えているかは不明です。逆にこれを「両耳聴差」の要素の一つと考えた場合、左右でこれがどれほど差があって、それを認識できているのかと言うことについて疑問を持ちます。

以上
Posted at 2024/02/16 10:18:21 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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