FLASHPro いじり(2024年11月02ちょびっと追記あり)
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
FlashProをいじり始めてから
約10カ月
初めての方でもいじっても問題なさそうな場所をちょびっとだけ公開
※作業は自己責任でお願いします
ある程度はSPOONさんのHPにも載っていますので
基本的なところはHPのほうで
※今回書いた各項目を変更した場合は再度1からECUに書き込みしないと機能がきちんと動作しないので設定変更が全部終わったのを確認してから
ECU書き込みをしてください
慌ててやると結構忘れることがありますので(^_^;)
※2024年11月2日追記
自分の日記にちょっとしたアドバイス的なことも書きましたので見ておくことをおススメします
https://minkara.carview.co.jp/userid/342638/blog/48062858/
2
MT車の場合通称レスポンスアップモードという
機能があるんですが
これをつかうとアクセル操作をしたときスロットルバタフライ開度が通常より大きくなります(若干開閉速度も速くなる)
Modの項目を開いて
赤枠のところにチェックを入れるだけ~
(これはSPOONさんのページでも公開されている項目です)
以前はこれ使うとクルーズコントロールが使えなくなりましたが
現在はこの設定をオンにしてもクルコンは使えます
※21年2月26日追記
書き忘れてましたがレスポンスアップモードを使用する場合は
絶対にスロコン併用はしないでください
併用をしてしまうと制御がおかしくなりチェックランプがつく可能性があります
※2021年3月28日追記
自分の車では行っていませんが
Ver3.73からスロットル本体のレスポンスが純正状態を含めて4種類(緑枠)
アクセルペダルを踏んだ時の感度が純正状態を含めて3種類(黄枠)増えたようです
正直ここは変更しなくても現車合わせするだけで十分速くはなるんですが…
※2021年6月30日追記
緑枠の一番下のresuponse stage3 improvedに変更してみましたが
かなりワイヤースロットル車のフィーリングに近くなります
スロットルの開閉速度(特に開側)が大幅に上がるので
クラッチ切った時のアクセルオフの回転数落ち込み速度も少し変わりました
(下り坂でのエンジンブレーキの利き具合はあまり変わりませんでしたが^^;)
3
それに加えてさらにシフトチェンジのスピードを速める項目をここで追記
※必ずレスポンスアップモードを使用してください
使用しないとエラーがおきることがあるようです
Calibrationの
Fuelという項目に
Overrun fuel cut delayというのがあります
これはなにかというと
アクセルを離してから燃料カットするまでの時間を調整する機能になります
(パーツレビューに書いている燃料カットディレイです)
この数値を少なくすれば少なくするほど
アクセル離してから燃料カットするまでの時間が短くなり
回転数の落ち込みが少し速くなります
Timeで調整しますが10msより下までは下がりません
※数値をがっつり下げた場合MOD等の条件次第でエラーが出ることがあるようです
(レスポンスアップモード入れればおそらくはエラーは起きないはず)
でもこの数値変えるだけでフルスロットル→シフトチェンジの際の回転数の落ち込みが速くなるので素早いシフトチェンジが可能になります
ちなみにGearっていうのは
何速のギヤに入っている時の場合という意味で
ギヤごとに時間の調整ができます
(ちなみに1速とバック、停止時のニュートラルは1速扱い)
レスポンスアップモードと併用すると
だいぶんシフトチェンジがしやすくなります
ただ、短くするとACのエアコン作動時に回転数の落ち込み速度が結構早くなるので
AC使うときだけはぎくしゃくしやすくなりますが
そこはドライバーの技量で何とかしましょう(笑)
4
Rev Limitsの項目にある
Launch rpm
というのは特定の速度域まではこの回転数以上まで上がりませんよという項目
この画像の場合
Launch rpm disengage speedという項目が
3mph(3マイル(5キロ))になってます
なので5キロ以上まで速度が上がらないと
4550rpm以上の回転数まで回りませんよ
という意味になります
で、下のLaunch recover rpmというのは
条件がそろわず一旦燃料カットするんですが
カットした際に落ち込む回転数の最低回転域になります
速度が特定の条件まで達しない場合
4350~4550rpmを行き来するというわけです
いじり方次第ではスーパーカーなんかによく付いているローンチモードっぽい使い方とかできそうですよね
その下にあるspeed cutはリミッターの項目
こちらはSPOONさんのHPにも載っていますのでこちらは省略
5
Full throttle shift(フルスロットルシフト)は
フルスロットルに近い状態でシフトチェンジ(クラッチ踏み込む)する時、アクセルを踏んだままで回転数を既定の数値まで落とし既定の数値(画像の場合4700rpm)まで落ちたら一定に保ってくれる機能です
使う場合はFull throttle shift enabledというところにチェックを入れて、そのあとに書き換えする必要があります
素の状態の場合2~4速で使うには便利な機能ですが
1→2あるいは(特に)4→5もしくは5→6速に入れる際は回転数が合わず結構ぎくしゃくするので
必要なら回転数の設定をもう少し上げたほうがよい場合もあります
燃料カットディレイと違ってギヤごとに変更はできないのでそこだけが難点
よく使うギヤにあわせて変更するといいかも
6
※21年2月26日追加
黄色い枠部分はVer3.71から正式追加されたアイドリングストップ制御の項目です
チェックを外すとアイドリングストップが完全に行われなくなります
信号待ちなどで停止する際
「アイドリングストップできません」という表示も一切表示されなくなります
まぁ、その表示自体を消すメニューが純正には一応ついてはいるんですけどね^^;
よくあるアイストキャンセラー系のものとは違い
キャンセルボタン押したときのような
オレンジのアイドルストップ表示はされません
赤色の枠の項目は
ラジエターファン作動温度の設定項目です
こちらに関してはSPOONさんのページを参考にしてみてください
なお、SPOONさんのHPで書いてある設定温度はサーモスタットを交換していない状態でも問題なく使える温度なんだそうです
7
※22年5月14日追記
Modの黄色枠内の項目はトラクションコントロールの制御になります
Modの項目のどちらかを選択すると
HONDATAオリジナルのトラクションコントロールの制御になり
チェックを外すと純正の制御に戻ります
細かいことを書くと長文になってしまうので簡単に書くと
純正のトラクションコントロール制御は
物理的制御
HONDATAオリジナルの制御は
電子的に制御しているようです
(HONDATAのトラクションコントロールは驚くほどスムーズに作動します)
HONDATAオリジナルのトラクションコントロールのModは2種類あり
Traction control no wheelspin launchは
ほぼホイールスピンさせない制御
Traction control street launchは
ある程度ホイールスピンさせつつも滑り具合を絶妙にコントロールしてくれる制御です
好みは分かれるかと思いますが
気に入った方を選ぶといいと思います
一応Mod以外で手動調整する方法もあるんですが
自分で調整するにはリスクが高いので省きます
まぁ・・・Modで十分いいと自分でも思うレベルで調整されているので
手動で変更しないほうがいいんじゃないかとは思います
(自分はModのまま使用しています)
8
※22年5月14日追記
※MT車のみ推薦かなぁ・・・
あまりこの項目変える人はいないかもしれませんが
燃料カットリカバリーの項目になります
アクセルをオフにした時には基本的には
燃料噴射を完全に止めてエンジンの回転を下げるわけなんですが
特定の回転数まで下がった時にエンストを起こさないよう
アクセル離したままでも自動的に燃料噴射が再開します
それを燃料カットリカバリーと言い
それの調整項目になります
燃料完全カットした状態でのエンジンブレーキの最低回転数が調整できます
overrun injector restart rpm(cut)は
水温に対してアクセルオフにした際に燃料噴射を完全に止めてもいいよという最低回転数
(画像の場合(ECT)80℃で(rpm)1900rpm以上まで回っていれば燃料カットする、それ以下だと燃料噴射はしたまま)
下段のoverrun injector restart rpm(recover)は
overrun injector restart rpm(cut)の条件に達したうえで
アクセルオフにした後燃料噴射が再開する最低回転数
(画像の場合(ECT)80℃で(rpm)1750rpm以下になるとアクセルオフしたままでも燃料噴射再開する)
画像見ての通りcutのほうが若干回転数が高く設定されてます
自分で調整する場合はcutを若干高めに設定したうえで
recoverは1230rpm以下にならないようにしてください
(cutを若干高めに設定しないとエラー&recoverは1230rpm以下になると場合によってはエンストしてしまうリスクが上がります
9
※2024年4月6日追記
※意外と重要な設定なので最後まできちんと読んでください
アイドリング時の回転数の調整項目です
まふりゃー(マフラー)とか変えた際に
エンジンかけた直後が爆音なんてことがあるかと思いますがそういう暖気時に回転数を下げたりする
また逆に早くエンジンを温めるためにエンジンの回転数を少しあげ気味にする
とかそういった用途に使えるかなと思います
Idle speedのnormalとafterstartと2つの項目がありますが
エンジンかけた直後あるいはエンジンかけた後ある程度時間が経った時などでどちらかの設定が反映されるようです
ECTが水温のこと
Rpmは回転数です
水温が77℃から上の温度の項目は絶対に触らないでください
77℃以上の項目を触ってしまうと、ほぼ確実に
車検に通らなくなりますので注意が必要です
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燃調の関連は正直なところ
エンジンブローのリスクを増大させる危険があるので
ごくごく一部のみん友さんのみにしか公開していません
(一部の方のみでブログ公開はしています。もちろん作業は自己責任でやってもらってます)
なので今回は誰もが扱えて壊しにくい項目のみ公開しました♪
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