何事も、やはり元締めが強いのか･･･

さて、昨晩に北海道の旭川から帰ってきたのに、今は北海道の名寄のホテルにいます。

先に断っておきます！

クルマにデジカメを忘れたので、本文と写真は一切関係ございません。



ここからが今日の本題です。
最近、新聞の記事で決まって目がとまってしまうものがある。

もちろん道路特定財源の行く末なるも気になる所だが、確実に自動車産業に影響が今後出てくる事柄。

鉄鋼材の価格高騰！

鉄の元である鉄鉱石の価格･･･ガソリンで言えば原油の価格にあたるものだが、急激に上昇している。

大手の某鉄鋼会社と鉄資源会社が交渉ののちに合意したの鉄鉱石の０８年度の価格は、なんと０７年対比で６５％も上昇してしまった。そして他の鉄鋼会社も、この水準で追随すると予想されている。

さて、クルマはこの鉄鉱石から造られる鉄の塊でできており、打撃を受けるのは避けることはできないはず。

クルマ一台辺りの影響に換算すると、約２万円の価格上昇とも言われている。

自動車メーカーが生産効率などを向上して、この価格を吸収できるのかは今の段階では何ともいえないが、２万円･･･
すでに何十銭単位で製造コストを抑えて価格競争をしている現状を踏まえると、長期に渡って鉄鉱石がこの水準で推移するのであれば、いずれはガソリン価格と同様にメーカーで原材料のコスト高は吸収しきれず、ユーザーに負担となって圧し掛かるのではないだろうか･･･。

そして目を移せば、ガソリン価格が高騰した影では、大手石油資源会社は過去最高益となる成績を更新し続けている･･･もしかしたら、来年度あたりには大手鉄資源会社の過去最高益･･･大幅更新などいう記事が載るかもしれない･･･

う～ん･･･世界の元締めは、天然資源を手にしている”ところ”だと漠然と理解はしていたが、ここ最近改めてその事実を感じさせる事柄が多くなってきた気がする。

ボクも天然資源を求めて、自宅の裏山でも掘ってみようかな･･･
マンション在住なので裏山など存在していませんが(-_-;)