アイアンバスター7実地使用での費用対効果の検証。

予試験の結果を踏まえて、新製品アイアンバスター7を実地で使用してみました。4Lで9,990円の価格が付いており、原液単価は、約2.8円/mLです。本製品は、2倍希釈を前提に設計されていますので、4Lの充填量ながら8Lの製品と等価であり、実用単価1.4円/mLとみなせます。
予試験の結果では、鉄粉量中等度以上の汚れで、ホイール1本あたり、40mL（原液として20mL）相当が必要となることが推察されました。
GBS-Rを診断薬として使用後の追い噴霧だけであれば、半量以下に抑えられそうでした。
このあたりを深掘りしてみることにしました。

▼整備手帳（推定機序と予試験）
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3238318/12486791/parts.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3238318/7417719/note.aspx

アイアンバスター7（2倍希釈液）を全体に噴霧しました。

反応した箇所を重点的に追い噴霧しました。

さらに追い噴霧を行い、ひとまず反応が止まりました。
タイヤ4本での総使用量は、200mL（原液100mL）となりました。費用としては、280円相当です。
予試験のときのセッティングで、GBS-Rを2倍希釈して診断薬的に用いれば、アイアンバスター7の使用量を抑えられ、コストも下がります。ただし、2倍希釈してもGBS-Rも有料ですので、節減効果としては100円未満にしかなりません。反応速度や使用感は、アイアンバスター7のほうが気に入っています。

【費用概算】（円）
アイアンバスター7単独 280
GBS-R＋アイアンバスター7 280
GBS-R（2倍希釈）＋アイアンバスター7 210

以上のことから、鉄粉量が極端に少ないケース以外では、アイアンバスター7主体に投入していく方向性が強まりました。断定的に記すのは早計で、もう少し実施例数を重ねる必要性はあると考えています。