スノーフォームランスによる洗浄液希釈度の検定

別稿で、「スノーフォームランスを使用すると、そこで20倍希釈程度薄まる」ことを記してきました。この数値には、観察をベースにした経験則の部分が多く、一度検証しておく必要性を感じていました。
画像の充填は、500mLです。着色液の役割として、スパシャンファストフォームを適量加えてあります。

バケツ内へ噴霧させて行きました。

全量バケツ内へ吐出させました。スノーフォーム用の薬瓶が空になった瞬間をエンドポイントにしています。

全量で約10Lになっていました。500mL（0.5L）の薬液が10Lになっていました。スノーフォームランスによる希釈は、推定していたとおり、約20倍でした。

この20という数値は、セッティング毎に異なる性質があり、特にスノーフォームランスの性能によって規定される性質が強いものと思われます。

通常は、シャンプーを10倍希釈した状態で充填し、スノーフォームを施工します。多くの製品の標準量が、10倍希釈です。最終的には、200倍に希釈されて車体表面に付着されていることになります。

個々の機器毎に把握しておくと、洗車におけるアイテムの起用法が豊富となり、手技の幅が広がることは間違いありません。まだエスタブリッシュされていない方法の開発にもつながるものと期待しています。

▼整備手帳（関連情報）
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/7547900/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/7616485/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/7583378/note.aspx
https://minkara.carview.co.jp/userid/3429014/car/3506512/7584387/note.aspx