タイヤハウス　整流　PART3

以前タイヤハウス整流をしてみましたが、軽快感はあるもののなんか物足りないなあ(高速道路でのカーブが不安😞)と思い、空力の先人トヨタを参考にタイヤハウス整流をやり直してみようかと。
(写真は助手席側フロントタイヤハウス前方の完成図)

トヨタのタイヤハウスの造形は写真で見たことはありますが、せっかくなんでヤリス、ヤリスクロスのタイヤハウス現物を見てみました。

◯ヤリスクロス　フロントタイヤハウス前方

前方に2本のフィン。
タイヤが回転して起こす空気の流れとタイヤ下側から来る空気の流れがぶつからないようにする役目があるらしい。

◯ヤリスクロス　リアタイヤハウス後方

以前からここの箇所気になってはいましたが、タイヤハウス内側に空気を引き込むのではなく、外側に排出するような位置ですね。

そしてスゴいなあと思ったのがオレンジの線の部分の盛り上がり。空気をタイヤハウスからしっかり外に出そうとしてるかの如く。これによりフィンの効きがよりよくなっているのではないかと。

◯ヤリス　フロントタイヤハウス前方

やはり2本のフィンで空気のぶつかりを軽減しようという狙いか。

◯ヤリス　リアタイヤハウス後方

ヤリスクロスほどではないが、やはりオレンジの線の部分に盛り上がりがある。

ここで思ったのが、
トヨタはフロントタイヤハウス前方と
リアタイヤハウス後方に関してはフィンなどで対策しています。

が、フロントタイヤハウス後方とリアタイヤハウス前方に関しては造形がいたってフツー。
この2ヶ所については特に対策しなくても十分空力に効くってこと？

燃費の先人トヨタがやっているのでまずこれを実践してみよう✊。

今回もこのスキマテープをメインに使用してタイヤハウス整流を行います。

◯使用したスキマテープ
·3M スコッチ すき間ふさぎ防水テープ 9mm厚x15mm幅x2m EN-78

安心の3M、いままでハガレ落ちてきたことはありません。(もちろん貼る時はしっかり脱脂して貼ってます✨)

◯XV　助手席側フロントタイヤハウス前方

それぞれ15cmにカットしたスキマテープを使用。赤矢印の空気の流れを意識して。
この方向に空気の流れをつくることで、タイヤ下側から来る空気の流れとのぶつかり合いを減らすことができ負圧を減らせます。

スキマテープ同士の間隔はトヨタよりも開いていますが、それなりにしっかり取り付けられそうなのがこの箇所だったので。

◯XV　助手席側リアタイヤハウス後方

下の赤矢印マッドガード部分の2ヶ所には星光産業のEW-137エアロフィンプロテクター2 BKを使用。画的にトヨタっぽい。

一番上の矢印付近には15cmにカットしたスキマテープを使用。
これはヤリスクロスのタイヤハウス後方のオレンジの線の部分の盛り上がりを意識して着けてみました。
矢印の先にあるオレンジ丸はタイヤハウスの窪みがある箇所。ここに空気を横切らせるといいらしい。というか以前試して好感触だったので。

取り付けてみての効果は。

身のこなしが軽くなったような感じです。加速いいですね。
かといって浮き上がるような不安定な感じというわけでもなく。なんとも面白いです。
トヨタが純正採用してるセッティングなので安定感が欠けたりとか変にデメリットが出ないようなバランスの取れたセッティングなんだろうなと思います。

もう少し乗ってみて、今まで実施していた下記との違いを比べたいなと思います(特に高速カーブ)。

以前は若干リフトフォース寄りのセッティングなので、高速域でのカーブの安定感が少し弱いなとは思います。
https://minkara.carview.co.jp/smart/userid/3430816/car/3241685/6952822/note.aspx

23.4.8追記
このセッティングで高速域でのカーブの不安定感が改善しました。やはり以前のセッティングだとリフトフォースが発生していたんですね。
中速～高速域も結構軽快な走りです。

◯写真はXV　運転席側リアタイヤハウス後方

今回トヨタに倣って行ったタイヤハウス整流はタイヤハウス内の空気を外に出すようなセッティング。

以前行ったのはタイヤハウス内側かつ上方に空気を流すセッティング(まあこれではリフトフォース発生しますよね)。

両者、空気の流れる方向が真逆です。

今後は感覚もそうですが、トリップメーターをリセットしてちゃんと区間燃費を測らなきゃだなあと思いました。
(実はトリップメーターのいじり方今さら知った😅)

以前は成果に関してエビデンスが弱かったなあと😅。
燃費に効いているか効いていないかをもっとしっかり確認したいですね。