昔を思い出すとキリがない…次から次へと記憶が甦る…小学4年生頃の記憶…おばぁちゃんの原宿として有名な東京巣鴨の地蔵通り…毎月4の付く日(4日、14日、24日)の縁日多くの屋台が建ち並び多くの人で賑わう。ほぼ毎回、自転車で訪れ4の付く日が楽しみだった。出店で人気があったのが「瀬戸物」や「バナナ」の叩き売りねじりハチマキのダミ声おっちゃんが細い竹の棒か何かで台を叩きながら口上をまくし立てる…二千円、千円…まだ無いかう~ん五百円でどうだ!値が下がったところで客が手を挙げる…当時、バナナは高級品。病院のお見舞い品の定番だった…この、おっちゃんには決まり台詞がある…キラーワード「持ってけ泥棒!」小学生の小遣いでは買えないが毎回、見物した。小遣いで買える物で好きだったのが「あんず飴」1本買うとパチンコが1回打てて当たりの穴に球が入るともう1本貰えた…そうは簡単に入りませんが… (右端がパチンコ台 )今も「あんず飴」屋さんはあるが、あんずではなく「スモモ」が多い様だ。そんな中最も強烈な印象として覚えてるのが「漢方薬」店のディスプレイだ。(これはイメージです)今では考えられないグロテスクな物がショウケースにディスプレイされていた……バカデカイスズメ蜂の巣や熊の手と何かのチ○コ…中でも一番不気味だったのが口を開け白目をむいた猿の頭…今なら、動物愛護法で御法度ではないだろうか…それを毎回、恐る恐る見てた怖いもの見たさ…店の周囲に漂う独特な匂い…「これって、漢方?」クスリなの…今となっては、そう思うこの漢方薬の店は現在は無いが私の脳裏に強烈に焼き付いている…