2023Adv160のオイルポンプ、ドリブンギヤ交換 2of2 ギヤ組み付け〜元通りまで
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
続きです
2
ステーターベースにオイルシールを入れます。
写真はステーターベースの内側から撮影。
内側に段差がありますが、ここまでオイルシールを入れてはいけないようです。
3
サービスマニュアルによると、オイルシールはステーターベース内面に対して0〜0.3mmの深さまで入れる、とのこと。
写真黄色丸印の段差を避けてオイルシールが内面と一致するように適当なもので手で均等に押し付けて入れた。
外径32〜36くらいのワッシャーとかをかませても良いと思います。
この後、オイルシール内面にオイルを塗布してステーターベースを組み付けます。
ノックピン2本を落とさなように。
4本のボルト締め付け。ノックピンのあるところから締め付けます。10Nm。
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コイルステーターを元の位置に戻します。
まず写真の黄色丸印のようにグロメット部をはめ込み、次いでステーターをはめ込みました。
中央ソケットボルト3本、配線押さえボルト3本を締め付け(全部10Nm)。
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フライホイール内面とクランクシャフトを脱脂する。
磁力に負けないように注意してウッドラフキーに合うようにフライホイールをはめます。
まわりどめを使ってフライホイールナットを締め付ける。69Nmと、比較的高トルクなので回り止めにパイプを延長して地面にロック。センタースタンドが外れないようにシートを片手で押さえながら締め付け。
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フライホイールナットを69Nmで締めたところ。バラす前のマーキングは青マークでしたが、今回締め付けはピンクマーキングになりました。製造過程で鬼締めか?
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クーリングファンの突起をフライホイールに合うように取り付けて3本のボルトで締結。締め付けトルクは8.5Nm。
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ラジエーター、その他を元に戻して組み替え完了。
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サービスマニュアルを見ると、フライホイール交換後はクランクパルス初期化する、とありました。
scsショートカプラ070MZ-0010300
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配線はこんな感じ。カプラがあれば自作可能ですが、今回は購入。
サービスマニュアルに従いクランクパルス初期化を完了して作業終了。obd診断でP0315が出て、消したつもりでしたが残ったまま。。。車両動作は問題ないようなので放置
→3/4最下段にエラー消去について追記しました
おつかれ様でした。
Adv160オイルポンプ、ドリブンギヤ関連の車両トラブル、各所で色々と聞いていて、対応の参考になればと思い少々くどい位にメモしました。あくまでも自己責任ですが参考になれば。。。
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もともと付いていたパーツ
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オイルシールはNOK
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オイルポンプはピンがギザギザ
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ドリブンギヤ、外観上の異常は無し。
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何も対応することなくそのまま走り続けることも考えましたが、安心して乗りたいので交換に至りました。
組み替え後、街乗り100kmほど走りましたが、問題無しです。
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3/4 追記
サービスマニュアル共通編にdtcエラー消去方法があったので対応しました
1キーオフ
2バッテリーカバーを開ける。
3scsショートカプラ070MZ-0010300をバッテリー正極横の赤端子に接続
4あらかじめ5秒以内でカプラ抜き差しできるように練習笑・・・作業スペースがキツいので意外と重要笑
5キーオン
6メーターを見ながらショートカプラを外して
7エンジンマークが点灯している間に5秒以内でカプラ再接続
8メーターのエンジンマークが点滅することを確認
9キーオフ
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CarScannerでエラーを確認し消去されていれば終了
失敗したら1からやり直す
以上で本当に終了です
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