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イイね!
2023年08月08日

中古DPFの状態(メタルクリーン洗浄済)

11年目の車検で中古DPFに載せ替えました。
再生直後の差圧が5kPaを切らず、メタルクリーン、ハイカーボン、大丸DPFクリーナーはもとよりリンレイのウルトラオレンジクリーナーやラッカーシンナーでも洗浄しましたが結果は変わらず。
芳香族系の洗浄剤であるユニゾールH。
すすぎの水で沈殿物が生成しますが、どうもそれが抜け切らない様子。
諦めました。
所詮は素人ですから失敗もします。しゃーなし。

オクで中古DPFを落札し搭載前に洗浄を終えるつもりでいたのですが、大丸DPFクリーナーで洗浄後、メタルクリーンでの洗浄液加温循環中に循環ポンプが死亡し中途半端な洗浄で終わらざるを得なくなってしまいました。
まぁ、ハイカーボンの有効性を確かめる機会を得たと思えばそれほどアンラッキーでもないのですが。。。
循環ポンプ、結構高いんですよね。。。


DPFを積み替えた際にPCMリセット、数km走行するとDPFが再生を始めます。
画像はその再生からの距離。
PCMリセット後ですから自己学習が終了しアジャストが完了するまでラグがあります。
よって画像の208kmは出来過ぎだと睨んでいた通り、2回目3回目はいずれも150kmが精一杯。
おそらく未洗浄では100km切っていたのではないか?と思われます。
もちろんインジェクターの影響もあるかもしれませんが。。。

洗浄中の様子ですが、オリジナルDPFは大丸DPFクリーナーでは白と茶色のアッシュと思われる堆積物の排出が観測されましたが中古DPFでは観察できず、また洗浄液もカーボンの影響なのか薄い黒色変化がありました。
オリジナルDPF洗浄時と様子がかなり違います。
また、メタルクリーンでの洗浄は相当なススの排出のほか、洗浄液が茶色に濁り少し茶色の泡が観測できました。
アッシュが見られないことから一度洗浄を行った可能性が高いこと、DPF内部に堆積しているもの主は多量の油分とオイル主体の硬質カーボンではないか?と思っています。
そうなると洗浄液の特性上、インラインドレンシステムで吸気からの油分をカットして油分の供給を経ち、数回再生熱でスラッジを硬質カーボン化させてからの方が良いだろうと判断。
いかんせんメタルクリーンの有効温度での循環洗浄が足りない感は否めませんからメタルクリーンでの再洗浄は行うこととしても、これも軽油由来のカーボンには強くても油分にはそれほどでもない印象でしたから、なおのこと数回再生熱を与えてからの洗浄が最適だろうと判断しました。

昨年から取り組んでいるDPFのDIY洗浄。
洗浄方法や洗浄液の試行錯誤があり失敗も多々あり、再生距離の変化が大幅に変化する中で気付いたというかなんというか。。。
それはかぴばらさんだけであるという前提のもとで「再生距離が150km前後になるとPM生成量の印象が2時曲線を描いたかのような加速度的になる」ということ。
走行中のPM堆積具合やISVへのPM付着、アジャスト範囲を超えるATの変速フィールなど。。。
こうなる前に手を打たないと並大抵の洗浄では太刀打ちしにくくなるんじゃないかと思われます。

あくまで個人的な意見ですが、「PM堆積に起因する元凶はDPFの通気抵抗である」との考えは変わっていません。
規定値を超えると再生するDPF。
ならば排気抵抗がそれほど大きくはならないだろうと考えるのも無理はないのですが、それは軽負荷時の等速走行時の話であって、加速時は再生開始時の圧力トリガーであるACC5.85時DPF差圧12kpa超を簡単に超える抵抗値をOBD2によって観察することができます。
普通に静かに加速してもこの値を簡単に超える。
超えた瞬間にPMは大量に発生する。
排気抵抗は排気を阻害し、燃焼室の掃気も阻害し吸気抵抗になり、還流するEGRガス中には大量のPMを含みインマニやクーラーに堆積する。
終始加速で生成したPMはその生成元であるインジェクター先端部を汚染し、燃焼室にカーボンリングを形成し剥離したカーボンはシリンダー壁をポリッシング、偏摩耗を引き起こす。
再生間隔の落ちた状態ではユーザーは低回転域を多用し、ますますインジェクター先端部を汚染する。
負のスパイラルが加速する。

こうなるとどこか一部分を清掃洗浄しても意味は薄い。
すぐに堆積や汚染してしまう。。。
だからこそ全てを同時洗浄することにこだわっています。
全てが清浄であるなら互いに影響する箇所もまた清浄であるから。
清浄が正常のキーなんだ。と思ってます。
その状態を長く保つためのインラインドレインシステムやISVのRMC3E非分解洗浄だったり。
「洗浄や清掃は大変だろうとも日々のメンテナンスは簡易であるべき」
ずっとそう考えています。

ブログ一覧 | クルマ
Posted at 2023/08/08 23:56:15

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この記事へのコメント

2023年8月9日 8:23
お疲れ様です😃

DPF再生時に信号がなく一定速度で本当に軽い登り調子のとき、回さなくてもキレイに焼けます。普通の再生とは抜けがけ違う感が有りいつもそのようにできれば嬉しいのですが、なかなか条件が整いません。

後は吸気ポートの奥のバルブ回りがセルフ掃除では出来ないところ。ここの抵抗がかなり大きいですね。

今のところの考えではブローバイホース出口部分で何か仕込んで半分くらい叩き落として、インタークーラーとベゼルへの仕込みで残りをやっつけたいところです。🤔

オイルミストは本当に手強い。なにも対策しなければ5万キロで終ります😋
コメントへの返答
2023年8月9日 10:15
おはようございます♪
結果が普通過ぎて面白くないので記事にしてないんですけど、DPF再生時は運転状況で排気温度は大幅に変化するのだが、DOCと DPFコア間の温度は常に一定で、しかも緩やかに650℃〜550℃の上下を3回繰り返します。
1.5Dはインジェクター先端部クリーニング再生モードがありますが、KE2AWに関してはインジェクター先端部クリーニングは時折ACCが0になっても再生動作が終わらない時があり、この時にインジェクター先端部クリーニングを行っているのでは?と考えています。
が、ご指摘の通り、軽い上り坂ではエンジン負荷があり、ターボ圧が高くなりますからDPFコアの温度は変化しませんが、送り込む酸素濃度は高くなる。
この違いが再生後の抜けの違いとして出るのではないかと考えてます😉
かぴばらさんは残念ながらどんな再生を終えても変化しませんでしたが、、、🥲

吸気ポート奥とバルブ傘の堆積カーボンは取りにくい&吸気量に直結する部位ですのでなんとかしなければなりません。
現在、ドライアイスブラスト、ウォールナットブラストが主流ですが、前者は設備投資とメディアの入手性、後者はメディアが高い問題があり、また、いずれにせよブラスト設備が必要ですから敷居が高い。
簡易で安価なブラストで可能なものは重曹ブラストですが、ガンノズルが長い物を使う必要があるため、落下式やサイホン式は難しく、また、重曹自体が流動性最悪なため直圧式でタンクを常に揺する必要があること、コンプレッサータンクの水分が直圧式だと問題になるかことから相当敷居が高いのがネックとなってます。
この部分は諦めて手掘りの後、キレイになったインマニの温度センサ部から曲げたパイプに霧状のRMC3Eを吹いて徐々に溶かすしかないかなぁと考えてます。

ブローバイ関連は今のところインラインドレンシステムが予想外の大活躍をしてくれていますのでしばし静観。
が、油煙クラスの粒子がバインダーとしてISVバタフライのPMをより捕捉するためのAT変速の違和感が顕著ですからなんとかできないか?と考えています。

茶漉しのレポートですが、昨日からデータをとってますが総合的に見るとKE2AWでは微妙な感触でして、記事にすることはしない方向です。
が、メールにて報告しますのでしばしお待ちください。

油分吸引問題は本当に手強いですね。
全てを洗浄してもいいとこ5万キロってのは同意見です😅
2023年8月9日 12:26
オイル粘度の違いが大きいかもです。ベゼル辺りは外気温+3~5で40度位。
入れたオイルは冷間時ポタポタしないほど粘度が高くて、40度位だと茶漉しにまとわりつくのかもです。
コメントへの返答
2023年8月9日 14:24
オイル粘度での変化は大いにあると思います。

観測途中で気がついたのは、低負荷時にインタークーラーコアをすり抜けた油煙が茶漉しの網に捉えられるまではいいのですが、捉えられた油分が油滴サイズに成長した時にエンジン負荷が高まると網から分離すること。
網目が細かくKE2AWでは吸気抵抗となり中間から上で明らかにパワーダウンします。
この時にPMの発生が多いのか差圧が跳ね上がります。
おそらくKFはパワーを燃料噴射に依存するのではなく補機類などで最適化していることで違いが出るのでしょう。

油分を抑えるとPMが多くなるスパイラルにハマっている感じです。
今考えてるのは、シンデレラフィットしているところはそのままに台形の頂点をくり抜き別な円錐の網を長く突き抜けさせハンダで止めて、表面積の拡大に伴う通気抵抗の低減化を試してみようと思っています。
これだと網目に沿ってベゼル付近に溜まり、乗り越えない限りは貯留することが可能です。
が、やはり油滴になった途端に吸気流速が上がると飛ぶのは避けられないでしょうね。。。
インラインドレンシステムは油分の排出に特化しているだけですから、茶漉しシステムと比べるべくもなく油煙は吸い込みます。
茶漉しシステムとドレンシステムの融合が理想となるかなぁと考えています。
2023年8月9日 15:15
それつくりました。私のは3000rpmまではすんなり回りますので丸穴は打抜き歯型Φ18を買いましたので盆休みにテストします。🤔

円錐は茶漉しの円の直径60に対して斜めの母線を3倍以上にすると私の計算では通気抵抗が無視できるレベルになります。念のため4倍で試作品は作成しました。😋
写真だけ後程upしておきます。

気持ちいいほど考えがシンクロしましたね😁
コメントへの返答
2023年8月9日 16:25
やはり気がついておられましたかw

ススや油分問題はスカD延命、いや、より良いディーゼル内燃機関のコアな部分とも言えます。
それだけに手強いが面白いですね。
2023年8月10日 8:00
こんにちは。
炭素分なら高温をかければ再生可能です。
よほど悪いオイル(金属系添加剤てんこもりの旧型ディーゼル用オイルなど)を使ってたのでしょう。
差圧が高いままの奴は中のセラミックが割れちゃってる場合もあると思います。
今の中古品の相場、新品価格がわかりませんが中古品には手を出さない方がいいかと思います。
(中古品はほとんど表面の貴金属触媒の価値だと思いますのでそれだけ出す意味はない)
コメントへの返答
2023年8月10日 11:21
コメントありがとうございます😊
おそらく私の過去記事を読んでおられないでしょうから補足を交えて。

油分の多いDPFは再生業者も敬遠するほどですが、昨年より1年かけ、機械的破壊がない限りDPFの非脱着非切断洗浄法を個人で開発に成功しました。
大型高価な機材を必要としないDIYメカニックにも施行可能な方法で新品同様〜9割ほどの機能回復をみました。
DPFの新品価格がどのくらいかわかりませんが、この再生法を使用することで雑品価格のDPFが新品性能を出せるならばそれに越したことはありません。

次にDPF内部堆積物ですが、洗浄法開発にあたり9度ほど洗浄を行った結果、アッシュ、燃料由来の軽油カーボン、オイルとオイルの軽質成分がとんだスラッジ、このスラッジが焼き固められた硬質カーボンが存在することがわかりました。
この中で車両のDPF再生動作で堆積を減じるものは軽油カーボンのみであり、それぞれの堆積成分はそれ専用の洗浄剤を洗浄剤の特性に合わせた順序で使用してやっと満足できる洗浄効果を得られるほど堆積物は強固。
さらにDPF内部温度を900℃以上に上げ、木炭のように燃焼させるとDPFコアが溶損します。
よって燃焼での硬質カーボン、スラッジ、オイル除去はできません。
さらにさらに、アッシュは不燃です。

ご指摘のDPFコアやDOCの割れですが、割れているなら差圧は下がる傾向になります。
微細なPMを通さぬほどDPFコアの目は細かいのですから。
洗浄開始前にはファイバースコープでDPF、DOCの割れなど破損がないか調べています。
もっとも、破損があるならばダメ元で出品者である中古部品販売業者に連絡するのは当然かと。

以上のことから私にとっては中古DPFでの対処は最適解であると考えています✌️
2023年8月10日 11:46
中古再生を否定したようで申し訳ありません。
決してそうではなく、ご存じのように焼いても取れないのは、オイル中の硫酸灰分が固まったものです。
(下記サイトの針状に見えるDPFから飛び出してきた白いやつ)
https://dpf-dpd.com/wisdom-bag/ash
 前ユーザが低アッシュオイルを使用してないとそれはひどい状態だと思います。

 ということで、アッシュ除去、洗浄には、水溶性デポジットを溶かす界面活性剤を試されたらいかがでしょうか?
例えば
https://www.nipponyuka.jp/products02_2.html
コメントへの返答
2023年8月10日 13:03
いえ、全然大丈夫ですよ、至極もっともな意見です。
誤解してませんしご指摘の内容は私に対しての利益となるものです。
文字情報のみの高効率伝達を考えるとどうしても固く冷たい表現になりがちです。
私も貴兄に対しネガティブな感情はありません。
御心使いに感謝いたします。
1番のネックは私がDIYレベルでここまで行う変態だと言うことだけです。

ご紹介された記事、動画のみならず日本油化工業や大丸DPFクリーナーなど企業に電凸するなどあらゆる情報は捉えております。
モノタロウを使い日本油化工業製品を個人で購入しているのはほとんどいないでしょうねw
ここのハイカーボンを加温循環でメインに使い、その前段階として油分と軽油カーボンを取り除くため、リンレイウルトラオレンジクリーナーとメタルクリーンを使用してます。
アッシュは大丸DPFクリーナーを。
前でも後ろでもいいのですが、加水で洗浄力が落ちるため前段階での使用が良いのか?と思っています。
アッシュ溶解でDPFコアが壁面が開きますから後の洗浄剤の循環がスムーズかと。

このオイルの燃えたカス、アッシュといいますが、トラックなどと比べるとcx5、特にKE型では圧縮比の関係か?排気温度が低いせいかかなり少ない印象です。
硬質カーボンなど炭化物がやたら多い感じ。
アッシュは溶解と言うよりも軟化すれば良しとしております。
すなわちどんなオイルのアッシュでも軟化するならそれで良いこと。
皆が皆DL1を使っているわけではない。
当の私もC3です。
昨今のエンジンオイルに硫黄分がどれだけ含まれているかわかりませんが、成分ではなくどれだけ軟化するか?が私の洗浄法では重要です。

逆方向からの高圧空気での加速型水圧洗浄ですから軟化したアッシュはDOCにぶつかりバラバラになります。
バラバラにならなければDOCが堆積物の塊を濾過する形になりますから、洗浄液含浸時間はかなり長くなってます。
それだけだとDPFユニットの断面積の関係で水圧が不足する恐れや抜けの良いコアのみすすぎ水が通過してしまうので、水に浮くポリプロピレン製のベアリングボールを水中に投じ、浮力によって抜けの良いコアを封鎖し未封鎖のコアに水圧がかかるよう工夫しています。

すでに基礎手順は確立しており、そこから削ぎ落とすものはないか?の段階です。
それもこれも私のみん友さんからの情報提供、中でも埼玉55さん(隊長)のご支援があったおかげです。
2023年8月10日 13:33
これまた、まさに釈迦に説法状態のようで、失礼しました。
>変態
対費用効果ではなく、作業そのものを楽しんでおられるものと理解しました。いい結果が出ることに期待しています。
(燃焼室内の金属なり触媒単体のセラミック素材表面に強固に張りつける作用をしている炭化水素の変性物質を200℃以下で除去できる方法が見つかったらメーカも大喜びだと思います)
コメントへの返答
2023年8月10日 15:06
結果がどうあれわからないことがわかる、昨日できなかったことができるようになるのは楽しくて仕方がないです。
で、たいした設備を必要としない&時間はかかりますが使い回せる洗浄液で複数台の同時洗浄が可能ですからコスト的にも優れ、安価でショップメニューとしてどうでしょう?とメールを11社に出しましたが返事は皆無。
マツダは現在もDPFユニットの耐久性には自信があるのかなんの対策もとられていません。
ダメだこりゃ状態w
開発した方法で儲ける気はさらさら無く、スカイアクティブDのネガを克服し、安価でリフレッシュできることで悩んでいる民ともさんを助けたいなぁと考えていました。

これから積み替えたDPFの追加洗浄を行います。
どのくらい復活するか楽しみです♪
目指せ320km!

プロフィール

「@こぉ@CX5(KE)さん、災い転じてなんとやらって感じで、ここに来て一気に何かが判り始めてきました。」
何シテル?   06/23 06:09
ぐれんふぃでぃっく30Yと申します。 今までに遭遇したトラブルやちょっとした工夫を50過ぎのオヤジがちょろちょろと語ろうかと思いみんカラ住人になりました。 ...
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