後期型ルームランプ(フロント)LED増設-その②-
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
「後期型ルームランプ(フロント)LED増設-その①-」の検電テスターで通電チェックをした結果、写真の赤矢印の場所がプラス、青矢印がマイナスと確認が取れました。フロントはLEDが運転席側と助手席側の2ヶ所ありますが、プラスはどちらも同じ箇所から電源を取り、マイナスは運転席側なら基盤も運転席側のマイナスポイントを、助手席側なら助手席側のマイナスポイントから取り出します。検電チェックの結果から、このマイナスポイントの取り出し箇所を間違えて逆にしてしまうと点灯しなくなってしまうと思われますので、間違えないように注意が必要です。
2
ハンダ付けの箇所がわかったところで、ハンダ付けの作業に移ります。購入したLEDランプの赤黒コードでは長さが足りないため、別途赤黒の配線コードで延長させます。少し余裕を持って長めに赤と黒のコードを切り、それぞれ判明したプラスとマイナスの箇所にハンダ付けします。
ハンダ付けは、昔の中学生の授業でおこなうような銅のプリント基板とは違い、簡単にはハンダが乗りません。フラックスのついた銅の基盤であれば基盤とコードの先端を共に加熱しながら簡単にハンダ付けができますが、この基盤ではそれが困難なため、あらかじめコードの先端にハンダをコーティングしておき、それを溶かしながら基盤に最初からついているハンダの上に融着していくイメージになります。無理に基盤を加熱し続けたりすると精密な基盤ゆえに配線パターンを断絶させてしまったり、基盤を壊してしまう可能性があるので注意してください。また、ハンダの特性上、何度も過熱したり、長時間加熱し続けるとハンダが劣化して最悪の場合は通電しなくなることも考えられますので、必要最低限の加熱でできれば1回でハンダ付けを済ませてください。
3
ハンダ付けが終わったらレンズを取り外します。中央側に切り欠きがあるので、そこからヘラなどを使いレンズを浮かせるようにして取り外します。
4
レンズを外すと黄色の丸印の箇所にコードを通せるような穴があるので、そこから先ほどハンダ付けした赤黒のコードを引き出します。赤のプラスコードは運転席側・助手席側兼用なのでそのまま引き込んで問題はありませんが、黒のマイナスコードは運転席側と助手席側がありますので、それぞれの裏側にハンダ付けした(穴から近い方の)コードを引き込んでください。
5
増設するLEDランプをルームランプユニットに固定し、増設するルームランプから出ている赤黒のコードとハンダ付けした赤黒のコードをそれぞれ結線します。今回は万が一LEDが切れた時に簡単に交換ができるようにコードの長さに余裕を持たせたため、余ったコードを束ねて写真のように隅に固定しました。ここは最後にレンズをかぶせてしまえば中は見えないので、そこまで神経質にならないでも大丈夫です。
6
全ての作業が終わったら保護フィルムを元に戻します。この時、ハンダ付けしたコードが走行中の振動などで動いて外れたりすることがないよう、中央のビスでコードも共締めするイメージで締め付けしました。
7
最後に車体側のカプラーにルームランプユニットを繋ぎ、点灯確認ができたらレンズを戻して作業完了です。
8
色合いもさることながら、明るさが激変しました。純正で慣れてしまうと最初は眩しく感じてしまうくらいです。純正の温かみのある色合いと輝度も悪くはないので、お好みで増設してください。
※ルームランプユニットのハンダ付けはシビアな作業となりますので、ハンダ付けに自信がある人のみ自己責任でおこなってください。
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