• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

やすさぼりの愛車 [カワサキ ZRX400]

整備手帳

作業日:2023年5月1日

ZRX400 フロントフォーク オーバーホール

他の整備手帳を見る 他の整備手帳を見る

目的 修理・故障・メンテナンス
作業 DIY
難易度

中級

作業時間 6時間以内
1
2004年式ZRX400
走行距離28000km
フロントフォークのオーバーホール
2
フロントフォークを突出しているので、突出し量をメモ
3
ハンドルを外す(突出してないならそのままで良い」
4
アッパクランプボルトを緩めてから、トッププラグをある程度緩めておく。クランプボルトを緩めないでトッププラグを緩めるとネジ切れたりする。
ブレーキのボルトやフロントフェンダーのボルトも緩める
下のクランプボルトは少し緩めて少し締め付け(固着をとる感じ)。緩めすぎると危険
5
スタンドを立てて、ブレーキなどを外す。
ブレーキはスタンドに引っ掛けておくと邪魔にならない
6
ホイールを外す。
左のアクスルクランプボルトを緩めて、左のナットを緩める。右のアクスルボルトも六角レンチで回らないように支える
7
クランプボルトを緩めてフロントフォークを取り外す。
車体の内側に回しながら抜くと抜けやすい。
8
トッププラグを緩める。(バネがあるので手で飛ばないようにしながら)
カラーも抜いておく。
9
フォークオイルを抜く。オイルを抜くときにバネとワッシャが出てくる。
写真の赤いオイルが右側、真ん中あたりの茶色のが左側のフロントフォークから出てきたオイル。
明らかに左が汚い。6年前の納車時に片方だけ部品の割れがあったとか言っていたので、片方だけ修理したのかなぁ。両方変えて欲しかった。油面調整しないと左右でバネの固さ変わるよな。
オイルを抜いた後、フロントフォークを上下させると、左だけ若干ザラザラした抵抗がある。
あと、左は1番下まで下げると固定されるような感覚がある。(理由は後ほど判明)
10
底部アレンボルトを緩めるための工具を用意。
最初、アストロプロダクツなどで安く売っている右の工具が使えると思っていたが、細すぎてダメだった。
左の純正工具を買った。
昔のZRXはヘキサゴンレンチで良かったみたいだが、所有しているZRXの年式ではこの工具が必要。
11
延長してフロントフォークに突っ込む。
逆さにして底部アレンボルトをインパクトレンチで緩める。
このときに、インナーチューブを強くアウターチューブに押し付けないようにする。
中にある樹脂の部品が壊れる。
12
175Nmのインパクトでは緩まなかったので、アストロプロダクツで強力なインパクトを買ってきた。
アレンボルトはロングの六角レンチソケットが必要
インパクトに対応したロングは注文しないとない。特殊で1週間くらいは待たないと届かない。
13
アレンボルトが外れるとシリンダユニットが出てくる。
14
ダストシールをマイナスドライバーで外す。
リテーニングリングが錆びて、かなり錆粉が出ていた。
摺動面にも付いていたので危険な状態。
実際、インナーチューブに縦の傷が見られる。
リテーニングリングもマイナスドライバーで外す。インナーチューブを傷付けないように。
15
インナーチューブを抜く。
その後、ワッシャ等を取り外す。
16
左はシリンダーベースがインナーチューブにハマっていた。これが原因でフォークオイルを抜いた後に左だけインナーチューブがロックされたようだ。
手では抜けないので、シリンダーユニットを入れて、シリンダユニットを上から叩いて外した。(なるべくやらかいもので)
割れそうで、凄く怖かった。
17
アウターチューブのリテーニングリングが入る溝に錆が付着しているので除去する。
18
アウターチューブの底にもスラッジが堆積しているので中性洗剤で洗う。
19
インナーチューブに傷があるので2000番の耐水ペーパーで磨く。
縦には磨かない。
逆に傷が入ってしまったり、メッキが禿げてしまう危険がある。最低限に留める。
傷は取りきれないので、傷の周りの凸部を若干とるくらいの感覚で。
研磨後は中性洗剤で洗う。
研磨剤や洗剤・水が内部に入ると嫌なので、しっかり養生。
インナーチューブの内部は水では洗わない方が良さそう。メッキされていないので錆が発生しそう。フォークオイルで洗うのが最も安全かなぁ。
今回は面倒だから洗わない。
定期的にオイル交換してれば、ある程度綺麗になってくれないかなぁ。
20
新しいインナのガイドブッシュをインナチューブに取付る。
アレンボルトはネジロックをつけて規定トルクで締め付け。
ネジロックが硬化するまでの24時間作業は中断。
シリンダベースが割れるので規定トルクを守る。
21
新しいガイドブッシュとオイルシールをオイルシールプッシャーで圧入する。
ガイドブッシュは古いガイドブッシュをかませて上から叩く。
インナーチューブに通す時は、丈夫なビニールをインナーチューブに被せ、シールの内面が傷つかないように保護する。
最初はサランラップで保護していたが、破れてしまった。これが、インナーチューブ内部に入り込むと嫌なので、丈夫なビニール(部品が入っていた袋)を使用した。
基本的には、フォークオイルで潤滑した後に部品を取り付けるが、オイルシールはシリコングリスを塗布してインナーチューブに通した。
その後、新しいリテーニングリングとダストシールを取り付ける。
リテーニングリングは錆びていたため、シリコングリスを塗布し防水した。洗車の時などもフォークを養生した方が良いかもしれない。
22
フォークオイルを規定量(年式によって違う)入れて、エア抜きをする。
フォークオイルを注いだばかりは、写真のように注いだことによる泡が発生している。ある程度泡が消えてから、フォークオイルのインナーチューブを上下させてエア抜きをする。

油面調整ツールで油面の高さを調整する。時々、規定量入れれば良いと言っている人を聞くが、フォークオイルがエアを押すことでバネが働くというフロントフォークの原理からすればエアの量の方が重要だと考える。よって、油面調整ツールは必須と判断。
23
スプリングなどを入れて、車体にフォークを取り付け。取り付け時には、クランプ部をある程度耐水ペーパーでヤスリがけを行い(当然、その後綺麗に拭き上げる)、シリコングリスで潤滑した。
フロントフォークの突出しを行なっているため、突出し量を確認しながらクランプボルトを締め付けた。このときも規定トルクで締め付けないとインナーチューブを歪める原因になる。
24
ホイールやブレーキを取り付けて、フロントスタンドを外す。その後、規定トルクで各部を締め付けていき終了。

イイね!0件




タグ

関連整備ピックアップ

夜に…

難易度:

Egオイル交換30994k(整備記録)

難易度:

オイル交換

難易度:

冷却水リザーブタンク補充

難易度:

セルスター101MT取付

難易度:

車検とタイヤ交換

難易度:

関連リンク

この記事へのコメント

コメントはありません。

プロフィール

ZRX400 スイフトスポーツ(zc33s) に乗っています。 よろしくお願いします。 インスタ https://www.instagram.com/yasu...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

リンク・クリップ

RAYS GRAM LIGHTS 57CR Limited 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2024/11/04 14:08:09

愛車一覧

カワサキ ZRX400 カワサキ ZRX400
ZRX400に乗っています
スズキ スイフトスポーツ スズキ スイフトスポーツ
スイフトスポーツに乗っています。
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation