2023年09月25日
ご報告
闘病日記のような事を、
書きますので、興味のない方、
嫌いな方は、スルーして下さい、
よろしくお願いします。
GW前に、癌の告知を受けた。
下咽頭癌で、リンパに転移している為、
ステージは4だが、
救いは、末期癌では無いと言う事、
が、やはり癌の宣告を受けると、
流石に、精神に160kmの、
デッドボールを受けたようになり、
どん底に突き落とされた気になった。
そして、直ぐに入院となったが、
状態はかなり深刻だったようで、
担当医もどうなるか解らないと、
取り敢えずは、大元の咽頭癌から、
対処する事に、放射線と、
抗がん剤の日々が始まった。
何でも、パソコンで検索するが、
今回は、一切調べなかった。
癌治療の副作用は人によって違う、
調べれば、余計恐怖を感じると、
思ったからだ。しかし、抗がん剤も、
放射線も、回を重ねるごとに、
辛さが増して来た。
が、耐えれないほどでは無かった。
放射線は35回、抗がん剤は7回、
放射線の後半は、リンパ腺の方に、
照射された。その頃の喉の痛みは、
かなり強烈だったが、モルヒネの痛み止めで、
何とか乗りきった。
そして、一度退院する事になった。
咽頭の癌が消えたのだが、
リンパ腺の癌は、消えるのに、
二か月ほど掛かるようで、
自宅療養で様子を見る事に、
暫くして通院で検査に行ったが、
リンパ腺はなかなか手強く、
全く消える様子も無く、
全摘出になると言う話だった。
店も閉めたままでは、
売り上げも無く、結構な額の、
医療費も払えないので、
動かない体を引きずりながら準備をした。
そして、復帰し開店して、
数日が経った頃に、
ふと、首を触るとしこりが、
ほぼ無くなっていた。
そして、二度目のPET検査、
これで、体の中に赤く光る所が無ければ、
癌が消えた事になる。
このPET検査は、専門に画像を診断する。
先生が居るようで、二日ほど待ち、
改めて診察に行くと、いきなり、
「良かったですね!」と、担当医が、
光った所は無く、完全に癌は消え去り、
「寛解」と告げられた。
癌の完治は10年なのだが、
まずは5年、様子を見る。
やはり再発のリスクがあるので、
と、癌が無くなり、
「寛解」だからと言って、
100%元気な体になった訳では無い、
入院する前より、入院中より、
遥かに、今の方が病人のようである。
一旦座ると、なかなか立ち上がれない、
激しい眩暈、足の痺れ、味覚障害、
寝ると鼻と喉が詰まり、息が出来なくなる。
全て癌治療の後遺症だと思う、
おまけに、視力が極端に落ちて、
パソコンを見るのも大変である。
まあ、時間が何とかしてくれるだろうが、
唾液が出ずに、口がカラカラになるのは、
元には戻らないようだ。
お茶等で、口の中を湿らさないと、
人と話す事が難しい、
癌とは、まずは精神の戦い、
そして治療後の副作用、全て含んで、
癌と言う病気だと悟った。
しかし、付き合っていかなければ、
既に10年以上、糖尿病と、
付き合っているのに、
癌までとは、病気にモテモテである。
これ以上増えない事を祈る。
皆様の応援で、何とか乗り越えられ、
遂に「寛解」まで来ました。
改めて、感謝致します。
ありがとうございました。
2023年9月25日
下咽頭癌 寛解
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Posted at
2023/09/25 23:29:11
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