2023年12月04日
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癌その後・・・３
闘病日記のようなものを、
書きますので、興味の無い方、
嫌いな方はスルーして下さい、
よろしくお願いします。
朝早くから、病院に行って来た。
細いスコープを、経鼻内視鏡と、
言うようだが、殆ど痛みは無く、
簡単に喉まで行き、鮮明に見える。
しかし、初めはかなり恐かったが、
人間何でも慣れるもので、
今は、何とも無い、
初めての診察で鼻からカメラを入れ、
画像を撮り、その画像を見ながら、
医師が、う～んと、行ったので、
「癌ですか？」聞くと、
「はい、癌です」と、
暫く沈黙が続き、変な空気が流れた。
その後、細胞を取り、
癌である事が確定し、
家族も呼ばれた。
その時、医師が「ステージ４です」
と、言った瞬間、
在庫のウイスキーを処分せねばと、
一年で出来るのか？
勝手に一年ぐらいしか、
生きれないと思ったが、
「ですが、末期癌ではないので」
はあ？どういう事？
が、頭の中は、ウイスキーを、
どうするか、その方が気になった。
帰ってから、奥さんが説明してくれて、
やっと、納得出来た。
咽頭癌、正確には下咽頭癌なのだが、
大元は、ステージ２で、
リンパ腺に転移しているので、
それもステージ２で、
合計でステージ４と言う事らしい、
ほんまかいな？と、思ったが、
そういう決まりのようだ。
まあ、ステージ４は末期癌しかないと、
思っていたが、色んなケースがあるようだ。
で、入院したが、暫くすると、
精神科も受診するようにと、
確かに、夜は眠れず、同じ事ばかり、
考え、無気力になり、完全に鬱になっていた。
抗うつ剤やら、睡眠薬やら、
どんどん、薬が増え、
抗癌剤の副作用も強くなって来た。
最近ネットニュースで、
芸能人の方が、抗がん剤の副作用に、
耐えれなかったと出ていたが、
私は、全然平気だった。
２～３日、かなり吐くのだが、
高校生の時、ブラックニッカを、
一本飲んで、三日起きれなかった。
２０代の時、バーボン、
オールドクローをストレートで、
ボトルごと一本飲んで、
二日間吐き続けた。もっと大人になって、
ブードルズジンを一本・・・
いや、止めておこう、バカがバレる。
まだまだ、数々のエピソードがあるが、
その時に比べたら、
抗癌剤の吐き気など、何とも無い、
それより、モルヒネの副作用の方が、
大変だったように思う、
まあ、それを乗り越えて、
今日の診察だが、やはり完全に、
癌は消えているようだ。
しかし、良く考えると、
メスも入れず、どこも切らず、
癌が無くなったのは、
凄い事なのでは？と、思う、
そして、今月末に胃ろうを取り、
口からの食事に戻すのだが、
食べ物が、喉で何度も詰まり、
息が苦しくて、死ぬかと思ったが、
これは、放射線の副作用で、
ムクミだと、医師から説明があったが、
確かに、首が太くなったような気がする。
と、首の筋が痛いのだが、
それも、副作用のようだ。
闘いはまだまだ続いているのだ。
頑張ろう・・・
余談だが、今日も大病院は、
凄い人で座るイスも無いぐらいだったので、
院内をブラブラしていたら、
盲導犬を連れた方が、
その隣にはペルパーさんが、
賢い犬だなと、見ていたら、
ゴールデンリトリバーと、
目が合った。私を見ている。
と、同時に尻尾を振っている。
で、横を通り過ぎようとした時、
ええっ！マジか！盲導犬に抱き付かれた。
立ち上がると、結構大きい、
ペルパーさんが慌てて引っ張った。
いや、飼い主さんも、引っ張られていた。
周りは凄い人で、みんな心配そうに見ている。
は、恥ずかしい・・・
お二人とも、凄い謝られたが、
犬は好きなので、全然かまわない、
しかし、飼い主さんも引っ張って、
立ち上がって抱き付くとは、
いや、流石に驚いた。
どうも動物とは相性が良い、
近所の犬も、みんな寄って来るし、
ドックランでも、犬に囲まれる。
おまけに、ハトやスズメも寄って来る。
下の娘が小さい時、
動物が寄って来るのには、
どうしたら良いのか？
と、尋ねられたが、知らんし（笑）
私は何もしていない、多分フェロモンか？
どうせなら、女性が寄って来たらいいのだが、
まあ、それは無理か、
さあ、年末に癌の闘病が、
一段落する。来年は良い事あるだろう、
と、前向きに、前向きに、
色々と励ましてくれた。
このみんカラの住人の皆さんには、
ほんと感謝しております。
コメントで勇気付けられました。
ありがとうございます。
そしてやっと、流動食のイノラスとも、
お別れ出来る。イチゴ味、
ヨーグルト味、リンゴ味、
珈琲味等あるのだが、
直接、胃に入れるので、
味は全く関係無いのだが、
まあ、口から飲んでも良いのだが、
信じられないぐらい甘いですよ（笑）
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闘病日記 | 日記
Posted at
2023/12/04 21:25:09
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