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2024年02月27日

アメリカンオーク 2

アメリカンオーク 2 お酒の話を書きますので、
興味のない方、嫌いな方は、
スルーして下さい、
よろしくお願いします。

昨夜は、店に行こうとお風呂に入り、
出て着替えたが、ふらつくので、
少し、横になったら、気づけば、
次の日の朝だった。

ブログは書いていたが、
アップ出来なかった。
申し訳ありません。
ではでは、続きを!

話が長く、前後し、
解りにくいかと思いますが、
解らない部分をコメントして下さい、
ではウイスキーの世界へ!

グレンリベットの話が、
横道に逸れて、
インドのウイスキーの話になり、
世界のウイスキーの売り上げ、

20位までに、インドのウイスキーが、
12銘柄ある事に、皆さん驚かれたと思うが、
そこに、大きな落とし穴がある。
インドのインディアンウイスキーは、

「廃糖蜜」これは、砂糖を取った後の、
サトウキビの搾りかす、
それを蒸留し、色と、味を付けて、
ウイスキーとしているが、

これは、インドの法律では、
全く問題が無いのだが、
廃糖蜜を蒸留するなら。ラム酒と、
言う事になる、EUで販売禁止なのは、

そういう事だと、私は思う、
これが許されるなら、
なんでも有りになってしまう、
のだが、全てがそういうウイスキーでは無い、

1980年辺りから、
モルトを蒸留したウイスキーや、
1985年に誕生した。
シングルモルト「アムルット」※1等


高品質のウイスキーも作られている。
アルコールに、色を付け、味を付けて、
ウイスキーとするのは、
日本も同じで、法律では、

日本も、色、味を付けても、
構わない、要は甲類の安い焼酎に、
味、色を付け、ウイスキーと、
言っても問題は無い、

現に日本では10%が、
ウイスキーであれば、
残りの90%は醸造用アルコールでも、
ウイスキーで構わないと言う、

ザル法である。知ってましたか?
ウイスキーの熟成年数も、
スコットランドは3年以上、
バーボンは2年以上に対して、

日本は規制無し、出来立てのアルコールも、
問題なし、原材料の規制も無く、
現に米焼酎や泡盛等も海外では、
「ジャパニーズ ライス ウイスキー」として、

売られている。
折角、日本のウイスキーも、
海外で認められるようになって来たが、
それを逆手に、こういう商売が、

溢れているのが、違法では無い、
まあ、これは、又、詳しく説明します。
私が、「何でも良い」ではいけないと言うのは、
そういう、味付け安アルコールを、

高いお金を払って、
買うのは如何なものかと、
ウイスキーと言う名にすれば値段を、
高く、設定出来る。

その国、その国で法律が違う、
その国ではウイスキーでも、
他の国にいけば、ウイスキーと、
名乗れない物が沢山ある。

しっかり調べないと、
国によって法律が様々で、
原材料や、製法も違う、

それを同じように「ウイスキー」と、
言う単語だけで、一括りにすると、
500年以上の歴史がある。
スコットランドの、

ウイスキーに携わる方々に、
失礼である。手間も暇も掛けて、
丁寧に、造られている。
そういう事を、伝えるのが、

私らの使命で、仕事だと思う、
まあ、それは又、次回でも、
説明するので、話を戻そう、
グレンリベットの200周年を、

記念するボトルが発売された。
スタンダードの12年は、
バーボン樽とシェリー樽も、
使っているが、記念ボトルは、

100%アメリカンオーク樽だと、
この「オーク」が、ややこしく、
単に森の木の総称であるので、
「車」と言っているのと同じ、

車にも車種があるように、
オークにも種類がある。
ヨーロッパには、
ヨーロピアンオーク、

スペインには、スパニッシュオーク、
コモンオークとも呼ばれる。
我が国のジャパニーズオークが、
「ミズナラ」である。

皆、樽材として使われるが、
アメリカンオークは、
北米産のホワイトオークだが、
これが、樽には最も適している。

それは、何故か?
樽の天敵は「漏れ」なので、
気密性の高い木が良い、
それが、ホワイトオークである。

逆に日本のミズナラは、その点、
樽材としては加工がかなり、
難しい木だと、言う事であるが、
近年、樽の加工技術も、高まり、

色んなオークが樽材として、
使われ出した。
そして、今回はファーストフィルの、
アメリカンオーク樽100%、

これが、どういう物か解説すると、
ファーストフィルとは、
一度、バーボンやシェリーを、
入れた樽と言う事だ。

そこに一度ウイスキーを入れると、
セカンドフィル、次がサードフィルとなる。
そのアメリカンオークだが、
他にも、ワインや、ブランデー等にも、

使われるので、ファーストフィルの、
アメリカンオークなら、今までは、
バーボン樽と言う事だったが、
厳密には、そうとは限られない、

この辺りの説明が、蒸留所側から無く、
アメリカンオーク樽とだけ書かれていた。
まあ、そういう時は、
スコットランドは、


クライゲラキ「ハイランダーイン」で、
働くケイスケ君に連絡、
さて、どうなる事か、
長くなるので、続きは又、明日!


※1「アムルット」インド南部の
田園都市バンガロールで、
1948年に創業。 当初はブレンディングと
ボトリングのみでしたが、
1955年にラムの製造を始め、
1970年代から
ブランデー造りに着手。
その後、ウイスキー造りにも乗り出し、
1985年にインド初のシングルモルト
「アムルット」を誕生させました。
ブログ一覧 | ウイスキー | グルメ/料理
Posted at 2024/02/28 20:47:03

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