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amourさんがスロットル洗浄してISCVがちょっとトラブったのを受け、同じ雰囲気のISCVのカリーナで洗浄実験します♪
ポイントは、、、
☆洗浄剤によるISCVへの影響について
☆モリブデンコートの必要性について
作業に入るその前にamourさんが気にされてたストットル洗浄でISCVが壊れるという情報
MHO ENGINEERINGさんの情報は理路整然としていて、とても解りやすく参考にさせてもらってますが、スズキ車(一部?)のISCモーター(KFエンジンと同タイプ)のモーターコイル線の被膜がコンディショナーで溶解し、レイヤーショートすることが破損原因だそうです♪
https://www.team-mho.com/isc-clean/
モーターのレイヤーショートに関する話はご要望があれば別途アップしますが、KFエンジンのISCモーターだとまー壊れないと思います♪
スズキのISCモーターがどのように組み込まれてるのか???ですが、コイルがケース等に囲まれてるわけじゃなく、ISCVユニット内にダイレクトに組み込まれてるのかも??と妄想してます♪
カリーナやL150Sは電磁石システムでまったく無縁の世界ですが、プラスチック筐体がコンディショナーで割れたりとかは可能性ゼロではないです。。。
どんなことにも大なり小なり僅かなり、リスクは存在するので、全てにおいて自分でやることは自己責任ですね♪
さて、2番のプラススタッビドライバーでインテークホースバンドを緩めて引っこ抜きました♪
分解作業はこれだけです♪(その後ISCもバラすことになりますが)
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バタフライ部分の現状!
閉じた状態と開いた状態が左右順序逆なのに今気づきましたが、そのままイキますw
ブローバイホースが2本ともインマニ側なのでバタフライ手前はほとんど汚れてません♪
が、、、バタフライ直後からはまっくろくろすけw
一番底の部分は指で触ったんですが、タール状の汚れがべったり状態です♪
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ここで登場!
Wako'sエンジンコンディショナー♪
泡泡スプレーで白いモコモコが出るんですが、作業途中液化したところが水色っぽくなってたので、エンジン内部洗浄定番のRECSと同じ洗浄剤が入ってるのかもしれません♪
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まずはバタフライを閉めた状態でISCV通路へモコモコを投入します♪
エンジンはかかってません♪
ノズルを少し差し込んでスプレーしただけでこの汚れが噴出してきます♪
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次にバタフライを開けて中にスプレーします♪
もうよく判んないくらい黒い汚れが流れてきますw
しばらく放置しないとかな?って思ってたんですが、ものすごい洗浄能力で数十秒でこの状態です♪
汚れを飛ばすために一回エンジンかけます♪
インテークホースは抜いたままなので、ウエスとか何かが吸い込まれないよう要注意♪(掃除機とかとは比べ物にならない、ものすごい吸引力です)
最初エンジンはかかりませんので、アクセル全開でセルを回し続けます♪
初爆が来たら、ストールしないようアクセルペダルをコントロールしながらアイドルするまで、マフラーから白煙とともに毒ガス吐きますw
アイドルしだしたらエンジンかけたままスロボディに戻って、インマニの奥の方までコンディショナーを吸い込ませるために手動でバタフライを開きながらコンディショナーを噴き込みます♪
すぐストールしそうになるので、手でバタフライの開き具合をコントロールしてガホガホ言わせながらコンディショナーを噴き込みます♪
取説にある3000rpmくらいをキープしながら噴き込むって作業です♪
雰囲気キレイになったと思ったら一度エンジン止めて中を確認します♪
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ピッカピカになりましたv
バタフライバルブのシャフト両脇付近についてる黒いのがモリブデンコートなのかカーボンなのかこの時点では判らなかったんですが、黒いのでカーボン??と思ってもう一回コンディショナーをポイント噴きしたところ、、、
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もう、キレイさっぱりにw
写真を見て気づきましたが、モリブデンコートでしたね♪
黒いシャフト部分にグレーのコート跡が残ってます♪
グレー部分の感じから、ハケ塗りでぶ厚く乗せてる感じですね♪
コンディショナーでモリブデンコートが剝がれるのは間違いないようですが、黒い樹脂シャフト部は剝がれてないので、真鍮のバタフライの濡れ性(密着性)が悪いんでしょうね~w
モリブデンコートが溶けてるのではなく、剝がれてる感じ♪
あと、この時点でバタフライに向かって右側、10時の位置に別の穴を発見したんでそこにもコンディショナーをぶち込んでおきました♪
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コレは、KF-VEのスロボディです♪
裏からLEDライトを当てた状態で撮影してますが、バタフライバルブとスロボディ内径にはスキマがあります(かなり狭いですが)♪
擦れてないのでモリブデンコートは潤滑のためではないことが判りますが、以前、スカイラインかジーノかで、モリブデンコート場所のバタフライバルブの側面にカーボンが溜まることで、このスキマが無くなりスロットル開け始めで引っかかる感じになりました。。。
軸に近づけば近づくほど動きが小さくなるので、カーボンがはがれにくいんでしょうね~
これを防止するためにモリブデンコートを施工してるんかな??と妄想してます♪
フライパンのフッ素コートで焦げ付きにくいみたいな!?
コートが無くなっても、スロットルに違和感(特にパーシャル時)がなければOKですし、なんかひっかかる??ってなったら、また洗浄ですね♪
あとは、ホースを元通り組んで、周囲にまき散らしたコンディショナーがあったらパーツクリーナーで洗浄して、エンジン始動してちゃんとアイドルしてるっぽかったら走りながらエンジン回しめにして毒ガスを吐き切ります♪
調子良くなったか見がてら40分ほどドライブしてきましたが、、、
☆エンブレが効きにくい⇒アイドルが1000rpmくらいまで上がったので♪
⇒40分くらい走ればECUが学習し直して戻る?って思ってましたが、変わらないので帰ってきてからEFIヒューズを抜いてECUリセットして一発解消♪
☆エコモード時のパーシャルのツキが良くなった♪
4速で少しアクセル開くとナカナカ進まない感じ、もう少し開くとナカナカ進まない感じ、さらにもう少し開くと加速が始まる感じだったのが、少し開くとナカナカ進まない、もう少し開くとゆるく加速開始みたいな感じになりました♪
普段パワーモードなので、あんまり気にならなかったですが、エコモードってこんなもん?乗りにくっ!って思ってましたが、汚れてただけだったようですw
で、アイドル回転数を調整しようとISCに触ったところ、なんか濡れてる!?
一度外すと、コンディショナーらしき薄茶色の液体がついてました。。。
ISCVのシャフトのベアリングのスキマから外まで浸透してきたみたいです♪
サラッとパークリで拭いて完了、ISCV(磁石付きシャフト)も軽く回ってるので問題なさそうですが、ベアリング内部のグリスは飛んでると思います(もともと入ってるのかは??)♪
あと、エアコンコンプレッサー動作時のアイドルアップですが、コンプレッサー負荷が大きいとき(半日以上停止していた状態からエアコン使用とか、日中暑い時のエアコン使用とか)はずっとマグネットクラッチが切れるまでアイドルアップしますが、夕方~夜とかはマグネットクラッチON時にアイドルアップして、ちょっとしてから通常アイドルに戻る感じです♪
仕様なのか、気温が低いから機械的に何かが起きてるのか?(別案件で、温度が低いとオイルやグリスが固くなり動きが渋るとかはある)は不明ですが、洗浄前後で動作が変わらないのと、コンプレッサー回ってて通常アイドル回転数でもエンジンがプルプル苦しそうではないので、「ま、いっか♪」って様子見してますw
カリーナくんのISC、パッキンが無いので、UVレジンの耐熱性確認も含めて3Dプリンターで造ってみました♪
10分くらいでモデリングして、6,7分でプリントアウト♪
水洗いしたり、2次硬化(UVライト照射)して30分くらいで完成です♪
このスピード感はホント嬉しいです♪
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