クランク角センサーベアリング交換
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
中級 |
作業時間 |
6時間以内 |
1
交換して使っていた中古のクランク角センサーからもベアリング異音が鳴り始めたため、異音がしていた手持ちのクランク角センサーの清掃とベアリング交換を実施。
実は赤丸のピンがどうしても抜けず、
何か月も格闘。本日ようやく抜けました。
・ピンポンチで叩く作戦⇒ビクともせず撃沈
・ドリルで頭を削ってピンポンチで叩く作戦⇒ドリルで削れず撃沈
・車屋の友達のボール盤で頭を削ってピンポンチで叩く作戦⇒ボール盤でも削れず撃沈
※友達よりアドバイス「ステンレス用の刃じゃないとダメかも」
(安物の一応ステンもOKなセット刃でやっていた)
・ステンレス用の刃を買いドリルで頭を削ってピンポンチで叩く作戦⇒見事頭が削れ、ピンポンチで叩いたら抜けた!!
使用したのは下記
「3.5mmステンレス用ドリル」
「3mmピンポンチ」
「金づち」
2
まだ苦労はありました。
ピンは抜けたものの軸からカムに接続する部分が外れません。
考えた末にOリングの溝に写真のベアリングプーラーをかけ、穴の中に太めの6角レンチのネジを入れ、プーラのネジを6角穴にあてて圧をかけて抜きました。
3
センターのベアリングもひと苦労。
写真のカムに接続する部分を逆さまにじくに差し、小さなコマを穴に入れプーラを掛けて途中まで抜きました。
最後はだいぶ緩いのでコマを直接軸にのせてプーラーを掛けて抜きました。
※カバーは外した状態で作業。
4
外側のベアリングは比較的簡単。
ついでにカバーの外し方から。正しいかは疑問ですが。
①カバーのネジ3本外す
②コネクター部のプレートとカバーの間にドライバーを入れてこじって隙間を作りカバーを外す。
③コネクタ部の2本のネジを外しプレートを外す。
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④黄丸辺りのネジ3本外す。
⑤後ろの三菱マークをこじって外す。
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⑥写真のようなパイプ3本立てる
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⑦クランクセンサーを逆さまにして、青部にパイプが足になるように置く。
⑧三菱マークを外した穴から軸に金属の棒を当てて叩くと棒が抜けます。
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⑨ネジを2本外し押さえ金具を外せば、ベアリング交換できます。
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バラせました1
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バラせました2
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各部品掃除をして組み立てていきます。
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軸はカムに接続する部分を逆さまにじくに差し叩き込みました。
レコード盤のような部分を少し曲げてしまったので修正します。
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ベアリングは先ほど足に使ったパイプを使用して叩き込みました。
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後は元通り組み立てて完成です。
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そして車両に搭載。
色々叩き込んだりしているので内部回路が心配でしたが、無事エンジン始動しました。
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タイミングライトで点火時期を調整して、一応進角するのも確認しました。
数キロ走った感じでは異常はありません。異音もありません。
しばらく様子見です。
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