クランクケース減圧
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
Vツインマグナは90度Vツインです、4サイクルエンジンは単気筒だと720度で1点火らしいので、これが2気筒の360度パラツインになると爆発間隔が360度になります。
しかし、そこから90度ブイツインになると90度ズレますので270度になるらしいです。
となると、不等間隔爆発になるんですね?
と?が着いたのはちょっとあんまり自信ないので笑
でも、270度パラツインは不等間隔ですから…そういうことでは無いのですか?
とりあえず、恐らくピストンが交互に綺麗に上がったり下がったりするわけじゃないという事です。
ということは?クランクケース容量が変化するということです。
つまり?
これは減圧したら効果ありそうでしょ笑
ということで、やりますかぁ。
如何せんTTの直4気筒ではあんまりおおおっ!!っていう感動を味わえず、不完全燃焼気味ですから、ここはひとつ排気量が少なくて更にクランクケースの容量が変化するこの90度Vツインでやってみようと思います。
この赤丸の所からブローバイガスが出るようですのでホースを抜くことにしましたが…
2
まだVツインマグナの整備書が手に入らないのでネットの情報とパーツリストからの情報頼りになりますが、赤丸の37番のホースがどうやらブローバイホースのようです。
最初パッと見たら11番のタンクはクーラントリザーブタンクに繋がってるのでクーラントのホースなんじゃ?と思ったらクーラントリザーブタンクと隔たれて同じパーツでブローバイのセパレータータンクにもなってたんですねぇ。
狭いところで何とかやるための知恵なんでしょうね。
因みに写真はラジエターリザーブタンクの部分です、37番のホースが前の写真の赤丸のところに繋がっていてエンジンからブローバイが出てくるホースです。
そしてタンクからはホースでキャブの手前のエアクリーナーボックスに繋がっています。
サイズは内径が12mmと書かれております。
ということでここに12ミリのワンウェイバルブをぶっ込めば完了です。
と思ったら…抜いたホースが既に裂けていて笑
全とっかえですね。
そんでもってホースの内径は15mmでした。
どのくらいブローバイガスがでてるかなぁ?と思い圧力を測ってみました
3
とりあえず、工業用のワンウェイバルブをつけて中間に適当にメーターをつけて針の動きを見てみましたが、正圧になることも無く負圧になることもなく?
あれ?多分メーターの動きがアバウトで分かりませんね。
デジタルの工業用メーターを付ければ微量でも負圧や正圧が測れたかもしれませんが。
4
ホースがどこもかしこも裂けているのでダメですね笑
とりあえず、プジョー用のツーストエンジン用のリードバルブを利用して無理くり取り付けてみました。
その際純正のホースは裂けてしまっていたので裂けた部分はカットしてとりつけました。
なお、純正のブローバイセパレートタンクは使わずに代わりにリードバルブをタンク替わりにしてエアクリーナーボックスに繋がっています。
これでエアクリーナーボックス内の負圧も掛かりつつ、リードバルブによりクランクケースを負圧に出来ると思われます。
今日は遅くなったのでまた今度試乗してどうかなってところですね。
追記2023/09/24
パワー感は正直あんまり分からないんですがエンジンブレーキが超絶効かなくなりましたね。
アクセルオフの時のドンってやつが緩くなったような緩くないような、あと問題はですね、シフトダウン時にいつもの様にアクセルを開けて煽るといつもよりも回転が上がってしまい上手く決まらなくなった。
というやつですね。
困ったもんです。
その辺はなれていくしかないのかもしれません。
でも正直エアクリーナーの裏のパンチングメタルを取り外した後の方がインパクトは高いですね。
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