
いつ頃からかは知らないのですが、最近の地下の道路工事では左右を逆にして敷設する手法が使われています。
もし、地上と同じにするとどうなるのか。
何か事故があったり故障車があると通常左によって退避場所に停め、そこから壁のドアを通って外に出ることもできたりします。
しかし、これを反対車線でも作ると2倍の面積が必要になり、工期にも影響が出てしまいます。
そこで地下では左右を逆転させて、それぞれの左脇同士を近づけて、退避用の施設をひとつに集約しちゃうことで費用を抑える工夫をしています。
地下を通す距離が長ければ長いほど費用対効果が高くなるため、最近の長~い都心部の地下道路はこのように作られることが多いようです。
外環道も大泉から南下した直後に左右を入れ替えていますね。
そう考えると、外環道と東名を結ぶJCTでは左右が戻っていないことから、まだまだこの先地下の道路ができることを想定しているってことですよね。
本当かウソかまだ分かりませんが、最終的にはアクアラインとつなぐ!なんていう話も出ています。
私が生きている間に開通するかは全く期待できない話ですし、南海トラフとの兼ね合いで設計者、工事関係者の心中はいかに!というところでしょうか。。
Posted at 2025/05/15 08:16:28 | |
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