流用スタビライザー・スタビリンク交換

スタビライザーの交換を参照される場合は、必ずジャッキアップし、あて馬を左右噛ませた後、作業をお願いします。片側だけのジャッキアップでは、片側にテンションが架かったままになります。
作業工程は、あくまでも自己流一例ですので、ご参照される場合は、自己責任のもとで、お願い致します。

リアスタビライザーの取外しは、リアに至って安易で、リアロアアーム側のスタビリンクのボルト(14mm)を一ヶ所左右とも外し、次にスタビブッシュを固定しているステー上下２ヶ所のボルト(12mm)計4本を外すと、スタビ・リンクとも外れ抜けます。

今回入れ替えるスタビライザーは、
A型純正が14Φに対して、後期型の15Φを検討している最中、フォレスタSJ5型が同形状で16Φなのを、みんカラの先人様の情報を拝見し、今回の交換となります。ありがとうございます。

写真
左=ZN6純正14Φ
右=SJ5純正16Φ

スタビライザー交換にあわせて、
クスコ製ショートスタビリンク、
新古品を同時に交換しました。

元々車高調でのダウンに伴い、スタビのバンザイを改善させたく、ショートスタビを入手しており、今回やるならスタビごと関連パーツを入れ替え、リアの挙動の落ち着きを狙います。

スタビライザーブッシュは、後期型の15Φブッシュを流用、Φが1mm小さいですが、問題なく収まりました。

写真スタビライザー
上純正 14Φ　下SJ5用 16Φ

ステーとブッシュの間にシリコングリスを塗布して組み上げます。
グリスは、キタコのシリコングリス容量5gで使いきりなので、お勧めします。400円

取付けは、リアロアアームにショートスタビを取付け、外し工程の逆工程でスタビライザーを組み込み、スタビリンクとスタビの取付けは、クスコ製品の取説に従って行いました。
仮組仮止めまでは、すんなり行えました。

ジャキアップを解除後、1Gにて増締です。
ロアアームとスタビリンク=38Nm
スタビブッシュステー=30Nm
スタビとスタビリンク=38Nm

効果は、慣らしでの感覚ですが路面ギャップに過剰なピックアップが減収しており、大きなギャップにも収まり良く、つっぱり感が減りリアが左右とも個々に接地、タイトなコーナーでは、前に出る推進力が増した体感です。
改善効果は大きく感じます。特にコ・ス・パはかなりお得です。