ルーフライナー張り替え②
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①からの続きです。
画像はありませんが、古いライナー生地を剥がします。
粘着は全く無くなっているため簡単に剥がせます。
生地を剥がしたら、劣化したウレタンを除去します。
タワシで簡単に取れていきます。
新しい生地を貼るための下地づくりをどこまで行うかですが、固く絞った雑巾で何度か拭き上げる程度としました。
古いボンドが残っている場合、新しい生地が凹凸を拾う可能性があるため、アセトン系の溶剤で除去する方が良いようです。
ここまで済んだら、オーバーヘッドコンソール用の枠を外していきます。
ペンチで外しますが、枠が変形しないよう注意が必要です。
2
いよいよ貼り付けていきます。
準備するものは以下の通りです。
①スプレーのり×2缶
②ウェスや布
③コンビニ袋
④ハサミ、カッター
⑤捨て布(ルーフより少し大きめ)
⑥新しいルーフライナー用生地(難燃性)
①は使い易さを考えてコニシZ-3を選びました。
吹きつけのhigh/medium/lowの切り替えや、縦横の切り替えができるためです。
糸状に糊が吹かれるのは3Mの99とほぼ同じ感じだと思います。
②は③に入れて、生地を圧着するためのものです。
手のひらや指で圧着すると、跡が残ったり、生地を痛めてしまいますのでおすすめです。
⑤は圧着を一時保留する為の緩衝材です。
ルーフ本体と新しい生地の両方全面ににスプレーのりを吹きつけるのですが、一気に貼り合わせてしまうと失敗の元となる為、捨て布を間に噛ませて一旦3層にする為のものです。不要になった毛布などでも良いようです。
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スプレーのりの吹きつけ方、左下のあたりは塗り過ぎです。真ん中あたりが適量のようです。
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新しいルーフライナー用生地にスプレーのりを拭いていきます。
画像はありませんが、ルーフ本体側7:3生地側 くらいの吹きつけ度合いが良いようです。
ですので、生地側は一度塗り、ルーフ本体側は二度塗りとしました。
のりは直ぐに乾くわけでは無いので、ここは慌てず、丁寧に作業します。
前述の通り、本体側・生地側共に、一気に全面にスプレーのりで吹きます。
ワックスやポリッシャーの様に何cm四方ずつとかでは無いです。
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捨て布とコンビニ袋で圧着施工している画像が無いです。
どうやら必死の作業だったようで。
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くぼんだ箇所は生地を引っ張りながら、アシストグリップなど部品がつく場所は予め穴を開けて切り込みを入れてから引っ張ると綺麗に仕上がります。
画像は概ね貼り終わって、巻き込む部分でカットした様子。
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オーバーヘッドコーソール部。
生地を巻き込んでいきます。
ルーフの縁や、パーツの穴部分、全てそうですが、オリジナルは巻き込まずに切りっぱなしになっています。
見た目や今後の作業性を考えて、巻き込んで処理することとしました。
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やや浮きがありますが頑張った方かと。
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アシストグリップ付近は難易度が高めです。
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サンバイザー部の裏側の処理。
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縁の処理が終わり、生地の貼り付けが完了しました。
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オーバーヘッドコンソール部の枠を戻します。
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生地を裏側に巻き込んだため、収まりは完全では無いですが、オーバーヘッドコンソールで見えなくなる為問題無しです。
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ルーフを車内に戻します。
ガーニッシュ、ピラー等、逆の手順で原状復帰していきます。
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生地感の違い。
右のサンルーフ側が古い生地、左は新しく張り替えた生地。
角度のせいか、かなり色が違うように見えますが、実際はほぼ同色で満足でした。
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サンルーフの枠をはめ込みました。
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割れている箇所。
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薄めの生地なのでベースのエッジが立ってます。
ベースの凹凸は拾わない程度の薄さ。
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アシストグリップの凹んだ箇所も綺麗に貼り付けられました。
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