
このところの台風や大雨、北海道の地震と被害に遭われてしまった方の一日も早い復旧をお祈りします。
私自身は先日の台風による風速規制で電車が止まってしまい、あわや帰宅難民となるところでした。
職場の元同僚が偶然帰宅済みでクルマを出してくれたことで無事に帰宅することが出来ました。
本当に感謝しかありません。
いよいよSK9のフォレスターは納車され始めていますね。
夏休み中に宇都宮で1台、一昨日は海老名付近で1台、見かけました。
これからだんだんと増えていくのかな。
VMGの純正戻しはほぼ終わり、代車との入れ替え待ちとなります。
部品を色々(と言ってもGRFのときより全然少ないですが…)純正戻しした結果、元に戻して一番インパクトが大きいのはマフラーでした。
純正マフラー、めちゃめちゃ静かですね。
静か過ぎてマフラー交換したくなった時を思い出しました。
個人的には静か過ぎ…つまり、もうちょっと音が欲しいと思ってしまったのですが、
次期車SKEフォレスターも基本的にはFA/FB系ということで似たような音なので、リリースされ次第交換したいと思っています。
さて、前回blogからしばらく経ってしまっていますが、2.5LのSK9フォレスターは7月に試乗済みです。
グレードはTouringの赤色で外観チェックして、Premiumの黒色で試乗しました。
■外観チェック
Touringの赤色で外観チェックです。
赤色は自分も選んだ色なので確認出来て良かったです。気に入りました。
現行レガシィに塗布されている色なのでチープには見えないと思い選びましたが正解でした。
外観で唯一気に入らないのがテールランプのデザイン。
出来損ないの蟹の爪みたいで、デザインがフロントとちぐはぐに感じます。
これを少しでも中和する意味で赤色ならボディ色と比較的近づくので良かったです。
フロントデザインは洗練されていて良いと思うのですが…、
テールランプはVIZIV-FUTURE CONCEPTのカッコよさやアセントのすっきりさを見た後だと「?」が残ります。
開口部の都合とはいえブレーキランプもコの字型点灯ではなく、ボディ側の端っこだけですし…。
後方車両からの視認性はちょっぴり不安です。
ちなみにハッチゲート側はポジションランプ連動なので、夜間のみ点灯です。
このあたりは少しずつ目が慣れていくことでしょう。
■内装
Premiumの黒色で試乗です。
内装は黒でAdvanceとほぼ同じなので、乗り換え後を想定した確認が出来ました。
乗り込んでみて、見た目にはGT/GKインプと変わり映えしないのですが、よく見ると細かい寸法は違います。
シートはファブリック。レザーではありません。
私も今回はファブリックにしたので、質感確認が出来ました。
シートはGT/GKインプよりも腰のサポートが改善傾向ありです。
ただ、シートが全体的に柔らかいので長距離は疲れやすいかもしれません。
個人的にはシートはVMGの方が好きで、もう少しサイドサポートなどに張りのある方が良いかなと思います。
後はとにかくドアハンドルが無くなったことが残念。
SJフォレスターは立派なドアハンドルが付いていて、プレミアム感がありました。
平たく言えばコストダウンですね…。
視界関係は非常に良くて、見切りの悪いところは感じませんでした。
フロントフードは左右のサイドが少し盛り上がっていて見切りも良いです。
Aピラーの位置関係はVMGよりも良く出来ていてピラーの太さを全く気にしませんでした。
左フロントタイヤ付近はミラー内蔵のサイドビューカメラにて確認、左後輪付近下部の確認は左ドアミラーの左1/5が広視野角になっていて、
フェンダーにキノコ型のミラーが無いのですっきりです。
左ドアミラーの視野角が違うところはちょっと慣れが必要かもしれません。
Xモードのダイヤルは、ダイヤル式のSIドライブのスイッチを流用しているイメージです。
シーン別にダイヤルひとつでトラクションコントロールのON/OFFをやってくれるそうです。
でもこれって新しい機能でも何でもないんだよなぁ…。
これまでもXモードに2モードあることを(ディーラーの人を含めて)全然知らなかったみたいです。
ていうか、状況次第でトラクションコントロールをOFFにするのって常套手段だと思うのですがね…。
私の使い方だと絶対お世話になることのないダイヤルスイッチな気がして仕方ないですが、
センターコンソールの良いところに鎮座しているのはもったいないです。
ちなみに、先行オーダーした方へ。
先行カタログのディーラーオプションにトノカバーがありませんでした。
本カタログには掲載あり。
別途購入しないとトノカバー無しですのでご注意ください。
ちなみに感謝デイで先行してトノカバー頼もうとしたら、車台番号と紐づけが必要とかで、
乗り換えていない私はまだ発注出来ないみたいです。
システムで連携するようになった分、こういう細かいところが融通利かせられず煩くなったみたいです…。
■試乗
公道を試乗した感想として、とにかくSIシャシーからの進化に圧倒されました。
脚を本当にしっかり動かして段差でボディを揺すらないのはすごいと思いました。
ディーラー周辺で試乗中、2車線路の左側を走行していたら急に前を走るクルマが左折しようとしたため、
後方確認のうえで右車線にグイッと車線変更しました。
そんな場面でも重心が高いにもかかわらずハンドルにしっかり付いてきてくれたのは頼もしい限りでした。
走らせていて感じたのは、SGP+ターボエンジンを想像するだけで最強だなと思ったことです。
いまはこの組み合わせが存在しないので妄想するしかありませんが、次期V系がとんでもないパフォーマンスを持ち合わせることは間違いないと思います。
横道にそれちゃったので戻します。
SK9ですがシフト操作のカクカクっという節度さ、ブレーキのタッチがショートストロークな点、いずれも良くなっています。
細かいところですがドライバーとしてはこういうところはポイント高いです。
ただ、SKEはブレーキフィールが回生ブレーキの関係で無効ストローク領域初期タッチの雰囲気がまた違うようなので、実車が楽しみなところです。
それから、ディーラーの方に研修で確認いただいたのですが、SKフォレスターのブレーキハウジングは放熱性と軽量化のためアルミ製です。
GT/GKインプはアルミ製、XVは強度確保のため鉄製となっていたので、フォレスターもどうなるかと思っていたらアルミ製でした。
こういうところからもコストの掛け方がどうなるのか窺い知ることが出来るかな、なんて思います。
(SKフォレのA型の初期はどうもコスト掛け過ぎてるみたいです…)
ただ、CVTだしNAだしで、2.5Lと言えども上り勾配での発進時は「ウィーン」と結構唸る音を出します。
良くも悪くもCVTということで、音と速度がリンクしないのは宿命かもしれません。
普段の静粛性が高過ぎる分、このような音が出やすい時にかえって目立ってしまうのだと思います。
こういうところもマフラー変えたくなる要因かなぁ…。柿本さん早く出して!!
もうすぐAdovanceも9/14デビューということで、私の引き当てされるクルマも9/11以降に決まるようです。
このペースで行くとVMGを下りるのが9/23(日)、そこから代車で過ごして、10月初旬ぐらいに納車になりそうで今から楽しみです。