
今週は個人的に注目しているカメラが発売になります。
カメラそのものにも興味はあるのですが、今後のレンズ交換式カメラの将来に関わる、そんな日になってしまうのではないかと感じる5機種の発売です。
まず
11月15日(木):NIKON1 V2発売
つづいて
11月16日(金):SONY DSC-RX1発売

2012.11.24追記
・ソニーの50/1.4レンズに、コンパクトデジタルカメラボディをくっつけたようなボリューム感。
・ボディの厚みがやや薄く、レンズ右側(シャッター側)のスペースが不足している。
・そのため、右手だけのホールディングは心もとない。両手でのホールディングがお勧め。
・AFは一瞬待つ感じ。とっさの1枚は撮りづらく、十分な観察と予測によるスナップが必要。
・MFはフォーカスリングを廻したとたんにモニターが拡大表示になるため、非常にやりやすい。
・レンズの出来、AE、ホワイトバランスは特に違和感なし。AEはやや明るめかもしれない。
・レンズシャッターはほぼ無音。ショックも皆無。非常に良い感触。
・35mmフィルムサイズのセンサー搭載機として抜群の機動性を実現しているが、三脚に据えても満足の結果を得られるカメラ。
・究極の1台と言いたいところだが、私の体はファインダーを欲しがった(笑)
・内蔵ファインダー搭載のRX1f(仮称)の登場を希望する。フラッシュは外付けで構いません^^
さらに
11月16日(金):SONY NEX-6発売

2012.11.24追記
・この機種単体で見ると見やすいEVF。被写体とEVFの色温度がほぼ一致している印象。
・可動モニターも同様に色温度が調整されており、違和感はない。
・新レンズのズーム操作をする際に、右手と左手が干渉する。コンパクトボディの根本的な問題。
・ボディ単体のホールディング性は良好。
・新しいパンケーキズームレンズとNEXシリーズの基本骨格は実用上の相性が悪いので、積極的にはお勧めしにくい。レンズ側の問題だと思いますがネ(^^;
併せて
11月16日(金):SONY NEX-5R発売
そして
11月17日(土):FUJIFILM X-E1発売

2012.11.24追記
・デザインから想像するよりも軽量。グリップがない分ブレ止めには注意が必要と思われる。
・レンズのズーム操作やフォーカシングで左右の手が干渉することはない。
・EVFとモニターの色温度が異なるため、どちらを正として撮影するか慣れが必要。
・使ってみた範囲ではEVFのほうが被写体に近い色温度。MF操作にも十分追従してくれる。
・新ズームレンズはとても扱いやすく剛性感がある。
・NEXの当初の標準ズームよりマニュアル操作との相性が良い。
・EVFの像倍率はもう少し大きくしていただきたい。これはNEX-6も同様。
ご存知の人はこの5機種が全部「ミラーレス」カメラの仲間だとお分かりになると思いますが、これらの発売開始はレンズ交換式カメラの主流が、光学式ファインダー機から電気式ファインダー機に入れ替わる、最後のダメ押しになる気がしません?
この1年は、大手2社が積極的にフルサイズデジタル一眼レフの新機種を投入した年でしたが、今後同じような年があるかな~とイメージすると、どうやら無さそうだな~(汗)というイメージが湧いてくるんですよね。
12月に発売になるデジタル一眼レフもありますし、今後も新機種・新技術の投入はあると思いますが、今年はちょうどその分水嶺で、今後は電気式ファインダー機が主流になりそうな気がしてます。
10年くらい前に街中からすごい勢いでフィルムの同時プリントサービスが消えて行きました。
光学式ファインダー機が同じ勢いで減って行くとは考えにくいですが、一眼レフカメラがレンジファインダーカメラに取って代わったような変革をこの2~3年で見られそうです。
そんな雑感を交えながら、私のカメラ選びは宙に漂っています(^^;
※2012.11.24の驚き
初めてソニーのα99実機を見ました。EVFの出来にかなり驚き(@@;)
スポーツや動体への追従はもう一息ですが、子供の運動会レベルであれば十分実用になります。
一眼レフのファインダーはレンズのf値によって明るさが変わりますが、EVFの明るさはレンズの影響を受けないため、一般人の一般的な用途であれば光学ファインダーのアドバンテージは既に無いかも知れません。
10日前の予想よりずいぶん早く、カメラのファインダーはEVFに置き換わるかも知れませんね。
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@充電中 | 日記
Posted at
2012/11/13 14:51:39