Takamiyaのブログ一覧

東北・関東の地震に関するニュースの中に、後片付けや瓦礫の撤去が始まった、とのニュースが混じるようになりました。原発による放射能汚染の不安が広がるなかで、わずかな明るいニュースではありますが無責任に応援ばかりはしていられません。

こんな時に何を言い出すんだと、お怒りになる方がいるかも知れませんが、あえて記事とします。

アスベスト・PCB対策を怠りなく！


■アスベストに関する基礎知識は以下の通り
「Wikipedia-石綿（アスベスト）」

■環境省による災害時のアスベスト取扱マニュアルは以下の通り
「災害時における石綿飛散防止に係る取扱いマニュアル」


■PCBに関する基礎知識は以下の通り
「Wikipedia-ポリ塩化ビフェニル」

■環境省によるPCBの廃棄に関する資料PDFは以下の通り
「ポリ塩化ビフェニル（PCB）廃棄物の適正な処理に向けて」


今回の地震で破損・倒壊した建物や、津波で流された建物の多くには、アスベストを含有する建材が含まれているはずです。雨や雪のおかげで飛散が防がれていた側面があると思いますが、今後瓦礫の撤去が本格化し好天の日が続くようになると、本格的な飛散を懸念せざるを得ません。

撤去に当たる方、被災地に乗り込む方、瓦礫の集積地周辺にお住まいの方などは、放射能以外にも２次被害が起こり得ることをご周知下さい。被災自治体の皆様にはさらに負担を強いるようで申し訳ないのですが、環境省の災害時マニュアルを参照されて災害復興に取り組んで下さい。


PCBも実は思いのほか身近な場所に使われています。
その多くは照明器具を中心とした電気を使う製品です。
海水に浸かって壊れたから、ということでの安易な廃棄は要注意。自治体がこの問題に取り組み始めるには時間がかかると思いますが、廃棄物の回収インフラが復旧するまでは保管をしてください。

一般的な住宅ではPCBを使っている器具自体がほぼ無いと考えていいですが、築30年を越える建物の所有者や事業者の方はよくよく注意してください。
PCBには保管義務があることも申し添えておきます。


今、私に出来ることは義援金への参加、献血、情報提供くらいです。
はっきり言って個人的にはとても無力。
それでも当事者意識だけは失わないでいようと思います。

被災された皆さんの笑顔と健康を祈って。

東北関東大震災関連のニュースが、相変わらず続いています。

時系列も発信源もばらばらで、情報の一元化が出来ていないのがよくわかります。
福島第一原発事故の情報も同じくばらばらですが、早い段階で全体像を説明された動画がありますので、お時間がある時にご覧ください。

１時間以上の動画ですがみる価値はありますよ。
以下、大前研一さんのライブ画像です。

「大前研一ライブ」

東北地方を中心とした地震・津波のニュースが切れ目なく流れています。

幸いにして今回は目に見える被害を被らなかった。
ただそれだけです。

今回の地震の当事者として何ができるか？
考え行動したいと思います。

阪神淡路・福岡県西方沖の地震を経験した身には、絶対に他人事ではありません。