パーツレビューでも報告しましたが、最近純正エコピアからアジアンの「ファイナリスト595EVO」というスポーティなタイヤに替えたんですね。
というのも元々N-BOXを購入した当初からその柔らかな足回りに違和感を覚えていたんですが、様々な場所へドライブ行くにつれて段々と不満が募るようになってきまして。
スポーティなイメージが強いホンダ車の、それも
【カスタムターボ】
という如何にも走りが良さそうなグレードを選んだのに、昔のクラウンみたくふにゃふにゃで全然スポーティじゃない足回りがどうにも我慢出来なくなってきて。
ただこの問題はどうもサスセッティングだけではなさそうで、何となく純正タイヤの性能の低さが要因なんじゃないかな?と薄々感じてもおり。
なので今回のブログは
【純正タイヤからアジアンスポーツタイヤに交換したらヘナヘナな足回りは改善するのか?】
というテーマで綴ります。
アジアンタイヤに関しては前車エスティマでもATRプレミアムというアジアンスポーツタイヤを履いてた事があり、一本5500円という激安価格にも関わらず交換後は走りが一変してめちゃスパスパ曲がれるしロードノイズも激減するして非常に好感触でした。
残念ながら同ブランドは既に廃盤になってましたが、レビューやクチコミを見てそれに近い印象だったこのファイナリスト595EVOを選択。
代金はタイヤ4本に交換代全てコミコミで3万以内。
この安さを知ったらもう国産には戻れませんね。
で、交換後はどうなったかと言うと、思った通り走りが劇的に改善。
以前はコーナーでぐにゃっとロールして不安定に曲がってたのが、交換後はタイヤが路面にしっかりと喰いついてる感とドッシリとした剛性感が物凄く、ちょっとくらいオーバースピードでカーブに突っ込んでも全くふらつく事なくスムーズかつクイックに曲がれるのは素晴らしいの一言。
不快だったロールはかなり減って運転がグッとラクに楽しくなりましたね。
あとロングドライブで最大の悩みだったのが爆風の中の高速道路。
風に煽られてハンドル取られまくって恐怖感すら覚えてたのが、ボディは揺れるもののグリップ力向上のお陰でハンドリングの安定感が増し、より安心してドライブ出来るようになったのはめちゃくちゃ有難い。
ロードノイズも純正より全然静か。
荒いアスファルトを走行した時のゴォーという耳障りな騒音が相当軽減されて快適度向上。
デメリットは乗り心地に若干のゴツゴツ感があるのと燃費が5〜10%ダウンする点。
まぁこれはスポーツタイヤの宿命でもあるし、性能と価格を考えたら許容範囲ですね。
という事で、純正タイヤに関しては燃費面でそれなりに貢献してはいたものの、その低性能ぶりで安定した走りが大きく犠牲になってた、という結論に至りました。
普段あまりスピード出さないからグリップ力とかどうでもいい、って人もそれなりにいるかもしれませんが、例え低速で走っていても脇道から急に車や人が飛び出してきたらすぐには止まれません。
しかしグリップのいいタイヤなら数cm手前でギリギリ止まれた、急ハンドル切っても横転せずに済んだ、なんて事も無きにしも。
ましてやN-BOXみたいなスーパーハイト軽は
【普通車並の車重とミニバン並の全高がある車体を165の細いタイヤで支えている特殊なクルマ】
という事を全ユーザーがもっと直視すべきとも考えます。
なので多少燃費を犠牲にしてでも純正からグリップのいいタイヤに早目に交換する事を強く強〜くおすすめします。
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2023/06/14 12:42:30