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美深で目覚めたのが10:00。
やはりちょっと調子が良くない。鼻がいよいよ緩い。熱感はわずかだ。昨晩の温泉入り口にあったサーモグラフィーで37.1とあったが、その時よりは少しマシだが。
今日は滑るのをやめて、走ろう。
どこに行く?
もう少し北に向かうか。
音威子府は、かつて真っ黒な蕎麦?で有名だったそうだが、もうやってないんだよなぁ。
そして音威子府より北西に向かえば行き着く先は稚内。
真北に向かえば、もう、あとは寂しい寂しい寒村地帯、だよね?
旅情は、今回は寂しい方を選んだ。
よし、中頓別、浜頓別方面だ!
その音威子府を通過した。
ふとサイドを見ると、あらローカルスキー場!

なんだかもう、行かなきゃならない使命感みたいな衝動が湧き出ている。
スマホで調べたところ、音威富士スキー場という。
700〜800m級のリフトが2本。ただし上部はやってないらしい。それでもコース長が800〜1000mあれば、悪くない。昨日のスキー場なんてコース一本300m?みたいなところもあったワケだ。
よし行くか!と、調子が良くないことなんて吹き飛んでいたのだが、なんと月曜定休!
なかなかやな、ウインターシーズンしか稼げない業態なのに、週一で休むなんて。営利志向でないこと、人手が足りていないこと、そして利用者も多くない、ということだろうか。
稚内方面に向かう40号と分かれ、国道275号を行く。
道は立派だが、ところどころに牧場があるだけで一面山と雪と空、ときどき川。

なるほど、牛さんが渡ることもあるのか。
それにしてもシュールな絵柄やなぁ。

雪面に多数の滑走跡が??
単なる風紋だろうけど、スキーの走ったあとに見える病気だな。

おお、真っ赤なD:5だ!
北海道ではことさら人気のデリカD:5だが、なるほど消防署も導入してるんだ。
発令車?指揮車?

さらに走ると、またもスキー場だ。しかもリフトがアクティブ。
当然、寄ってみる。

中頓別町 寿スキー場という。
ネット上では「日本一めでたいスキー場」とも書かれていて、なるほどそれはスルーできないな、行ってみよう。

コースは基本的に3本。
一回券を4枚購入して、さあ行くぜ!

ネット上で最大斜度25度とあったが、もう少し急な気もする。

ゲレンデトップからの景色。
海もかろうじて見えるが、遠いな。

これは珍しい!
スキーヤーが排除されてるんだ。
逆パターンは散見されるのに。どんなコースか気になるが、かなり短い感じ。数十メートルの林の中コースなのかも知れない。
気温のせいでザバ雪なのが残念と思いかけて、昨日kitakazeさんに教わった滑りを練習するにはむしろ悪くない。
3本は練習、最後の1本はスピードチャレンジ。
短すぎることもないし、斜度もややキツめな適切さ。ほんと、近くにある方が羨ましいゲレンデでした。
すぐ近くに戦闘機があるんだって?

こんなの。F-104スターファイター。昔の未来だよね。ウルトラマンの飛行機たちはきっとこの機種を叩き台にしてることだろう。
見に行こう。

なるほど、冬はカバー掛けてるのか。大切にしているということね。仕方ない。

エゾシカだらけ。本当に危ない。
お尻の毛、なかなかのモフモフだ。掴んでみたい。

跳ねるところを見ていると、野生の王国を強く感じるなぁ。

あと少し走れば、白鳥の湖「クッチャロ湖」だ。
当然、いるだろうけど、いなかったら・・・。

おー、大量にいますねぇ。コハクチョウ。
あと、カモ?ガン?
それとカラス。
さすがに湖面は氷結。

ラブラブちゃん?ケンカ?

この羽ばたき、初めのうちはなんだろ?と思ってたけど、飛翔のための滑走準備みたい。このあと助走しながらゆっくりと離陸。
ボディーの大きなハクチョウだから、サッと飛び立てるわけではないんだな。
鳥を撮ってると時間を忘れてしまう。そろそろ次行こか。
問題のエヌサカ線だ。
いや、エサヌカ線。エヌサカじゃないよエサヌカだよ。

オホーツク海沿いのどこまでも続く直線道路の一つで、北海道ツーリングをするバイク乗りから人気のスポット。
国道からエサヌカ線に向かうわき道を入っていく。

お?
途中から除雪されてない?
別ルートを。

あー、ここもダメだ。
もしかして冬は供用されてない?

3度目のチャレンジでようやく進入路を見つけられた。軽じゃないと狭いかも。
そして、エサヌカ線に至った。

雪が溜まったままだが、これはこれで雰囲気あるかな。
冬のエサヌカ線として。
北西側も。

あはは、変わり映えしない(^^)
そりゃそうだ。
決定的に誰もいないので、道のど真ん中でゆっくり撮影できた。
そのまま北に進み、全線通行できるかな。

途中にクランク?シケイン?があるのだが・・・


あ、ここまでか!
仕方ない、戻りましょう。
このあと、さらに北に向かうか?
時間がないか?
それと、サロマ湖畔のホタテフライバーガーは押さえておきたい。
うん、南に向かおう。

鹿ゾーンに突入か。
道の駅に寄っても、こんな張り紙が。

なかなかはっちゃけてますな。
実はボクもレンタカーでエゾシカとぶつかったことがある。自走可能ではあったが、ボンネットベッコリ。気をつけなきゃ。

キタキツネも、今回の北海道旅で初めて。
今までのキツネは人慣れしているのか、クルマに近づいてきて物欲しそうな顔をしていたものだが、コイツはエサとかをもらったことがないみたいで、スタスタ林の中に消えていった。
紋別に戻ってきた。まさか紋別で2泊目を取るとは。

港湾内、流氷は霧散していた。
小さな塊が1つだけ。暖かかったからなぁ。
そういや、コイツを見たことなかった。紋別では有名なのに。

ご存知ですか?
どう見ても、ウサギナマコ科のあやかしの類だ。

ほら!
宇宙怪獣ウサギナマコトトロ!!
いや、

ウサギナマコカオナシだ。
ね、そう思うでしょう?
まあ、なんだっていけるわけだが

凶悪怪獣ウサギナマコみっふぃ、とかね。

さて、ここの駐車場で寝よう。
寒冷前線が来るぞ!
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yukiyama | 日記
Posted at
2024/02/21 10:52:19