風来坊というか瘋癲というか、根っこを持たないまま風に吹かれて生活しているボクなので、わずかに残る社会との接点が希薄になる年末年始は、今日がいつ何日何曜日なのか全く分からなくなってしまう。
スキー場が混んでいるなら土日かな?という程度。
でも今日は安比、ちょっと混んでたかな。そうか、12/30。そうだよな。
昨日はしこたま寝だめしたおかげで、朝6時に目が覚める。遅寝遅起きのボクらしくない。
さあ、この旅の一つのクライマックス、安比高原スキー場へ向かうぞ!

まだ薄暗い岩手県北部

津軽街道踏切だって!
そうか、そうなんだ。

見えてきた、安比のコースたち

7時着、早い!
センターハウスのほぼ真ん前に陣取るアトレー。

1番!
未だかつてない快挙だ。
でも、強風でゴンドラが動かない予定だという。
天気図的には穏やかな天候になるはず。
気にしないで突撃だ!

ちなみリフト券
ブラックパス、すごいね!
ファストパス的だったり、キャタピラー雪上車で専用コースを滑られたり。だそうです。

8:30始動のはずのゴンドラは、結局20分遅れで動き出した。問題なし!

最上部のハヤブサコース
30度を超える圧雪バーンには、わずかな新雪が乗るのみ、快走するぞ!
ここ数日で分かってきた。
左足荷重の右ターンが苦手なのだが、ボクの場合、足首をしっかりと曲げ縮めて、膝を少し内側に倒し込むイメージを持つと、全体的に上手く曲がれる気がしてきた。
ただしその精度はまだまだ低く、瞬間的に抜けたり内足荷重が過剰になったりして吹っ飛ぶことがある。
安比上部のハヤブサなど30度級の急斜面は、圧雪がビシッ!と決まっていて、ファーストトラック的なタイミングでは、もうね、飛ばしたくなるんだよ。
ただし、
昨年、名寄ピヤシリでレクチャーを受けて以来、ただ飛ばすだけなのはただの暴走と思えてきて、丁寧に滑ろうという意識が今は強い。
だけど、30度を超える斜面で精度の低いターンをやると、一気にスピード過多、変にエッジが引っかかったりしてバランスを失ってしまう。
そう、本日1本目、いきなりのハヤブサコースですっ飛んだ!
あ、あかん!
片脚が浮いてリカバリーしようともがくけど、斜度と速度がそれを許さない。
もう少し低速なら自ら転倒するのも一手だけど、既に50キロは出てる。あー怖いよー。
どう転んだかは分からないが、昨年度から体重が3キロ増え、筋力も落ちているのが悪い気もする。
結局、両足とも板から解放され、背中から落下、一度後頭部を打ち付ける。
覚悟を決めたが、ヘルメットとふかふか新雪を圧雪し、その上にわずかに新雪が乗っているので、覚悟したよりは衝撃は弱かった。
あとは背中で斜面を滑り落ちながら、ブーツで雪面を削る。
50mくらい滑落したかな。
ポールは手にあった
ブーツの先とポールの四足歩行で板までよじ登る。
ゴーグルの内側まで雪が入り込み、視界が悪い。
それよりも、左手の親指をやったか。痛いぞ。折れてはいないけど、逆向きに力が掛かったんだろう。
板の片方は、斜めに雪に刺さっている。どうやってこんなふうに刺さるんや?
ダメージは、親指のみ。夜現在、多少は痛みが引いてきたけど、無茶はできないなぁ。

きれいな山容の斜面にいくつも並ぶ安比のコース

上部が急斜面、下に行くほど緩くなる

斜度変化が見るからに分かりやすい

ここ、第2ザイラーコースAは、未圧雪のハードなコブ斜面
ただ、雪は降ったばかりで柔らかく、ボクのレベルでもなんとかなる。

左、派手な転倒をやらかしたハヤブサコース

ハヤブサの隣、オオタカコースは雪付きが悪いみたい

ブラックパスなら乗れる、西森CAT!
snowcat、雪上車のことらしい。

稼働してないリフトが雪だるまに!

こういう景色を見るのもスキーの楽しみ

ハッピーアッピ

北向き斜面なので、西陽が隠れるのも早い

コース東側、ザイラーエリア

コース北側、セントラルエリア
ピンク色のコースが滑走不可コースだ。

とりあえず、可能コースは全て制覇できた
たびたび止まりながら、マップを確認し、頭を使って探検するようなおもしろさ。
疲弊まではいかないけれど、よく滑ったなぁ!という感覚。
身体が冷えたので、温かいものを食べて温泉だ!
明日は、どうする?
下倉リベンジかな?
でも大雪とか。
んー、どうしよう?
ブログ一覧 |
yukiyama | 日記
Posted at
2024/12/30 22:04:41