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Zono Motonaのブログ一覧

2024年01月30日 イイね!

今年の八方も晴天なり

今年の八方も晴天なり


1/30 八方尾根


2〜3日前までの、今季一番という大雪を受けて、急きょ八方へ。
八方でアースホッパーを使えるのがこの1週間だが、他のスキー場2回分の権利を消費するので、行こうかどうしようか迷っていたのだが、雪がいいと言うなら行くしかないよね。
しかし八方尾根、強気やな。ま、ある意味日本の質的No.1ゲレンデだし、しゃーないな。

夜のうちに八方へ。



八方尾根ルールでは、駐車場の除雪のため6時までは車を止めないでということだが、この夜というか寒波の去ったここ数日は完全に晴れ予報。行ってみると数台の車中泊が見られた。

しっかし綺麗な夜景だ。




晴れ予報。ついでに放射冷却による冷え込み。



車内もガラスがこんなことに。凍えながら着替える。



咲花ゲレンデ脇の駐車場は、ゲレンデ徒歩0分。小規模スキー場並みだ。
舗装されていないのが少しツラいところか。




八方尾根のゲレンデマップ。その名の通り、山頂から四方八方に尾根が伸び、それぞれがタフなコースとなっている。

特に名物コースは「リーゼンスラローム」と呼ばれる向かって左端の赤いコース。全長3,000m、標高差800m、最大斜度30度、斜面変化に富んだ八方尾根の看板コース。ここは、斜面が荒れる前に行っておこう。

現在位置は、ゲレンデ下部右側の咲花ゲレンデ。リフト5本(!)を乗り継いで、とりあえず山頂を目指す。



ものすごいコブだな。八方らしさ全開!



黒菱第2クワッド沿いの短くも完璧に整備された斜面。
珍しく朝イチスタートしたボクには垂涎のキレイさ。3度滑ってさらに上へ。





おお、妙高戸隠連山の山ひだが山水画のようだ。
早起きしたら、三文以上の徳があるもんだな。




山頂部リフトのグラートクワッドから。
標高1800mを超えてくると、空の青がこんなに深い。
おんたけとか志賀高原横手山の2300mだと、もう宇宙がすぐそこ。



最近は外国人たちが太板を担いで登山を始めている。タフやなぁ。
ボクも太板を買ったけど、絶対真似しないな。




八方最上部のリーゼングラート、あれれ、未圧雪でコブだらけ。
一部は圧雪入ってなかったっけ?ここ。苦労させられた。

それから一気にリーゼンスラロームを駆け降りて、マップに向かって左下の名木山ゲレンデを塗りつぶす。そうだな、左から順に塗りつぶしていこうか。次は白樺ゲレンデ。



白樺ゲレンデの最下部には、八方唯一のゴンドラ乗り場がある。

それにしても、乗り場直前でさえこの斜度!
八方尾根らしいなぁ。




ゴンドラに乗り込んで・・・



八方タウンを見下ろす。この市街地は、主にホテル・ペンション街だな。
バブル期のスキーブームでは、アフターを楽しめる店が軒を連ねていたというが、今よりもずっと華やかだったのかなぁ。


ゴンドラを降りたら八方中上部のパノラマゲレンデ。中級者に人気の幅広グルーミングバーンだ。
この日はポールを立てて練習する姿も見られた。




パノラマコースの下部、このトンネル、かつては供用されていたのだけど、この日は進入規制。雪不足のせい?




八方尾根の上級コース表示には注意が必要だ。

同じくパノラマコース下部。この下は最下部にある白樺、国際、咲花の各ゲレンデにつながる強烈なコースが並ぶ。
各コースを塗り潰すために何度もゴンドラに乗り、これらの強烈なコースを滑り続けているうちに、確実に脚が削り取られていく。


ふへぇ。


ところどころで止まりながら息を整えながら空を見上げる。



乾燥した高気圧の寒空に飛行機雲がさわやかだった。
排気中の水蒸気が一気に冷却されて雲になり、乾燥空気に引っ張られるように蒸発し、水滴がみるみる小さくなり、消えていく。




この日、いろいろ飛んでいたよ。

うさぎ平から黒菱のコブを眺めていたところ、プロペラ機の轟音が。
これは、近いぞ!?



おお、自衛隊機か?
2機編隊だ。

画像で見るより、ずっと近かった。なんなら、ちょっとお行儀が悪いくらいに。
ほぼ目の前で旋回しながら遠ざかっていった。
この品行の良くなさ、もしかしたら米軍機か?



エンジン4機掛け、枚数が6枚のプロペラ。

調べてみたら、やっぱり米軍だ。C-130J。自衛隊は6枚プロペラを持っていないという。




それからそれから。



パラグライダー!
へえ、こんなところを飛ぶもんなんだ。晴れの寒空、適当に上昇気流が発生しているようで、風を捕まえたらそこをクルクルと回りながら上昇していくのが見て取れる。
気持ちよさそう!でも、スキーも気持ちいいよ。



さあ、残すところ黒菱からスカイライン、そして車を置いた咲花だけだ。
しかしこの黒菱は、八方尾根を代表するコブの大斜面。少し前のボクなら、足を踏み入れる気さえしなかっただろう。

見てみようか。


この左側、ボクの影が写っている左側が、黒菱。



コブがまだそれほど大きく育っていないながら、斜度が急なので正直、ビビっている。



下から見上げたところ。急具合がよく分かる。

オレ、こんな斜面を降りられるようになったんだなぁと、やや感慨深い。
上手くは滑られていないんだけどね。



2度ほど黒菱を降りてみて、あとはスカイラインだ。
偏斜面的な大きな広がりを見せるこのコースだから、片側はカービングターン、逆側は面で削り取るズラシのターンで滑り降りる。


あとは、スカイラインの端っこ。

迂回コースになっているんだが、ここをコースから外れて崖を降りてみる。
今日イチの恐ろしさだったかな、ココ。真下を向けない急さ。

という感じで、ほぼ全面を塗り終えられた。





巨大さで言えば、八方よりもっと広いスキー場はいくつかあるけれど、手こずり具合で言うならやはりここ八方尾根こそ最もタフだと感じられる。

例えば、先日滑った安比の方が滑走距離は明確に長いのだけれど、ね。





これだけ滑り切ったなら、yukiyamaアプリでは滑走距離のランキング、それなりに上位では?と楽しみにしていたのだが、まだ慣れないアプリの操作ミスでデータが飛んでしまった!痛恨!!

そうか、そういや今日はいろいろ飛んでたもんなぁ・・・。



さあ、物味湯産手形で温泉に入って、帰ろ!
Posted at 2024/02/05 22:00:00 | コメント(4) | トラックバック(0) | yukiyama | 日記
2024年01月22日 イイね!

帰途は新日本海フェリーでプライスレスな時間を(大袈裟)

帰途は新日本海フェリーでプライスレスな時間を(大袈裟)



1/21〜23



苫小牧〜福井県の敦賀行きのフェリーを予約していた。

本当は、よりキロロに近い小樽から出て、より神戸に近い舞鶴に着く便に乗りたかったのだが、仕事の日程に合わせると仕方のないことだった。



苫小牧東港発(23時30分)→ 敦賀港着(01月22日20時30分)

これが定刻なのだけれど、遅れる旨がメールで飛んできていて。
なんでも、日本海に発達した冬の低気圧があるので便の到着が遅れているし、

「本日、冬型低気圧の影響により苫小牧出港後、敦賀港到着に4時間5分程
遅れが生じる見込みとなっております。」

ということだそうで。額面通り受け取るなら、敦賀到着が23日の0:35ということか。

神戸の仕事が23日の正午なので、まあ間に合うだろうけど、船内ではよく寝ておかないといけないなぁ。
ということで、苫小牧では半額ハント、頑張りましたよ。


地場のスーパーは、とても興味深い。

北海道らしいなぁと思ったのが、こいつらだ。


ほっけ!美味しそう。



ニシンってこんなのなんだ!



たらこ、生の!
実はこんなにグロテスクなんだ?知らなかった。



かじかって最近知りました。仲良くしてくれてた北大JDが「先生、カジカって知ってる?」なんて言ってきたことがあって。

関西ではカジカって言えば川の小魚とか清流に棲むカエルだけれど、北海道では「なべ壊し」とも呼ばれる醜いが美味な海魚だと言う。これか!
明日香ちゃん、初めて見ましたよ!



で、苫小牧東港に到着。
市街地から結構離れているな。


受付で状況を聞くと、さらに遅れているらしい。



0:30ごろ、ようやく姿を現した「すずらん」。

結局、02:00になってクルマに乗り込み、02:40くらいに離岸できた。
これはますます遅くなるかも。



スロープを登ってフェリーに入り込む大型車たちと、岸壁のレベルのまま乗り込む普通のクルマたち。
車両甲板ってニ層なんだね、と思っていたら・・・



船内ではさらに下りのスロープがある。三層なんだね。



四駆なので、前輪にもこんなに雪が詰まっていた。



1日近く乗るような長距離フェリーは初めてなので、割と興奮している。



車両甲板の1階から客室の4階までエレベーター。
全部で6階建て、下3段が車両、上3段が客室だ。



4階、エントランスホール。
なんだか豪華に見えるぞ!豪華客船みたい。乗ったことないけど。



4階客室の配置図。
ボクは最安の、ツーリストAだ。

津軽海峡フェリーは4時間ですからね、大部屋で雑魚寝でもいいけど、これだけ長く乗るのだから、ツーリストAであっても客室はパーティションで区切られている。







こんなカプセルホテル的なスペースになっている。
アトレーの60cm幅二段ベッドよりも快適だぞ!

荷物を置いたら、まだ出航前だというのに浴室へと向かう。
もう使ってもいいんだって。

さっきのホールに行き、4階から6階へ登る。





ますます豪華に見える。
風呂の暖簾がミスマッチやなぁ。


大きな船だから、浴室も立派!

ステンレスのキッチンみたいな浴槽かと思っていたら、ちょっとした日帰り温泉みたいだ。

奥に見える2つの扉。



片方は、なんとサウナ!


そして、もう一つは


分かります?
露天風呂ですよ。

さすがに広くはないけど、これは予想を裏切られた!

ほら、露天!


柵の隙間からは、

出航前だからね、苫小牧港の岸壁が目の前に。

風呂の撮影をしたかったので、こんなに急いで風呂に直行したというのもある。
あと、夜は出航後1時間しか浴室は使えないと言われたこともある。

スマホは一旦脱衣所のロッカーに戻して、露天風呂を独り占めしよう。

ボーーーーという汽笛が鳴ると、船が横に動き出す。
斜めに離れていく北海道の大地。

見慣れている神戸港とは圧倒的に光の量が異なるのが寂しいところだが、それも旅情だな。んー、プライスレスな時間だ。





風呂から上がって、少しだけ船内を散策。
ゲームコーナーやトレーニングルームなんてのがある。
長旅用の船を意識させられる。

時刻は既に午前3時過ぎ。さすがに眠気が早い。カプセルルームでおやすみなさい。



翌日、船内を歩いてみる。


かしこまったグリルバーレストラン。予約したら、結構なコース料理が出てくるとか。





一般的な食堂はこんな感じ。



朝昼晩それぞれ1時間ずつの営業らしい。
船旅の楽しみだよね。でも、今回は全く使わなかった。
変にスーパーの半額弁当を買い込まなきゃ良かったかな。



船尾の屋外甲板にも出られる。







とりあえず、寒い。冬の嵐、やや過ぎ去りつつあるが。
いい気温なら、飽きもせずに船の引き波を眺め続けられるタイプなんだが。





船の前方には、こんな部屋があった。

L'Arc〜en〜Cielだって。



いい感じの部屋だ。ツーリストAの客なら、ずっとここにいる方がくつろげたかも。
明るいうちに行けば、カーテン開いてたのかなぁ。




基本的に、携帯の電波は届かないのだが、佐渡島とか能登半島に近い時だけは電波をつかむ時間があった。

ヘビーな使い方は難しいが、軽量な画像くらいならLINEで送ることができた。




やや飽き始めた22日の夕方、もう一度風呂に入ってからカプセルに戻り、無理矢理寝ることにした。
23日の午前1:30に着岸したら、神戸まで200kmを走り切らないといけないから。


ということで、思つきの北海道旅行、無事に帰ってこれました。

付着していた雪もかんぜんにとけて。


今年は特に雪が少ないらしいから、アースホッパーの残を消化するために、また東北〜北海道に行くかも知れない。

今までこんな気ままな旅なんてしたことが無かったから、割と面白がって楽しめたけど、回を重ねる度に感動は薄れていくのかなぁ・・・と思えば、その気持ちを揮発させないように、こうやって記録を残しておくのは悪くないね。

ということで、お付き合いいただきありがとうございました!




書いてる1/29深夜、八方尾根付近にてアトレー車中泊中。

明日30日は快晴の予報。

問題は、早起きできるかどうかだな。

Posted at 2024/01/29 23:52:44 | コメント(3) | トラックバック(0) | | 日記
2024年01月21日 イイね!

25年振りのキロロはどうだったか?

25年振りのキロロはどうだったか?



1/21


大学3年からスキーを始めた。


別の大学に進学した友達の部屋に遊びに行った時、ボロボロなFischerの板が転がってて。

え、スキーなんかしてんの?

「先輩からもらって、適当にやってる。自分も新しい板を買うから、欲しいならやるで」



タダならなんでも貰っちゃうタチなので、二つ返事でいただくことにした。

それから少しずつ滑りに行くようになり、ようやく足がそろい始めるころ、卒業旅行で北海道にでも行きたいな、と。



旅行パンフレットにはビッグゲレンデが並んでいた。

ニセコ、ルスツ、キロロ 、トマム。
あとは札幌国際とかサホロ、マウントレースイ、テイネハイランドとオリンピア、そんな感じだったかな。

同行者はボクに輪をかけたような初心者だったし、そのレベルでも長いコースを堪能できるようなゲレンデはどこかな?

ということで、キロロを選んだ。ゴンドラの山頂から緑色のコースがなが〜く続いているのが、とっても安心できた。




キロロのコースマップ。昔と変わらないように見える。

長峰エリアは25度一枚バーンだったか、おっかなびっくりずり落ちてきたよな。

朝里エリアのペアリフト、乗ったなぁ。小さなリフトにフードとフットレストバーが付いてるのは、北海道有数の豪雪地帯だからか!
まわりを囲む黒線で表された上級コース、こんなおっそろしいところ、誰が滑るねん!ってビビったことも思い出した。

さあ、25年を経て、どう感じるんだろうか。




キロロの開発は、ヤマハグループ。

ヤマハは脱落してしまったが、バブル当時の高級スキーリゾートを地で行く華やかさは健在。
手に入れたクラブメッドは、いい買い物をしたと思う。




マウンテンセンターと呼ばれるセンターハウスも立派。

高鷲エリア的なヤンチャな客ばかりなら違和感が大きいだろうが、海外からの連泊客も多いので、余裕のある雰囲気があって悪くない。



マウンテンセンターと繋がるクラブメッドのホテルを望む。
ルームキーがないと自動ドアが開かない。



ここもリフト券が高いなぁ。
特筆は、2日券、3日券の価格。経済原理を無視したタコ焼き方式。(個数比例方式)



ゲレンデに出て周りを見渡すと建物やリフト乗り場が散見されるが、どこがのどのリフト乗り場、ゴンドラ乗り場か分からない。
25年前の記憶はまるで残っていない。

そうだなまずは、おっかなびっくりずり落ちた長峰エリアの25度斜面を確かめてみようか。




N2リフトの両脇に25度の質の良い整地と圧雪の入らない斜面を従えるが、この日はさすがに混雑気味だったので飛ばすことはできない。

とはいえ北の軽い雪質なので、板のエッジで雪面の荒れを切り裂いて滑るのが容易だ。

しつこいが、かつてはこわごわとハの字でずり落ちた斜面だったが、こんなに縦向きに落ちていけるようになった自分の成長を確認できた。

同じように、かつての自分を割としっかり記憶しているコースは他にもあって、志賀高原の熊の湯3Aリフト直下、最上部の滑り出し。
公称32度の急斜面はおそらく数値通りで、エイッと飛び込む勇気はさながらバンジー。



本来なら長峰の25度を何度も滑りたいところだったが、混み具合や全面を確かめたいはやる気持ちに押され、各コースを1度ずつ舐めてゴンドラに向かう。




長峰に向かう途中からは、初心者や子どもたちが安心して滑られる緑色のコースだ。
こんなトンネルって、楽しいよね。




混雑するゴンドラは15分で山頂に到着。
1時間で3周ってとこか。




ゴンドラの山頂駅を出ると




ああ、こんなのあった気がするなぁ。
時々鐘が鳴っている。

そして、その奥には無慈悲な黒い上級者コースの表示だ。
もう、逃げられない。キロロ 随一のハードバーンが並ぶ朝里エリアへ行くぞ。





黒よりも危険度の高い表示は、イエローなようだ。
オレ、もしかしてエキスパート??

行くぜ!





いかがですか?
スキーに馴染みのない方にとっても、かなりの急斜面に見えるのでは?
間違ってもソリなんかでコースインしてはならない。

本州とは段違いな雪質のおかげで、板が引っかかることもなく、柔らかく受け止めてもらえる。
ボクレベルでもなんとかなる、という印象の斜面だ。

でも、とてもじゃないが、一気に滑り降りるなんてことは無理で、数十mずつ降りては息を整え、また少し降りる、といった滑り方になる。

そんなボクの脇を一気に滑降していくエキスパートがたまにいるのが、北海道クオリティーかも知れない。



37度の堂々たる朝里の壁。
このリフト周りの3本の急斜面を撫でるように滑り降りて、他のエリアに移動しよう。






ゴンドラ山頂駅のすぐ隣に降り立って、初中級コースが入り混じるメインストリームを快適に飛ばしていく。
さすがに広いスキー場なので、客は適当に分散していて滑りやすい。




途中、四つ股、いや五つ股に分かれた案内表示。
スマホのGPSマップと見比べながら、まだ滑っていないコースを選ぶ。
探検的な楽しさだ。



コース設定のせいで、全コースを細やかに塗りつぶしていくには何度もゴンドラに乗らなければならないので、案外時間を食われた。





15時に改札終了となるゴンドラ乗り場に滑り込みセーフ!
ゴンドラ最終案内、ボクの後ろには3組だけ。




今日もブリザード のクワトロRSでかっ飛ばしたが、やはり客が多いのでスピードチャレンジは無し。



結果、ごくわずかな連絡コースを取り残したが、基本的には全コース制覇と考えていいよね。

思っていたより広いスキー場だったなぁ。
かつては緩斜面だけのコースバリエーションしか滑られず、限られた印象しか残っていなかった。
比べて、今回のようにどこでも滑られるのなら、かなり滑りごたえのあるスキー場だと感じられたのだった。


本日は10:30からのエントリーだったが、yukiyamaアプリによると300人あまりの中で

滑走距離は2位。

なんだか惜しいことばかりしている。早起きしなきゃいけないということだ。



さて、苫小牧港に向かうぞ。

22時ごろまでに受付けを済ませないといけないところ、日本海の寒気による荒天につき、フェリーの入港が遅れているらしく、とりあえず23:30に間に合えばいい。

混雑する小樽ー札幌経由ではなく、倶知安ー支笏湖南岸経由で向かいましょう。


途中、道の駅あかいがわにてトイレ休憩。

そこにいた石焼き芋屋さんのに「おいしいよ〜、見ていって」の声に立ち止まる。



ご店主はボクの神戸ナンバーを見て、「実は大阪からこっちに移住して農業やってますねん」とのこと。

お互い、関西弁が飛び出してきてホッとする。

焼き芋、美味しかったですよ。それに、安くされていたし。
見かけたら食べてみられたし。



Posted at 2024/01/27 21:28:16 | コメント(5) | トラックバック(0) | yukiyama | 日記
2024年01月20日 イイね!

カムイスキーリンクス、再び

カムイスキーリンクス、再び


1/20 カムイスキーリンクス、一昨日に次いで2回目


全コース制覇をわずかに残したこともなくはないが、やはりこのスキー場の資質に惹かれたというのが大きい。


二度目だからね、駐車場の配置も頭に入ってる。


画面右はゴンドラステーション、左がスキーセンターハウスだ。スキー場に着いてまずやるべきは、リフト券の購入およびトイレ(^^)。センターハウスに近い方がいい。


ということで、見事に一番近い区画だ。



でもね、やはり車中泊は寒いんだよな。外気温マイナス15℃程度だが、寝るのは大丈夫。電熱毛布+普通の毛布で十二分に温かい。

ただし、車内空間はやはりマイナス気温になる。着替えも寒いし、飲み物も凍る。

なんなら、車体も凍ってて笑った。

ほらね。
窓に着いた結露も、そのままガリガリ君だったりね。まあ、贅沢はいえない。



当日の気温。
日中でもマイナス10℃(^^)
笑うしかない。





朝のスキー場の爽やかさ!

と言いつつ、この日も11時に始動という緩さ。この駐車区画に止めてる意味が半減やな。






ボクの持っている、整地ギュンギュンカービングスペシャルな板、ブリザードのクワトロRS。

名前的にピンと来る方もおられるだろう。アウディのAWDをクワトロシステムと呼ぶし、ホットモデルにはRSを冠する。どうやら欧州ではアウディとタイアップしたという話も聞く。

そのイメージと繋がるのか、この板はレジャースキーヤー向けとしてはかなりレーシーで、サイドカーブプロフィールは今どきとしてはかなりセンターが細くてトップとテールが張り出しているし、かつてのサロモンのプロリンクばりの支えが力強く板を上から押さえつける。
結果、スキーのエッジが雪面に食い込んで走り方向の力を逃さない。
スキーの左右はもちろん、前側も後ろ側も雪面に食い込む感覚が、なるほど四輪駆動のトラクションを思わせるかも知れない。

それを暴走させず、適切にずらして減速したり踏み込んで加速したりと乗りこなすだけの技術やセンスが乗る者に求められる、レジャースキーヤーにとっては手強い板だと思う。

数年前、兵庫県のハチ高原でたまたま一緒にリフトに乗った人が見慣れない板を履いていて、ダサカッコイイと思い調べたところ、不人気型落ち半額、さすがパドルクラブ。


買ったはいいが、当時の自分には乗りこなせるはずもなく、しまった!と思っていたのだが、みんカラ内の一部からスキー魔人だのスキー怪人だのと呼ばれる御仁とご一緒した時に頂戴した示唆のお言葉とか、極北の先生によるみんカラスキー通信講座を拝読した結果、かなり危なげなく乗りこなせる雰囲気になってきた。


その結果が、前回のハイスピード記録更新であったり、そして今日の・・・


ボク史上初90キロ達成。

おおー、ボクにはこの領域に絶対立ち入れないものだと思っていたのに。
その瞬間は、ほとんど直滑降。
ただ、エッジセンシティブな板をフラットにして超高速滑走する時、わずかな雪面の荒れを拾ったら最後、吹っ飛んでしまいそうな恐怖感がある。
なので、直滑降とはいえわずかに右あるいは左へと傾けながら滑走することになる。
この軽いエッジングをブレーキ要素としないよう軽くニュートラルに乗るべきなのか、さらに雪面を蹴り出して加速を得るべきなのかよく分からないなぁ・・・なんて考えながら恐怖と闘っての一本でした。今日はもう、こんな無茶はやめとこう。



あの向こうの斜面だ、最高速チャレンジしたバーン。


ここね。最高速記念に斜面を撮影しときましょう。




 
あとは、全コース制覇に向けて楽しんで回っていこう。




絶景ですねー。あの川は石狩川かな。こんな山奥から札幌まで流れていくんだなぁ。三日月湖、見に行ってみたい。






リフト営業終了間近か。



全コース制覇して、さあ、帰ろう。




初めて知った、YUKIYAMAアプリ。

ログインして同じスキー場を滑っていた人の滑走距離やスピードのランキングが出るんだ、へぇ。


おおー!
この日の最高速をゲット!!
こんなボクに似つかわしくないけど、なんか光栄。





滑走距離も、2時間遅刻スタートのクセに5位ですか。
ああ、朝イチから滑っときゃよかった!

そう、この日はゲレンデの激ウマ旭川ラーメンはパスしてずっと滑ってて。
夕食のお目当てがあったんだな。


滝川市の・・・




高田屋さんのチャップ丼というかなり人気なB級グルメを食べたくて。



こんなんでした。

豚バラスライスにしてはしっかりとした厚みがあって、やや濃いめな味付け。
ケチャップの味付けではないんだ。焼き鳥のタレ的な雰囲気が強いが、お店独自の秘伝タレ。



肉の下には刻み海苔が敷いてあり、香りがとても合っている。

半熟目玉焼きを載せることもできたそうだが、気づいたのがあとの祭り。


滝川市といえば、新千歳空港にも出店している松尾ジンギスカンの本店があるのだけど、ここでしか食べられない高田屋のチャップ丼の方がレア度で一枚上手だったという気がする。
ごちそうさま!



さあ、明日21日は北海道最後のキロロだな。

ボクが初めて滑った北海道のスキー場で、当時はようやく足がそろい始めてきた初級者だった。

それから25〜26年経って、キロロ をどう感じるか。
楽しみ!

Posted at 2024/01/25 02:12:57 | コメント(3) | トラックバック(0) | yukiyama | 日記
2024年01月19日 イイね!

札幌蕎麦〜金山ダム湖〜帯広カレー〜新得温泉〜振り出しに戻ってカムイ

札幌蕎麦〜金山ダム湖〜帯広カレー〜新得温泉〜振り出しに戻ってカムイ

※ 長いぜ




1/19


札幌市内の集合型大規模ショッピングセンターの駐車場で仮眠を取らせていただき(起きたあと、お買い物させていただきました)、早速本日のメインイベントに入る。


ミンとものお一人が、札幌で蕎麦ならここが一番!間違いない!とのご推奨があったお店さん。違いの分かりすぎる方のご推奨なので、色んな意味でドキドキ。

開店少し前に到着。




蕎麦の たぐと。


おお、廃オイル燃焼器のヒーターだ!初めて見たかも。
エンジンオイルとかでも可動するそうで。



注文したのは、かしわせいろに「ふわふわねぎ天」の付いたもの。



ふわふわねぎ天。
絶品でしたよ! ネギってこう切った時には繊維の硬さが残るものだろうけど、それを感じさせない仕上がり。それに、衣が多めのかき揚げ的な油っぽさが予想される見た目ながら、油が新鮮かつ恐らく米油??(違ったらすみません)の軽さにより、イヤなしつこさがまるでない。



更科そば。
やや細めながら、このコシの強さはなんだ?更科そばってこんな歯ごたえになり得るの?寒い時期でなければ冷たいつゆで全て食べたいところだ。
でも、安心してください。ふた口み口は冷たいまま食べられるように、冷つゆが提供されている。



田舎蕎麦。
「切れますのでお早めに」というが、十分にしっかりした麺だ。香りも高く、食べ終わってしまうのがもったいない。



店内にはさまざまな掲示物があり、店主のこだわりが垣間見える。

厨房の声も聞こえ、ボクがねぎ天を注文したことに対し店主から揚げ担当に対して「青いものが被らないよう」という配慮の声であるとか、ゆで担当?タイマー担当?から「20秒!」などの声が飛ぶ。

配膳も、更科1人前と田舎蕎麦0.5人前を頼んであって、ひと盛りが0.5人前なのだが、客が食べ終わろうという絶妙なタイミングで次々と提供される。ゆでや締めのタイミングを考えると、客一人ひとりに対してこの気配りや配慮はなかなかできることではないと感じる。

仕事も遊びも、まあこのくらいやっとけば文句は出ないだろう、という温度感が世の中にはある。
稀に、「そこまでやるか?そんなにしなくてもみんな満足するのに!」という人がいる。
たぐとのご店主も、そこまでやってしまう方なんだろうなと、一人静かに感銘を受けて店をあとにしました。

お店のご紹介、ありがとうございました。感動的でした!




午前11:15。札幌市内から占冠方面に向かう。


札幌市内はこんな雪の壁があちこちに残るほどで、大変な渋滞だ。


国道274に乗る頃には、極めてスムーズな状態に。

青空と雪景色のコントラストがたのしい。
あの雪山は、大雪山系かな?こんな遠くから見えるの?



その国道沿いに突然現れた穂別ダム。



吐水路も湖面も完全に凍っているのか、すごい!


ここに来て、思いついた。金山ダムに行ってみよう!
なにかで有名だったよな。




途中の河川も美しい。




交差点にて、目の前に強烈なスキー場が!
なんやあれ、激烈に急斜面じゃないの??

調べたら、日高国際スキー場。右肩部分の偏斜面、39度らしい。泣いちゃいますよ。





凍てつく町、占冠。
この時点でマイナス7℃。日中なのにね。




さあ、いよいよ金山ダムに近づいてきた。





あれ?水って流れてるの?凍ってない??





こんな絶景を経て、金山ダムに到着だ。吐水側ですね。











完全に凍結する滝のよう。
ダムの巨大さは、それだけで男心を震わせるものだが、それが凍ってるとそれ以上の迫力を覚える。








ダム湖側。
わずかに凍ってない部分もあるが、氷と雪の平原に世界の色が吸い取られてしまう。どこまでも歩いていきたい。



さあ、帯広に向かおう。




金山ダム湖を横断する鉄道線。生きているんだよね、これ?




日が暮れ始める。






湖面でテントを張ってる!
ワカサギ釣り?いやいや、スノーアクティビティの一つ?
「イトウを釣り上げたらリリースしてください」という立て看板もあった。この時期の釣り?




思った以上に時間を食ったので、帯広の目的「インデアンカレー」は手前の芽室町の支店で済ませよう。




帯広地域、失礼ながら大した人口を抱えているとは思えないのだが、このチェーン店、どんだけあるねん!?

それくらい地域から愛されているカレーを、ボクも愛してしまったんだ。

ボクの中で固まってきた注文は、野菜カレー、カツ乗せ、辛口。

野菜というのは、ほぼジャガイモのことだと思う。
北の大地のこの店で使われている品種は知らないが、びっくりするくらいネットリとした舌触りなんだ。

ああ、「カツはルーの上に」と注文するのを忘れてたよ。それだけが心残り。ま、そのうちまた行くだろう。



明日のスキーはニセコやキロロエリアを考えていたが、ちょっと時間がなくなってきた。北海道の大きさを舐めて考えていたということだ。

どうしようかな。


そんなことを考えながら入った温泉が、ここ。


新得駅前にある、


「駅前温泉」

ははは、そのまんまやん!

炭酸水素ナトリウムの多いヌルミが強い美人の湯で有名なトムラウシ温泉の湯をタンクローリーで運んでいるそうです。良かったですよ。



湯に浸かりながら出した結論は、明日はまたカムイスキーリンクス。
昨日滑ったところだ。全コース制覇とはならなかったから、ね。


ということで、夜9時〜12時の北海道最寒エリアを走り抜けるぞ。


富良野の南辺りで、出ました!!


マイナス21℃!

この気温を見たら、これやってみたいよね。





凍るタオル。

窓から濡れたタオルを掴んで外に出して走行。
ものの10秒で凍っているのがわかる。

パキパキというより、サクサクですね。




富良野を越えて、高里湖畔を経由して芦別町に向かう国道38号線は、かつて出会った道だ。

シカシカシカサルシカシカキツネシカ

これ、前回の成果だ。
今夜はどうだ?真冬だし、そんなに出ないか?




路肩に積もる雪が崩れているのが分かるだろうか。あれ、なんだろ?






ね、鹿などの動物が横断した痕跡ですよ。
今回、1頭の鹿が跳ねていったのを見た。怖い怖い。

そう考えると、スピードは40キロ程度に落として、道路脇の暗闇に光る目を探すような運転をしてしまう。

そしたらね、なんかキラキラ光ってるんだよ、林が。




動画なら、本当にキラキラ美しいんだけど、静止画ならこの程度。




ということで、食も経験も走りも盛り沢山なインターバルな一日でした。






※ ただいま、苫小牧フェリーターミナルで敦賀行きの乗船待ち。
日本海が荒れているそうで、出発が2時間以上、到着が5時間以上遅れるそう。敦賀着が23日の01:30になるそうで。

23日の正午が仕事の待ち合わせだ。まあ、間に合うか。



Posted at 2024/01/21 22:50:14 | コメント(2) | トラックバック(0) | | 日記

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