
今日は事前に調べておいた林道走破を目論んで永平寺方面へ向かい、国道364号線を走っていました。
鬱蒼とした森林と若草色の田畑に挟まれた、なだらかなRを描く二車線道路の中腹に彼はいました。
自然の色で統一された、平衡のとれた田園風景を搔き乱すように己を主張するブライトレッドのボディ。字面通りのザ・草ヒロです。素通りする選択肢など有ろう筈がございません。
これがまた如何にもな見た目。ボンネットはブラック(カーボン風?)で、トランクには社外ウィングが付いてます。
アメ車好き、何ならカマロ好きの俺には一発で分かりました。
4代目シボレー・カマロ 前期型(1993-1997)ですね。
フォースカマロはV6とV8(Z/28)の外見上の違いが殆ど無いので自信は無いのですが、恐らくルーフが黒に塗り分けされているのでZ/28やと思います。
ボンネットの端から顔を覗かせる草の葉やツタが、長きにわたるカマロのドライバーの不在を雄弁に語っているようです。
デザイナーは代表作にフェラーリ・エンツォやマセラティ・クアトロポルテといった錚々たる顔ぶれを持つ、ケン・オクヤマこと奥山 清行です。
3代目までのボクシーな顔つきとは一変し、90年代風の流線形が特徴的なデザインになってます。特に前期型は、3代目同様に奥まった規格物の角目4灯式がポイント。
放置期間はそこまで長くないのでしょうか...?マッハで傷む赤色塗装がツヤと彩度を維持しています。
ルーフは若干色褪せ感もありますが、外装へのダメージは見た感じそこまで...な印象です。
タイヤはNEXEN N7000とな。韓国大手のプレミアムコンフォートらしく、レグノやプロクセスに相当するモデルかと思われます。しかし製造年は2013年。
ブレーキローターは完全に錆び切っていますねぇ...
キャリパーは黄に塗装されてます。
茂みが深くてあんまし踏み込めませんでしたが、なにやらフロントウィンドウには買い取り業者の紙が複数枚貼られた形跡があります。
ワイパーの付け根には大量の落ち葉が...
しかしやはりというか、ダッシュボードはバッキバキに割れてますね。この時代のアメ車のお約束です。多分紫外線が原因だと思います。知らんけど
フォースカマロは現状一番手ごろな額で入手できるカマロです。ていうかずっとそうだと思います。理由は簡単で、丸っこいから&発売当時安くて玉数が多いからですね。
正直な話、本国では6世代の中でこの4代目が一番人気ない感じです。所謂マッスルカーらしさが感じられないからですかね。
とはいえ個人的にはそうでもなく、3rd・5thの次に好きなモデルです。
この個体もそうですが、日本ではどっちかっていうとレーシーなカスタムが定番ですね。カー○ンサーとかで検索すると、二桁前半台からフルエアロのV6がちょくちょく出てますね。
逆に言えばV8(Z/28)はなかなか無いですね。もしこの赤いボディの下に収まる心臓部が350cui LT1ユニットならば、コレは相当熱いですよ。
しかも前期だし、ぶっちゃけ俺としても滅茶苦茶欲しいです。まさしくヒーロー。
ストリートビューを見てみると、最新版は今年の7月ですね
おお、草の量に草生える。それ以外の情報が無いですね。夏は凄い。
その前の2021年9月がこちらです
隣にソニカがいますね。ていうかなんか位置微妙に違う...?
もしかしたら所有者はご健在なのかもしれません。
ちなみにこれ以前の2012年にはいませんでした。
タイヤの製造年やストリートビューの状態から察するに不動化したのは最低でも5年以上でしょうかね。
もう30年近く昔の車なので、バリバリZ世代の俺からしたら液晶の中の存在です。
こうして思いがけず会えたことを噛みしめながらもうちょっと居たかったのですが、あいにくの大雨と通行車両の好奇の目にこれ以上晒されるのは痛かったので...
カマロー。あばよー!
Posted at 2025/11/09 22:47:27 | |
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草ヒロ | 日記