中期型EMVから後期型EMVへの換装による互換性

☜元々付いていた中期型純正EMV

86111‐30200【462200‐0382】
A/C ECU
88650‐3A230【177300‐3771】

☜後期型最終EMV

86111‐30201【462200‐0403】
A/C ECU
88650-3A330【177300‐5281】

※マルチのモニター焼けを改善すべくH17年最終後期型マルチの美品が手に入ったので換装しました。

当初、カプラー、ピン形状なども全て一緒なのでポン付…と思っていざ繋ぎ変えるとナビ、オーディオ機能、他画面表示は全て👌なのにまさかのエアコン機能のみ認識されない＝AC関連が一切機能しない使えない。内気外気、AUTOボタンの緑のLEDすら点かない。デフロスターもご覧の通り。元の中期型マルチに戻すと普通にド^正常動作🤔

面倒だったが、正常動作の中期型マルチから中期型エアコンCPU単体（黒い箱）のみを筐体から外し、後期型マルチのエアコンCPUと入れ替えてみた。

結果は動作🆗なら後期型AC CPUの単体故障が濃厚と思ったのですが、予想に反して再度エアコン接続確認が出て同じく全く機能せず…再び、中期マルチに組んで接続だと問題なく正常に機能。

念の為、別個体の後期型マルチと接続するも事例は一緒でやはり改善されず…何らかのEMVとエアコンECUの内部的な制御の仕様変更で中期と後期での互換性がないと判断。

ならばと往生際の悪さで液晶パネルの載せ替え計画がよぎる→バラす。

結果的に計2枚あるメイン基盤の内の中期型と後期型の明らかな違いが見て取れたのは最初の一枚基盤のみ。

※赤⭕️上→後期型
　黄🟡下→中期型

後の液晶関連は共通だった。よってパネルと液晶基盤を後期から摘出。一枚目のメイン基盤はそのまま中期を再利用するニコイチ作戦💡（ハンダ加工は不要）

上:中期マルチパネル基盤
下:後期マルチパネル基盤

外した後の気付き☝️
パネル単体で外す必要はありませんでした。

パネル裏

見た目はまだまだイケそうですが。

中期後期ハイブリッドマルチ組み上がり。ついでにちとしたノイズ対策☝️

そして…エンジンをかけると無事EMVが無事立ち上がった💡📺💡そして晴れて一切操作すら出来なかったエアコンも無事接続認識され全てのあるべき全ての機能が動作しました🙌

まあ現在からすると2000年と2005年とどちらの世代も古いですが、新旧ハイブリッド成功と言う事で。

各裏メニューで確認、問題ナシ。

今回ディーラーでも型式から品番検索をかけてもらい半ば憶測のようでしたが、中期型EMV最終が462200‐0382で後期型EMV初期が462200‐0401からであり、品番が跳んでるので品番跳びの意味する事は大体は何らかの仕様変更がされているよと言う見解でした。つまり互換性はないと言う事ですね。

もし中期型で純正EMVから純正EMVの入れ替えを検討している方は後期マルチの中古流通量はそれなりにあるものの互換性がありません（ナビコンの世代は因果関係としては当然関係ない）かと言って半端な中期型品番モノは恐らく超レアか皆無だと思います…。

そんな何かの為の参考になれば。