ドアパネル取り外しての作業①
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
12時間以内 |
1
内張外しの工程は割愛します<(_ _)>。
写真は運転席側前ドアパネルの内側。クッションビニルレザー張りのひじ掛け部分だけが別体でビス止めされていますが,後は1枚のABSプラ板でできています。
考えようによってはこれもすごい技術で…まるでプラモデルメーカーの雄タミヤ模型のインジェクション金型のような精巧な彫刻ぶりです。表面の緻密な皮シボ仕上げやロゴ入り加飾,スピーカーメッシュの造作など改めて関心。これでかなりのコストダウンが図れます( ^^) 。
2
運転席側ドアの内部。物凄く肉抜き穴が空いています。こんなに鉄板削って車重を減らしているのか?
こんな涙ぐましいメーカー努力に逆らって,これからの作業ではかなりの重量アップが見込まれます。すみません<(_ _)>。
3
デッドニングだけなら必要ないのですが…ドアロックの部品がプラ素地なのを塗装するのでノブパーツを外します。パッチボードの下にビス2本。
4
隙間の狭さに苦労しながらスライドドアの方も外し終わり,4枚のパネルを並べてみます。
後席ドアのパネルは前席の物よりもさらにシンプルなつくり。最上部に巻き取り式サンシェードがビス止めされています。ペットボトルホルダー以外裏側全体が平坦なので貼り付け作業には好都合( ^^)。
5
スピーカーはDOPの高音質バージョン三菱製。純正標準品と違って別体のインナーバッフルが付いています。高密度のプラ製ですが無垢板ではなく,用意していた物よりは音損失がありそうなので交換します。
6
さて各氏のレポートで悪評満載のスライドドアのブチル地獄ですが…内張はがしの際にもすでに洗礼を浴びてしまいました(ToT)。
何しろ柔らかくてべとべと大量なので,防水ビニルに触るだけではみ出して周りを汚しまくりです。
慎重にビニルに貼り付けつつ,作業のじゃまにならないように養生します。
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最後に防水ビニールを戻してめでたくブチルの脅威から解放( ^^) _U~~。
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前ドアには開閉メカ部分が無いので,防水ビニルを取り払い,残ったブチルゴムを除去します。
諸先輩の苦労を考察し,ここは灯油で処理するのが効率良く経済性良く作業できると考えて挑みました。まず灯油で浸したプラヘラ(デッドニングキットについていた物)で残っているブチルの大部分をぬぐい取り,大判アルコールシートに集めとります。次に不織布シートに灯油をしみこませ,こびりついたものをきれいにふき取りました。
結果は大正解。ただし,私は素手で大丈夫でしたが,手の荒れやすい人は,ゴム手袋などで石油から保護する必要があります。
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前席ドアは,ポイント制振材13枚を使って貼り付け。
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仕上げに吸音スポンジ。
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巨大な開口部をデッドニングシートでふさいで完了。
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内張パネル側は,貼り付け可能な部分すべてにシート貼り付け。いったん外したシンサレート布も戻してテープ留め。
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後席ライニングはほぼ平らなので更に作業性が上がります。
しかし,前輪タイヤハウスカバー裏への作業追加のため計算よりもシートを消費していたため…上部に少しだけ貼り残しができてしまいました。悔しい((+_+))。
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次の作業の合間に,塗装をしていきます。
お預けになっていた後席パネルライン加飾部分と,No,3で外しておいたドアノブロック部分。そして,追加購入したバックドアガーニッシュをメタリックグレーで塗装。作業途中で夕闇が襲い,ドアライニング装着は翌日送りに…続く( ^^) _U~~。
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