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PALOMONのブログ一覧

2014年07月31日 イイね!

北アルプス-遠征②(折立→薬師峠)

北アルプス-遠征②(折立→薬師峠)岩手から折立までの長い移動も終え、いよいよ登山開始だ。

3泊4日の山旅の始まり。
3日後に無事此処へ下山すること。

ザックが重いが頑張ろう!

今日の宿泊地、薬師峠キャンプ場へ向けて出発!



▲7:40 折立登山口
折立から太郎平小屋までの登り、コースタイムは4:30。
そこから宿泊地の薬師峠キャンプ場までは0:20。
休憩を入れても昼過ぎにはテンバまで行けそうだ。


登山道の出だしはやや急である。
岩や木の根が出ていて歩き難いうえ、濡れて泥濘んでいた...
その樹林帯をせっせと登る。


▲8:40 アラレちゃん
1時間程登ったら、このアラレちゃんへ遭遇する。
他のブログでも良く見たことあるな。 「大好き薬師岳」と書かれている。


樹林内の花の種類は少なかった。
登山道脇にはゴゼンタチバナ、アカモノが多く咲いていた。
大きめのギンリョウソウも登山道脇の一部に生えていた。



更に上部へ。

この赤紫の花は岩手では見たことないぞ。 なんだろう?


▲9:20 三角点
ここが最初の休憩ポイントの三角点か。
平日だけど、なかなかの賑わいぶりだ。


すかさず三角点タッチ!

一先ず休憩してどら焼きでも食べよう。
ザックの中で潰れてしまったが、まあ形は気にしない...
コンビニの抹茶どら焼きだが、苦みがあって美味かった。

ついでにコンビニのパンもちょっと食べておく。
エネルギー補給はこれで十分。

10分程度の休憩を終え、三角点を出発する。

見晴らしの良い草原にはニッコウキスゲが咲いていた。


なんだ!? あのカラフルなポールは?
道迷い防止の目印かな?


さて、登るに連れて登山道も変わってくる。

石が敷き詰められた人工的な道になってきた。


この辺りの登りは結構疲れる。
しかし所々にベンチがあるのでそこで休憩しながら登ろう。


景色も大分開けてきた。
だんだんとアルプス感が出てきたぞ。 テンションも高まってくる!


ヘリが飛ぶところもアルプスらしい...
荷揚げか? 救助か? どこまで飛んだか? 
直ぐに往復していった...


時間が経つに連れて、天気が大分回復してきた。
青空の範囲も広がってくる。 いいぞ!

おお、あれは薬師岳! 山頂は何処の辺りか?
今回は薬師岳へは登らないが、やっぱり3000m級は高い!(2,926m)


登山道沿いに咲く花も大分変ってきた。

これはミヤマリンドウ。


ん? 白いミヤマリンドウか?
いや、白いタテヤマリンドウだろう。 (中に黒い点がある)
何れこの白花は岩手では見たことないな。


定番チングルマだが、登山道の上部では丁度イイ感じに咲いていた。


登りも終盤は緩やかになる。
木道の雰囲気のいい道が続く。

そのうち太郎平小屋が見えてきた。


あともう少し!


▲11:55 太郎平小屋
折立から4時間ちょっと。
太郎平小屋へ到着! お疲れさんでした!


ここの景色は素晴らしい。
小屋前の広場の北方には薬師岳が聳える。


北アルプスの中央の山々を眺めた。
薬師岳、水晶岳、黒部五郎、みんな百名山、イイ山並が連なる。 

一先ず、重たいザックを脱ぎ捨てる。
そうしたら体が軽くて、歩く感覚がおかしい...
月の表面を歩いているような、重力がとても弱くなった感じ。


太郎平小屋の綺麗なトイレをお借りする。
小屋の横の水場では水がじゃんじゃん流れっぱなし。

募金箱にはこのように書かれている。
「水を沢から引くのに大変な労力がかかっていますのでご協力お願いします。」

水晶岳に背を向けて。
同行のやす氏とそれぞれ記念撮影をする。



さて、再びザックを背負って薬師峠のキャンプ地へ向かおう。

気持ちのイイ木道を薬師岳方面へ進む。


薬師方面の木道沿いにも綺麗な花が見られた。
ミヤマニガナ? ヨツバシオガマ? シロバナタテヤマリンドウ?



更に木道を進むと、下方にテンバを発見!


まだ昼時間(12:20)、かなり空いている。 (今日は金曜日だし...)
今日はイイ場所にテントを設営できるかな?

▲12:30 薬師峠キャンプ場
今日の宿泊地、薬師峠キャンプ場へ無事到着。
疲れたけど、明日は今日の2倍歩くんだっけ...?

設営場所に、なるべく平らな地を探す。
そこの小石も除けたら、早速設営に取り掛かる。

私の設営した場所は登山道の直ぐ横。 そこが特に平らな場所だった。
そして水場やトイレへ行く道にも近め。 ここはイイな!

そして無事、設営完了!


今日は5時間のみの行程である。
ほぼ徹夜での車移動なので、遠征初日としてはこれくらいがMAXだろう。
さて、夕方までゆっくりとテンバ生活を楽しもう!

(その3へ続く)
Posted at 2014/07/31 19:11:29 | コメント(0) | トラックバック(0) | 登山 | 日記
2014年07月29日 イイね!

北アルプス-遠征①(折立へ)

北アルプス-遠征①(折立へ)日程:2014年7月25日~28日(3泊4日)
天候:曇→晴→雨→晴

▲雲ノ平(くものだいら)
 標高:2,500~2,700m
▲鷲羽岳(わしばだけ)
 標高:2,924m
▲黒部五郎岳(くろべごろうだけ)
 標高:2,840m


<ルート>
1日目:折立 ~ 太郎平小屋 ~ 薬師峠キャンプ場
2日目:薬師峠キャンプ場~薬師沢小屋 ~▲雲ノ平 ~ 祖父岳 ~ワリモ岳~ ▲鷲羽岳~三俣山荘
3日目:三俣山荘~黒部五郎小屋~▲黒部五郎岳~北ノ俣岳~太郎平小屋~薬師峠キャンプ場
4日目:薬師峠キャンプ場 ~ 太郎平小屋 ~ 折立

今年の遠征先は北アルプス、雲ノ平へ決定した。

雲ノ平へは以前から行ってみたかった。

しかし日本最後の秘境と呼ばれる場所。
北アルプスの最深部に位置するため簡単にたどり着くことは困難である。
岩手から北アまでの移動もかかるし...

そんな中、なかなか取れない振替休日を2日消化。
土日を挟んで待望の4連休を得た!

梅雨明けということで天気予報も良さそうだ。 晴れ
これにて、雲ノ平への遠征が可能となった訳だ。



さて、今回は3泊4日のテント泊の計画である。
行き先は「雲ノ平」だが、もちろん周辺を巡りピークハントもする。
その計画は下記の通り。

●初日
登山口の折立から太郎平小屋へ5時間の登り。
そこから薬師峠のテン場へ向かい幕営する。
岩手からの移動疲れもあるだろう。
初日の行動時間は5時間半程度で夕方まではのんびり過ごそう。

●2日目
薬師峠から薬師沢へと只管下る。
薬師沢小屋では山バッチでも購入したい。
そこから雲ノ平への登り返しは3時間の急登らしい。
雲ノ平は縦走して祖父岳を超えて行く。
宿泊地の三俣山荘のテン場を目指す。
そこで体力に余裕があれば日本百名山の鷲羽岳も制覇しよう。

●3日目
三俣山荘のテン場から日本百名山の黒部五郎岳を目指す。
尾根コースではなく、カールの中を歩く予定だ。
黒部五郎岳を制覇したら、赤木山~北ノ俣岳~太郎山と縦走する。
最終的には初日にテン泊した薬師峠テン場へと戻る。
余裕があったら折立まで下りてしまおうか?

●最終日
最終日は薬師峠のテン場から折立へ下山するのみだ。
下山後、4日ぶりの温泉は欠かせない。
そして富山のお土産を買いながら岩手へ向かって高速を走る。
19時には岩手へ戻れるだろう。

と、そんな計画である。

衣食住、4日分の準備は万全。 (たぶん...)
今までの遠征よりザックが1日分重く感じた。 (衣食分だけか...)
脚は岩手山の馬返しルートで馴らしていた。
しかし、この重いザックを背負うための「肩」と「腰」が不安だ。



ちなみに3泊のディナーの予定は、カレー、カルビ丼、カレー...
行動食は満足バーが多め。 どら焼きは3種類...

今回の遠征メンバーは私とやす氏と2名である。
いつも車で遠征するので、人数が多いほうが交通費が浮くのだが。
まあ、初日と最終日が平日なので、これはしょうがないなと。



<7月24日>
いつも通り仕事を終え、帰宅後に一風呂浴びたら岩手を出発する。

▲22:00 自宅出発
仕事を終えた、やす氏が自宅へやってきた。
今回はやす氏の車にお世話になる。

車で目指す先は富山県側の登山口、折立である。

自宅を出発し、早々に高速道へと乗り込んだ。
岩手→宮城→福島→新潟→富山。

<7月25日>
富山県に入る。 2年ぶり、久しぶりの富山県。
前回は立山から剱岳への遠征で訪れている。

立山ICで高速道を降りた。 既に夜が明けていた。
なおも立山ICから登山口の折立方面へと進む。

有峰口から折立までは有料道路になる。
交通規制もあり車で折立へ入れる時間はAM6時から。

まだ時間もあるのでコンビニで最終的な準備調整。
イスカのクーラーバッグに凍ったペットボトルの飲料と冷蔵用のハンバーグを購入して入れた。
これでちょっとだけ今日のディナーが豪華になる。

更に1時間程度、車で仮眠。
朝食も軽く食べてから折立へと向かった。



▲6:20 有峰口ゲート前 
有峰口から折立までの通行料金は普通車で1,900円。
ゲートで折立へ進路の説明を受ける。 (とにかく真っ直ぐと言っていた...)
その先へと進む。

幾つかのトンネルを抜ける。
そして幾つかの工事用の信号に停止させられるなど。
30分くらいで、折立の駐車場へと到着した。



▲6:50 折立駐車場
駐車場には平日にも関わらず、そこそこの車が停められていた。
登山口からは離れ気味のスペースに駐車した。



じっくりと登山の準備を整えた。
トイレも済ませる。
GPSの電源も忘れなく。
(6本軽アイゼンは車に置いて行ったが、持っていた方が良かった。)

そしてザックを背負ったが、これがかなり重い...
今回はテン場をベースとした行程がないので、コレを4日間背負いっ放しになる。
疲れそうだ...  まあ、やす氏に比べたら軽い方だろう。



折立にも無料のキャンプ場があるんだな。
今日はソロテントが1張だけ。


さて、いよいよ登山開始だ! 頑張ろう!



(その2へ続く)
Posted at 2014/07/29 22:28:30 | コメント(1) | トラックバック(0) | 登山 | 日記
2014年07月28日 イイね!

テン泊遠征達成!

テン泊遠征達成!2014年7月25日~28日

3泊4日。
テント泊による登山遠征を無事達成した。

そして自宅岩手へと戻ったところ。
移動も含めて疲れたが、楽しい遠征だった。

まずは肩が痛い。

脚は遠征前に山で鍛えていたのだが...
今回は4日分のテント泊装備。
重いザックに肩と腰が非常に弱かった...

行き先は上記写真の場所とその周辺。
この4日間、晴天、雨、くもり、強風と、天候も色とりどりであった。

詳細は後日。
Posted at 2014/07/28 20:42:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2014年07月19日 イイね!

テン泊遠征中止...

テン泊遠征中止...雨天、天気悪し...

7月3連休。
恒例のテン泊遠征は中止である。

候補としては涸沢ベースの穂高や、
5年ぶりの白馬縦走が挙げられていた。
何れにしても雨中テントで縦走するのはちょっとねぇ。


いつもギリギリまで天気予報を見て、天気の良いところへ遠征していたのだが、
この3連休は全国的に天気が良くないようで...

さて、今年はいつ梅雨明けするのか? 来週あたりか?
そしたら遠征行こう!



ちなみに先週は三ツ石山へ行ってました。
(7月14日)

7時前には登山口へ到着。
駐車されていた車は3台程度だった。

▲7:05 登山口 出発
では、登山届を提出して出発する。



暫くは奥産道の舗装路を地道に歩く。
道路端に咲く、ヤマオダマキ、アザミ、その他わからない花を眺めながら歩いた。



舗装路を登山口から20分くらい進んだ場所に水場がある。

流量は豊富。
とりあえず飲んでみたら、冷たくてまずまずの水だった。


▲7:45 登山道
登山口から40分程度で本格的な登山道へと突入する。


早速、ギンリョウソウを発見。 結構多く生えていた。


さて、登山道に入ると余計に虫が煩い...
虫よけの「ムヒ」+「ミント油」を使って、虫対策を強化した。


▲7:55 滝の上分岐
登山道に入り、瞬く間に「滝の上分岐点」へと到着する。
ここの分岐点からは若干急な登りになる。
道には岩場も入り交じる。 滑り易くもなっていたため、ゆっくりと慎重に登った。



ここにもお馴染の花が咲いている。
ハクサンボウフウ(防風)、こういう花はマクロで見よう。

急登を上がると直ぐに樹林が開け眺めがよい場所に出る。
しかし、残念ながら本日はイイ景色が見えない。
葛根田の地熱発電所だろうか? 煙がもくもくと上がっているのが見えた。

尚も進むと再び樹林に入り道も緩やかになる。

そしてアオモリトドマツなどの針葉樹が目立つようになってくる。
針葉樹林が広がってくると裏岩手に来た感じがする。


▲8:20 水場
三ツ石山荘手前の水場へ到着した。
アレレ? KOIWAI-MILKの銀の柄杓がないな?
5年前はあったのに... どこかへ移動したのか?


一先ず、ここの水場の水も飲むことにした。
先程の道路端の水場より美味い。 そんな気がした...

▲8:25 三ツ石山荘
三ツ石湿原、そして三ツ石山荘へと到着。
小屋前の湿原は霧に包まれていて、幻想的でもあった。


ニッコウキスゲがいい感じで咲いていた。
山荘周りの湿原で写真撮影を楽しむ。


湿原にスミレっぽい花も咲いている。


三ツ石山荘のテラスに、K氏とやすさん


夏場の三ツ石山荘。 (こちらは冬の三ツ石山荘)
外のテラスには横長のベンチが3つほど。 
入口付近に鐘がある。 トイレのドアは男、女、物置。
そして中には立派な薪ストーブもある。




小屋の東側も湿原周りにニッコウキスゲ。
みんなで楽しく、花たちの写真を撮影する。


▲8:40 三ツ石山荘出発
天気が悪いが、とりあえず三ツ石山の山頂へ登って来よう。

登山道脇の花たち。









登るにつれて風が強まった。
そして山頂付近に出ると急に強風というか暴風に変わる。

▲9:15 三ツ石山山頂
とりあえず、登頂。 お疲れさんでした。
今日は何時になく短い「山頂滞在時間」である。
(5分も持たず...) 直ぐに下山開始。


晴れていれば岩手山、八幡平、秋田駒ヶ岳など、四方八方の山並みが楽しめるのだが...

山頂を離れると風も直ぐに弱まる。
強風は山頂付近のみだった。

しかし、三ツ石山荘に戻る頃には空が明るくなってきた。
登ってきた時よりも、大分霧が晴れていた。


三ツ石山荘から賑わいの声が聞こえていた。
山荘へ戻り確認すると、小屋の外壁のペンキ塗り作業が行われていた。
作業、ご苦労様です。


作業を見送って、もと来た道を下山する。
帰りには、K氏が三ツ石山荘付近の水場の水をお土産に持ち帰っていた。

次第に雨が降ってきた。
まあ、小ぶりだったが...
それでもまだ10時台、多くの登山者とすれ違いながら下山したのである。

▲10:55 登山口
今日は三ツ石山荘も休憩中の登山者で混んでいたので、ランチもコーヒーもお預けで下山した。

こんなに早く下山するのも、なかなかないな。
登山靴を脱いでサンダルへチェンジ。
早速向かったのは網張温泉の日帰り館。 (一般=600円)

イイ湯だった。

温泉の後はグルメなお店に立ち寄りながら帰宅する。

プラス1のカレーパンを購入し、「松ぼっくり」ではなく、雫石町内の別なお店でジェラードを頂く。
選択したジェーラードは「どぶろく」。
甘酒っぽくてとても美味かった!

ちなみに、三ツ石山の山スキー記事はこちら。
2014/01/18 三ツ石山-山スキー (網張スキー場から)


ではまた!
Posted at 2014/07/19 09:03:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 登山 | 日記

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