先日開催されていたカーリングの日本選手権のテレビ中継が目に入る都度に気になることがあった。それは、カーリングハウスと呼ばれる、ストーンを投げ入れるターゲットとなる円のデザインのことだ。
1950年代後半から1960年代中頃にモッズ(Mods)と呼ばれるライフスタイルが、イギリスのロンドン近郊の若者たちの間で流行した。モッズの代表的なファッションといえば、細身のスーツにミリタリーコートを羽織りベスパに乗るというイメージだ。
そのモッズのムーブメントのロゴとして使われたのが、イギリス空軍のラウンデル(円を基調としたマーク)だ。ターゲットマークとも呼ばれているが、そのデザインがカーリングハウスにかなり似ている。
モッズの映画として有名な「さらば青春の光 (原題:Quadrophenia)」のDVDのジャケットにも、このターゲットマークが書かれている。
モッズで人気のあった代表的なバンドといえばThe Whoだ。以下の写真でドラマーのキース・ムーンが着ているのもターゲットマークだ。またバンド名とマークを組み合わせたものもよく使われている。この頃のThe Whoの音は私のお気に入りだったりする。
よって、ニュースでカーリングのネタが流れるたびに、モッズのマークだとニヤニヤしていた。
イギリス空軍のラウンデルとカーリングハウス、どちらが昔からあるものかわからないが、ちょっと気になるとこである。
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Posted at
2025/02/11 00:48:05