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BYD、日本市場に軽EV 2026年にも投入 (日刊自動車新聞)
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中国大手BYD、日本に軽EV投入へ 250万円程度でチャデモ対応(朝日新聞)
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テスラに打ち勝つ自動車メーカー、中国BYDについて知っておくべきこと - CNN
BYDは中国のナンバーワンの自動車メーカーだ。2024年の売上高は前年比29%増の1070億ドル(約16兆円)、ハイブリッドを含む販売台数は427万台だった。EVで最重要部品となるバッテリーやモーターなどを内製化しており、現在最も勢いのある自動車メーカーといっても過言ではない。
ただし、現状では大半は中国国内向けで、中国以外は10%のみとのこと。日本でもディーラー網を整備し、TVCFなどで認知度向上を図っているが、グローバル市場ではまだまだこれからということなんだろう。
そんなBYDが、日本独自の軽規格に適合したEVを2026年に日本で発売するとの報道があった。充電についても日本独自の規格「チャデモ」に対応させるとのこと。既に設計段階は終えているそうだ。
特定の国専用に車両を設計することはBYDにとっては初めての試みのようで、日本市場に食い込みたいという強い意気込みがひしひしと感じられる。これがトリガーになって、軽EV市場が一気に活性化する可能性もあるだろう。
現在発売中の軽EVは、
日産 サクラ、
三菱 eKクロス EV、
ホンダ N-VAN e:のみで、スズキとダイハツは未発売だ。また、外資の自動車メーカーによる軽自動車といえば、2001年に発売された「
スマートK」が過去にあったが、専用設計して参入するのは初めてのことだろう。
BYDのラインナップで現在最もコンパクトな車は
シーガルで、全長3780mm×全幅1715mm ×全高1540mmとなっている。軽自動車規格は「全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下、排気量660cc以下」なので、それからさらに一回り小さいサイズになる。
国産メーカーは金城湯池の軽自動車市場を守り切ることができるだろうか。どんな仕様のEVが発売されるかとても興味深い。
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Posted at
2025/04/23 14:17:43