先週の土曜日に久々にライブに行った。ライブに行ったのは、2002年10月のオアシスの大阪城ホール以来なので、23年ぶりだ。
今回観に行ったライブは、
大江慎也のバンドで、京都のライブハウス
磔磔(たくたく)で開催されたものだ。
大江さんは以前は
ルースターズというバンドのリーダーをしており、私は18歳の1980年からルースターズの大ファンなのだ。もちろん今でも聞くし、大江さん時代の曲はほぼ全曲歌える。
そんな大江さんを前回観たのはルースターズ時代の1981年12月で、場所も今回と同じ磔磔だった。私は当時まだ19歳で、現在63歳の私が大江さんを見るのは44年ぶりなのだ。
ライブが始まると、次々と昔から親しんできたルースターズ時代の曲が流れてきたが、ステージを見ていると、当時のことやこの間に起こったことがあふれ出てきて、途中から涙が止まらなくなり、困った。
前回と今回のライブの44年の間に、私はなんとか大学を卒業し、それから就職、結婚、転職、子育て、両親との別れを経て、いつの間に60才を超えた。大きな波乱はなかったけど、まぁいろいろあったわけだ。
ステージに立つ大江さんも、精神的不調によるルースターズの脱退から療養生活を経て、音楽活動の再開を果たすも、かなり波乱万丈な人生を過ごしている。
この日は歌詞は間違えるわ、呂律は回ってないわで、体調は必ずしも万全とはいえない感じだったが、そんなことはどうでもよかった。お互いが元気なうちにライブで再会できたことに感謝しかなかった。
※後列の左から2番目が大江さん
ライブの翌日、私はX(旧Twitter)で、京都駅で大江さんに出会ったという写真を見つけた。
投稿主は女性ミュージシャンなのだが、彼女は2000年頃に大阪のオフィスで机を並べて仕事していた元同僚!なのだ。私は彼女のXをフォローして、たまに動向をチェックしてたけど、まさかの組み合わせに今回ばかりは思わず連絡を入れてしまった(^^)
今ではSIONやウルフルケイスケのバンドメンバーとして活躍中の彼女だけど、過去に大江さんのバックで演奏したこともあるという。元同僚が長年の推しミュージシャンのバックで演奏したことがあるなんて、すごすぎるじゃないか。人生いろいろあるものだ。
大学の後輩に誘われて、観に行ったライブだったが、結局とても印象に残るものとなった。次回に磔磔でライブがあればまた駆けつける予定だ。元同僚の彼女にもいつか会えたらいいな。
こちらはルースターズの初期の名曲「恋をしようよ」。RCの「雨上がりの夜空に」にも衝撃を受けたが、こちらの方がインパクトが大きかった。今回はアンコールでやってました。
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Posted at
2025/05/25 12:48:11